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うっかりジャニオタになってしまった2〜2.5次元のおたくが騒いでいる日記です

WEST.の三重構造ギャップ -デビュー10周年によせて

 

WEST.さん、デビュー10周年おめでとう。

本当におめでとうございます。

 

 

 

こんにちは、しろです。

 

想いが溢れて挨拶が遅れました。

 

富士急ハイランドに行ってからへとへとになって働いて、そしてへとへとのまま実家に帰省しています。

同じようなWEST.のファンの皆様がたくさんいらっしゃったのにも、そしてコラボをしていただいたのにも感動して、とってもいい旅でした。

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読んでるかはわからんけど、一緒に行ってくれたいこか姉さんありがとう。

 

 

さて、「デビュー10周年のお祝い、どないしよう!?」と思っていたのですが、やっぱり私といえば「WEST.のことが好きなのはわかるけど、なんかようわからん小難しいことを書く」だと思っていますし、それが自分自身も大好きなので(わかりやすくなってほしい限りではあるけど)、今回もそうしようと思います。

 

みなさまもいつも読んでくださってありがとうございます。

 

 

私は、WEST.の魅力の大きな部分として「ギャップ」があると思っています。

そしてその「ギャップ」にも3段階あるのでは?と考えました。

その魅力を自分なりに解釈したので、皆様の「好き」をより自分で理解できるように、そしてしろ自身も理解できるように、ここでは書いていきます。

 

では早速、よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

ギャップ1段階目

 

「関西の面白いお兄ちゃん」

    ↓

「仲のいいスキルフル集団」

 

 

今現在ファンの方達で、ファンになる以前、彼ら7人のことを「関西出身」「面白い」「ええじゃないかの人たち」と思っていた方が多いのではないでしょうか。

かくいう私もそうです。

(こんなのもありましたし)TFT

 

彼らのその明るさは、大きな一つの魅力でもあり、ある意味わかりやすいセールスポイントのようなものでもあります。

 

しかし、WEST.のパフォーマンスを体感すると見えてくるのは、彼らのスキルです。

 

アイドルなんだから歌って踊れるのが当たり前、かもしれません。

でも、それがけっこう難しいということを、私たちはさまざまなアイドルを見て実感してきたと思います。

 

そんなダンスと歌を、どちらもしっかりと魅せられるのがWEST.だと思います。

 

 

ダンスについて、私は専門外なのですべてふわっとした話をさせていただくのですが、「みんなこんな上手なの!?」が私の最初の印象でした。

 

彼らの親しみやすいイメージからは少し離れて、ダンサブルな曲では7人全員が個性と雰囲気を持って踊りきる、そしてそれがグループとしての個性を出している。

神山さんというダンサー(彼の場合はもはやアーティストなのですが)をはじめ、事務所入所以前からのダンス経験者の桐山さんや藤井さんはとてもわかりやすくてかっこいい踊り方ですし、そのほかのメンバーも基本的に身体能力が高いうえに経験値があるので、激しい振り付けにもついていくマインドを持っています。

 

LIVE TOUR 2023「POWER」のメイキングで神山さんが仰っていた「俺たち踊れるんやから、踊らなあかん」(意訳)という言葉が、個人的にはとても印象的なのですが、本当にそうで、メンバーがほぼ30歳以上になった今でもダンスのキレは衰えていないどころか、表現力で過去よりも上回っているようにさえ思います。

 

 

 



 

そして歌について。

 

彼らの歌唱力はもともとそんなに低くはなかったと思っています。

この考えに至ったのは、リアルタイムでライブなどに参加していない私にとっては、過去の歌番組等を見た際にでいわゆる「被せ」が少ない、あるいはないことが多かったためです。

しかし、10周年を迎えた今、生のパフォーマンスで彼ら「全員」の歌唱力、そしてメッセージの訴求力を実感できるようになったのは、とてつもない成長とグループの進化の過程によるものだと思います。

 

正直、過去のメンバー全員を見てみると、「平均以上」はできるけど、そこまで「歌」で売ってきたようなグループではなかったと思います。

彼らのデビュー初期には「関西色」や「楽しさ」、「かっこよさ」を売りにしてきているシングルやアルバムリード曲が多かったと見受けられることもこの要因となっています。

 

実際、私がファンではない頃にパフォーマンスを拝見した、2020年5月の「CDTVライブライブ!!」で披露した「証拠」では、正直「とにかく熱いな〜」としか思いませんでした。

被せなし、コロナでの自粛明け、フルでの初披露、さまざまな条件が重なっていましたが、まだまだピッチも甘いメンバーが多く、正直「顔と勢いで歌っている」と個人的に思っていました。

 

でも、この「証拠」が、歌について考える大きなターニングポイントになったのではないか?と私は考えています。

 

歌でなにかメッセージを届けるのに、ノイズになるのはピッチの歪みです。

伝えたいことよりも、歌自体に気がとられてしまうからです。

 

「証拠」や「週刊うまくいく曜日」、「サムシング・ニュー」、このあたりのリリース曲は、メッセージ性が強く、ダンスやパフォーマンスよりも「届ける」ことが大切です。

だからこそ、メンバーたちも「歌」にフォーカスしてパフォーマンスのブラッシュアップをすることができたのでしょうし、だからこそ、私もこの辺りからひとりひとりのメンバーが「歌がうまくなった」と感じることがとても増えました。

 

ファンの中でもともと歌が上手いと言われていた、神山さん、桐山さん、濵田さんの3人はもちろん、よりピッチが合うようになってコーラスが気持ち良くなりましたし、小瀧さんの力強さ、藤井さんの高音帯、重岡さんのゆるやかな音のあげ方、中間さんのクセになる柔らかさ、ぜんぶを合わせて「WEST.って歌上手いよね」になっていったと考えています。

 

他にもバラエティスキルだとか演技力だとか、とにかくなんでもできる「アイドル」としての確固たるスキルがとてつもなくあるのがWEST.であり、そんなところが彼らのギャップとなっています。

 

 

 

ギャップ2段階目

 

「仲のいいスキルフル集団」

   ↓

「円滑なコミュニケーションができる社会人たち」

 

スキルに感動しながらもバラエティやWESTube(年内100万人登録を目指しています!登録お願いします!)を拝見していると、「この人たちけっこう大人だな?」と思うことが多々あります。

 

 

そう感じる理由の一点目としては、「報連相」が活発にできているというところがあります。

 

さまざまなインタビュー記事では「定期的にこの方向性でいいか」という7人やスタッフさんを含めた会議を行なっていると発言していたこともありますし、重岡さんの制作曲である「間違っちゃいない」の制作過程には「1対6の状況になった会議の後に、『しげは間違ってないで』と言ってもらった」(意訳)という話、ライブの際には藤井さんが6人へのプレゼンを行う、という話もあります。

 

報告や連絡はマネージャーさんやスタッフさんがしているとしても、相談という点で、7人全員の合意やコミュニケーションを怠らないからこそ、彼らは一緒に同じ方向を向けているのではないか?と思っています。

 

顕著だな、と思ったのは、「WEST.」への改名のお話です。

 

 

各々の個人仕事もあるなかで深夜や早朝に会議を行い、「誰かが引っ掛かるような名前なら考え直す」をモットーに、このグループ名が決まりました。

 

これまでさまざまなことを話し合ってきた10年のやりとりの積み重ねが、「全員が合意できる名前」を作ったのだと思います。

 

 

二点目は、「引き際を知っている」ところです。

 

彼らはメディアに出てエンタメをしている人間、しかもテレビという媒体に出ていることが多いので、もちろんメンバーを「イジる」ということもあります。

人によってその許容範囲も違うし、やる方の強さもあるし、「イジる」という行為はそれまでの信頼関係とその後のコミュニケーションが非常に大切なことです。

 

WEST.のメンバー内では、できるだけ怒るラインや不快にならない、バラエティになる範囲を見定めてコミュニケーションを取っているなと感じています。

それは、これまでの経験則で体感している範囲なのだと思います。

 

また、目に余る行動がある際にはメンバー同士で「やめときや」など注意したり怒ったり、自浄(?)作用があるように感じています。

例のYouTube

 

半沢直樹じゃありませんが、時折「やられたらやり返す」精神を感じる時もあり、それを気にせずに受け入れているような環境です。

 

「楽しい場を用意するために」「お互い様」みたいな雰囲気を感じることができる彼らは、子どもっぽいコミュニケーションに見えるかもしれませんが、とても大人だなと感じることができます。

 

 

 

ギャップ3段階目

 

「円滑なコミュニケーションができる社会人たち」

    ↓

「言葉では言い表せない深いつながりでできた関係」

 

 

社会人たち、と言いましたが、かといってビジネスライクな関係でもないのが彼らWEST.です。

 

2002年に入所して(←最初間違ってました、ご指摘ありがとうございます!)ずっと同じ道のりを辿ってきた桐山さんと濵田さんをはじめ、この7人のメンバーは約15〜20年超の付き合いで成り立っています。

 

小学校高学年や中学生の人格形成がなされていく時期からずっといっしょにいるメンバーたちのことを、最新のMGでは「家族でもあり、ライバルでもあり、友達でもある」「メンバーとしか言い表せない」と語っていました。

 

 

(これは買うべきだし、額縁に入れるべき雑誌)

 

 

上記のような言葉にすごく感動してしまった自分がいます。

なぜだろう?と考えたのですが、自分には「家族」「友達」というカテゴリーに当てはまる人間はいても、そのどれにも属さないグラデーションみたいな存在がいなくて。

だからこそ、彼らのその長年の努力や出会いや別れが培ってきた7人の絆のようなものがより希少価値が高いものに見えましたし、彼らたちをお互い「メンバー」たらしめているような気がしてとてもいいな〜!と、なんだかうらやましくなりました。

 

彼らがアイドルを選び続けたからこそ、こんな素敵な人たちで、そして同じように素敵な人たち囲まれているんだと思うと、ある意味「努力は人を裏切らない」のかもしれないな、と感じます。

 

アイドルなど、表舞台に出ている方のことを推す時に、私自身は「諸行無常」を念頭に置いています。

これは、「推せるうちに推しとけ」と「推しも人間だから変わる」を兼ね備えた考え方です。

 

ですが、自分たち自身のことを「素敵な腐れ縁」だとか、「たぶん一生付き合っていく」だとか、そんな素敵な希望に満ちた言葉で表してくれる彼らを見ていると、たとえアイドルじゃなくなったとしても、何十年か後に素敵なおじさんになって「ええじゃないか〜!」と歌い出してくれそうだな、と感じています。

 

そんな、不確定な希望を感じさせてくれる、唯一無二の「WEST.」という7人に出会えたことに本当に感謝しています。

 

 

 

最後に

 

さて、

関西の兄ちゃん→スキルフル集団→社会人→WEST.

という三重構造のギャップについて語ってみましたが、いかがでしたでしょうか。

 

知れば知るほど、「この人たちすごいな〜」と思えるWEST.さん。

これから20周年に向けて走り出すと思うのですが(気が早いかも)、そんな中でももっと感動する場面や尊敬できる箇所が増えていく気がしています。

 

そんな彼らを細く永くでもいいので、応援していけたらいいな。次の20周年でもこんなことを書けてたらいいな。

 

WEST.の7人に幸あれ!

10周年本当におめでとう!

 

 

 

 

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ではまたいつか〜!