こんにちは、しろです。
昨日アップしようとしていたこの感想、寝こけたせいで今日のアップになっちゃいました。
大学時代、レポートの締め切りが守れなくて、諦めた単位があったことを思い出しました。
これまで7thアルバム「rainboW」の感想を書いてきたのですが、
今日は「rainboW」初回盤Bに収録されている、ジャニーズWESTさんのソロ曲についてわたしの感想を。
「わかる〜!!」「お前の感想わからんわ〜!」どちらでもいいんですけど、なにか面白いなと思っていただければ。
ではどうぞ〜!
サラリーマンの父さん
もうね、これはダメです。
自分はごく一般のとくに裕福じゃない家庭に育ってきた人間なのですが、家族から愛されて育ったなということを大人になってとても感じています。
そして、それがいちばん自分が恵まれているところだと思っています。
普遍的な、でも愛と尊敬にあふれたこの歌詞が本当にわたしには刺さります。
重岡さんも、ふつうの人間で、だれかの息子なんだなあ。と当たり前のことを再認識しました。
それぐらい体温に塗れているこの歌。
ご家族への愛と感謝と、すこし歳をとったお父さまへのちょっとした寂しさ。
この体温をそのまま伝えられる重岡さんの声がジャニーズWESTの魅力だと思います。
「あなたの覚悟がこの僕」「生まれて死ぬまで 僕はあなたの子供だからな」
当たり前でスルーしがちだけど、その事実を言葉にされることで、さらに自分の境遇も考えさせられてダメでした。涙が溢れました。
わたしもそろそろ親孝行しなきゃな。
これを歌う重岡さんは、どんな顔するのかな。
それが見たくて仕方ないです。
「かなさんどー」
かなさんどーは、沖縄の方言で「愛している」。
「沖縄そのもの」と「愛する人」どちらに向けてでも聴こえるように作った、そう仰られていた桐山さんらしい愛の歌。
まあ最後のフレーズが不穏で、どうしてもわたしには悲しい愛の歌に聴こえてしまうのですが。
桐山さんの、温かくて、優しくて、いつでもみんなに安定と安心感を与えてくれるような人柄が出てるな〜と、全体を通して感じます。
あと沖縄への大きい愛も!(沖縄行きたいよねえ…)
全体的に沖縄っぽい三線と波音のサウンドが聴こえていて、そこに「い〜や〜さ〜さ〜」という掛け声がさらに沖縄っぽさを後押ししています。
桐山さんの愛に溢れた歌声が、この「沖縄っぽい」素朴な温かさを表現してくれています。
高くて澄んだ声もその歌詞の純粋さが表れているようで。
桐山さんが三線を弾きながら愛しいものを見る目をしてくれる場面が思い浮かんで仕方ないです。
はやく見た〜〜い!
"Pinocchio"
これは悲しいラブソング。
ちなみに考察はこちらから。
考察はバリバリに自信ないまま出しちゃってるのですが!
裏のストーリーは置いておいて、そんな仕掛けを抜きにしてもめちゃくちゃに好きです。
曲調としてはダークでジャジーなイメージ。
これも中学時代にボカロが好きだった現社会人としてはメチャクチャ刺さるんですよね。
ボカロの系譜を通っている曲もよく聴いてらっしゃる中間さんだからこそなのかも。
中間さんの声の甘さとこの曲調のギャップが生まれてそれも素敵です。
また、歌詞としては中間さんがストーリーテラーとして、このお話を読み聞かせているように感じました。
もともとの声質が甘くてノイズがなくて、読み聞かせがめちゃくちゃ合う。情報が入ってきやすい。
もうね、でもこれは中間さんの作られた小説と、練り上げられた演出込みでの曲だと思っているので。
今でもめちゃくちゃ好きなのにどれだけ好きにさせる気なんだ。
KNOCK OUT
神山さんの胸の奥底にある熱さを体現したラウドロック。
神山さん、かっっっっっこいい…………………。
これに尽きる。
自分だけの言葉として伝えられるからこそ神山智洋さんとしての生き方を歌詞にしたと言われていて、それを踏まえて聴いたら「神山さんの生き方ってかっこよすぎるな」しか浮かばないんですよ。
語尾が「〜すんな」「〜だぞ」とすこし強めの語気だったりするところも、神山さんの強い覚悟を感じられてただただ感心。
人間として尊敬できすぎる。
RAP部分がま〜〜〜たカッコいいんですよね。
母音が「eo」の単語でテンポよく積み上げられていくフロウ、気持ちよくてここばかり聴きなおしてしまうばかりです。
神山さんがお好きなKNOCK OUT MONKEYさんにアレンジしていただいたということもあり、「これぞ神山智洋!!」と語れる1曲になったんじゃないでしょうか。
天性のパフォーマーである神山さんがどういうパフォーマンスをされるのか楽しみで仕方ないです。(個人的にはこだわりのギターをかき鳴らしまくってほしい…!)
FLOWER OF LOVE
ALIさん編曲の、オシャレなインストゥルメンタルが印象的なジャジーなラブソング。
歌詞は「蜘蛛の糸」などをイメージした、悪い男が死ぬ間際に「愛している人にもう一度会いたい」と願っているさまを歌った歌です。
藤井さんに色男、さらに悪い男をやらせたらイカンでしょう………………最高……………。
この曲では藤井さんのRAPがめちゃくちゃ進化していてたまげました。
もうなんと表現したらいいのかわからない自分の至らなさが露呈してしまうのですが、いつもとは拍の取り方が違ったオッシャレ〜〜なもので。
仮歌を聴き込んでニュアンスなどを勉強したとおっしゃっておられましたが、こんな表現の仕方も学んじゃって藤井さんってどれだけ成長するの!?と驚いて仕方ありません。
藤井さんはジャニーズWESTのなかでも「美しい」という言葉が一番似合うと個人的に思っているのですが、藤井さんのことをよく知っておられるLEOさんだからこそ表現できた、危ういからこそ美しい花のような儚さがある曲だな、と感じます。
美しい舞台が用意されて、そのなかで歌い踊る美しい藤井さん。
そんな光景を想像してしまいます。
やさしいひと
こ〜〜〜れもダメです。
濵田さんが、亡くなられたご自身のおばあさまのことをイメージして製作された曲。
「やさしいひと」が「僕もなれるのかな」「やさしいひとに」と歌うところが濵田さんのすごいところ。
どれだけの愛と優しさをおばあさまからもらっていたのかな、と想像すると寂しさと心の温かさを感じます。
アイドルという道を選んだ孫に、やさしくてかわいくて強くてブレない姿を見せ続けたおばあさまも、その姿を「贈り物」として受け取っている濵田さんも、人として大切だけどなかなか伝えにくい愛を受け渡し合っていて、すごいなあと感動します。
気恥ずかしくてわたしにはできていないことが多くて、私の人間としてのステージが低いことを思い知らされるというか。
「もらったものを返したい」「あげたもののお礼はいらない」なんて特に。
だってわたしそんなことまだ思えないよ〜!!!人間として程度が低すぎる!!!
曲調もそんな温かさを感じられるものとなっていて、じんわりと胸に広がっていくようなメロディーがこの切なさと温かさをより伝えてくれているような気がします。
濵田さんの解像度がわたしのなかで低かったんですが、この曲で濵田さんって改めて「やさしいひと」だなと感じました。
BUSY
小瀧さんが「長年温めてきた」というセクシーなEDM。
これも翻訳を諦めてしまったところがあって、和訳をされているものを読ませていただいたのですが、これ、エッッッッチすぎん…????
これ、意味わかってから小瀧さんのパフォーマンス見たら爆発四散しませんか…???
すみませんでした。
この曲は6年温めたとおっしゃっていた気がするのですが。
デビューすぐの小瀧さんでは醸し出せないものが確実にある、大人だけど大人になりきれない24歳の小瀧さんだからこそ表現できるものがあると思っています。
小瀧さんの声が甘くて甘くて仕方ないので、その甘さと色気がマッチしていてそこも魅力。
小瀧さんの濡れたような甘い声は、ジャニーズWESTの色気の代名詞となっていると感じています。
最年少が色気で引っ張るの、最高。
この曲は「小瀧さんのダンスと吐息があってこそだよね!」となるような気がしますね。あ〜〜たのしみ!!
7人、7色まったく違った曲たち。
個性が被らず、お互いを補い合うジャニーズWESTの多様性と才能を改めて感じる一枚です。
わたしは2次元アイドルが一番最初にリリースする、自己紹介のようなキャラソンが一番好きなのですが(そのキャラクターのパーソナリティというものが塊で入れられていると感じるので)、それと同じようなイメージを持ちました。
ユニット曲も組み合わせやジャンル等を考えて関係性を想像することができるのでメチャクチャに好きなのですが、ソロ曲も個性大爆発でイイ。
これから定期的にお願いします。
この21曲、軸はしっかりと通しながらも全く同じイメージの曲がなく、だれでもどれかに絶対刺さると確信ができるようなアルバムに仕上がっていると思います。
どうか、7人の7枚目のアルバムが、七色の曲たちが、虹をかけて日本中の人に届きますように。
読んでご感想等ございましたら、マシュマロやお題箱にメッセージお願いいたします。
なにか来たらわたしが小躍りします。
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— しろ (@shiroj_un) 2021年3月17日
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— しろ (@shiroj_un) 2021年3月16日
ではまたいつか〜!