こんにちは、しろです。
せーの!
\\ 中間淳太さん、35歳のお誕生日おめでとうございます!!!!!!! //
いや、本当に。
節目のお歳、30代も半ばに突入ですね。
私は32歳後半の中間さんからしかしっかりと追っていなくて、あなたのことを全然知りませんし、だからこそいっぱい知ろうとしていたりするのですが、なんだかあれから3歳もお年を召したなんて信じられないくらいずっと若々しくて、自分だけが歳をとっているような気分です。
私はあのときから20代半ばになり、胃もたれや身体のリカバリーの遅さ、そして肌の曲がり角を感じるようになってきました。
あなたのおかげでこんなにいっぱい、しかも長々と文章を書くようになって、今や72記事もブログを投稿しているそうです。
今回で73記事目です。ちなみに、今「呪術廻戦」の七海建人さんにハマっているのでそういう意味では運命を感じます。(このキャラクターの名前の由来が7:3なので)
ご存知ないと思うので、表紙になっている七海さんを貼っておきます。
とてもかっこいいです。その上元証券マンのエリートなので、私はあなたといいなんといい、頭がいい男性が好きなようです。
さて。
今回の記事は、私がこれまで読んできた雑誌(だいたい2008年ごろ〜現在までのごく一部のものです)で彼自身が語ってきた「自分のこと」や「ジャニーズWESTのこと」、その他のいろいろな発言の中で好きなものを100個集めて、その発言から、彼自身、そして彼の好きなところを自分なりに語るものとなっています。
勝手な解釈などを加えていることばかりで、みなさんの思う"中間淳太さん"とは違う解釈かもしれませんが、『私は彼のことをこう解釈して、だからこそ愛しているのですよ』ということを伝えたくて、そして、届くことはなくても、彼へ「あなたのこういうところが好きなのですよ」と資料付きでラブレターを贈るような、そんな気持ちで書こうと思っています。
長々と語ってしまいましたが、ぜひ楽しんでいただけますと幸いです。
中間淳太さんが考える"中間淳太"
私が彼のことを好きなのは、「精神が健やか」だからです。
最初は完全に見た目と中身のギャップから興味を持ち、そして2020年7月28日のメンカラメドレーで完全に「この人のことが好きになってしまったかもしれない」と衝撃を受けることになったのですが。
(↑詳しくはこちらで)
素直で嘘をつくことが嫌いで、きっちりしているけど適度に適当で、好きなものに全力で、そして自分の実力をしっかり認めた上でできないことはできないなりにがんばって、そしてそんなできない自分のことも含めて自分が好きだ、という気持ちを感じる。
それが私の考える、彼の健やかさです。
そんな彼のモットーは、
高校の同級生が要領いいやつばっかりで、仲間内でのモットーが「最小限の努力で成功する」だった(笑)。今こそそれを生かすタイミングだと思っています。
(2021年5月号「日経エンタテインメント!」)
です。
問題は、その「最小限の努力」。
TBS系「東大王」では漢字オセロや早押し問題で活躍することが多い彼ですが、事前に空き時間などを使って漢字の勉強やクイズに出そうな話題のリサーチをしっかりと行います。
そのために買ったノートについて報告したり、「RIDE ON TIME」で見せてくれたこともありましたね。
(↑3話の2:50ごろ〜)
最小限の努力って難しいんですよ。
手を抜き過ぎたら成功が訪れない。だから、努力する。
でも、時間は有限です。
彼のように不定期で難しいお仕事なら尚更。
しかし、そんな中でも空いている時間を使って効率的に、自分が活躍できる分野を勉強する。
そんな彼の地頭の良さを感じることができます。
ちなみにこれとは別の「座右の銘」は、
「死ぬこと以外かすり傷」
(2021年2月号 「Duet」)
です。
これは後述しますが、彼のこれまでの経験や思考法、元からの性格も相まって、こんな強気なメッセージを自分の座右の銘として堂々と発言できる、そんな彼の溢れ出る自信が本当に大好きです。
それとともに、でも、「かすり傷でも作ってほしくない」みたいなオタクの厄介なモンペ心も芽生えてしまって。
彼自身は反省してすでに前を向いている時でも、ファンである私が逆に考え込んでしまっていて、そしてまた逆に中間さんに元気をもらったりしていて、もうなんだか不思議な現象になったりしています。
彼のようになりたいと、強く思います。
さて、今度はそんな彼の性格について、彼自身が語った言葉を使って解釈していきます。
とにかく素直な性格
(今のモットーは?)素直でいること。ウソをつかない、そのままの自分でいることかな。
(2019年5月号「Wink UP」)
(メンバーの中でダン"トツ"一番だと思うことは?)素直さですかね。僕、オンとオフが全くないので。テレビに映っているところでも、ずっとこのままなんです。だから、一番自然体なんじゃないかと思います。
(2021年10月16日〜29日「TVLIFE」)
オンもオフもまったく同じ。意識的にそうしているわけじゃなくて、昔からそういう性格やねん。
(2022年6月号「POTATO」)
先程のモットーの話にも通じますが、彼はアイドルという、いわば自分自体を商売道具として、そして商材として使う職業に就いていますが、彼はその中でも「オンもオフもない、そのままの自分でいること」を大切にしています。
彼が嘘をつかずに表舞台に立っているということを、この「素直」という言葉で理解することができます。
そこが、彼のアイドルとしての行動すべてへの信頼感につながっています。
笑顔で過ごす秘訣を挙げるとするなら、日常でこれといったルールを決めないことかな。食べたいものを食べたい時間に食べる。自由気ままに過ごすだけで、心地よい環境になっていくし、無理せずに笑顔でいられるようになる。自分の感情に素直に生きる、がモットーです。
(2021年4月号「BAILA」)
素直に生きているおかげで、夜中にポテトチップスを3袋食べていたり、自分のやりたいように過ごしている模様。(まあそれでメンバーからけっこう真剣に心配されているのですが…)
「罪悪感があって食べてるストレスで肌荒れるんやと思う」「好きな時間に好きなものを食べる生活にしてから肌の調子が良くなった」とも2021年の「bayじゃないか」でおっしゃっていたので、そうやってやりたいように生きることが彼にとって、結局は快適かつ合理的なのだと思います。
私は食べたい時に食べたいものを食べたりしてストレスフリーに生きていたら8kg太ったので、彼の生き方はできないな…と感じているのですが、そんな生活をしても太ったりしないのが、さすが「スーパースター」を自称するだけあるな、と感じました。
ちなみに私はあと2kgで体重がやっと戻ります。ダイエットって難し過ぎ…
彼は日本と台湾のハーフです。(彼自身が「ハーフ」という呼び方が好きだという記事を見たので、あえてこう呼ばせていただきます)
人格が形成されていく少年期を日本だけではなく台湾という異国の環境で過ごしたのもあり、ジャニーズ事務所に入った当時は馴染めなかったという話もあります。
そんな彼は、「自分の意見をしっかりと伝える」、竹を割ったような性格だとも言えます。
以下は、先輩後輩関係なく忖度せず、なんでも口に出して意見する自分自身について語られた文章です。
性格は素直。自分でも思うし、人からも言われます。台湾で育ったのもあるかもしれないけど、日本で言う"本音と建て前"が苦手。感情が顔に出るし、先輩・後輩関係なく、思ったことがあったら言うタイプ。
(2021年6月号「月刊TVガイド」)
(自分の正義感は何%?という質問に対して)100%じゃない?だからこそ生きづらいっていうのはあるけどね。先輩や目上の方に対しても「その意見、ちょっと違いませんか」って言うこともある。言わないとモヤモヤするし、相手にとってもよくないと思うから。
(2020年6月号「WinkUP」)
俺の中でブレないのは、へんな忖度をしないこととウソをつかないこと。先輩に気はつかうけど自分の意見をきちんと言うし、後輩には気をつかわせない空気を作ってる。
(2020年10月号「Myojo」)
「後輩には気をつかわせない」については、(ドリアイイエローの動画…どうかな…)と思ったりもしますが(みんな礼儀正しいだけだよね)、先輩や目上のスタッフさんにも自分の意見を伝えているのは、「ヒルナンデス!」の企画を提案していたりする実績からも伺えます。
反論するだけでなく、自分の意見がはっきりと浮かぶという、そのいわば「自意識への気づき」についても尊敬しているのですが、それについては、
(自分の意見を持てるようになるにはどうしたらいいのか?)「人といっぱい話すことじゃないかな。言わないほうがいいかなと思うことも『個人的にはこういう考えを持っている』と柔らかく言ってみたり、自分から発信をすることが大事です。」
(2022年3月16日「毎日小学生新聞」)
と語ります。
人と話すのも好きで、明るい性格の中間さんだからこその答えだと思います。
自分だけで抱えている小さなもやもやも、人に話すだけでそれが言語化できたりする時は自分にもあるので、とても共感できる答えです。
そこまでコミュニケーションが好きではない自分とは違って、そんな、よりよくするためのコミュニケーションを誰とでも欠かさない点が、尊敬すべき人だなと思う一因です。
私みたいなファンにも彼は目を向けてくれていて、
僕の強みは、思ったことをはっきりと言える性格。Oggiの連載やほかの仕事で僕が発信する言葉をきっかけに、「この人、こう思っているんや。私はこうやけどな」って自分の考えに気づいてくれる人がいたら、この仕事をやっている意味があるのかなと思います。
(2019年9月号「Oggi」)
と語る通り、彼がニュース番組やラジオ、そしてこのような雑誌で意見を発信することで、私たちにコミュニケーションの機会を与えてくれている。
そう考えれば、とても幸せです。
無難なことしか言わん、そんなの僕は格好いいとは思わない。自分の意見を伝えることも大事です。
(2022年5月13日「読売中高生新聞」)
大事にしているのは、誰に対しても心をオープンでいること。もともとそうやけど、一回でも仕事したら仲間やと思ってる。本音で話すことで物事がスムーズに運びやすいし、そこから新しいものが生まれることもある。
(2022年3月16日「anan」)
どんな仕事相手とでも、自分の意見を素直に伝え、その相手の意見を受け入れてまた返す。
いろんな意見が出てくる彼とコミュニケーションを重ねるのは楽しいでしょうし、だからこそ、次の機会があったり、別の番組に呼ばれたり、そうやって縁を繋いだ結果が今の仕事量なのだと感じています。
彼が嘘をついておらず、常に自然体で表舞台に出てもギャップがない、という点でもお仕事先から信頼されているのかもしれないと推測しているのですが、それについてはこんなお話があります。
僕がいちばん大切にしていることは、嘘をつかないこと。求められて応えようと頑張った結果、できずに悔しい思いをしたことがあるから。
(2019年9月号「Oggi」)
がんばってもできなかった過去があるから。
だから、嘘をつかない。自然体でいる。無理はしない。
この仕事を好きでいるために。
以下は、これについて詳しく語っている一文です。
バラエティー番組で「切れキャラ」をやってください、と言われてそれこそ生真面目に怒ってばかりいたんです。収録後、なんか自分でも嫌なヤツになったみたいで落ち込みました。それで関ジャニ∞の村上君に相談したんです。「それはできひんことを無理にやろうとするからや」と言われ、それからスタッフさんにも素直に番組内でのキャラ作りを相談できるようになり、信頼関係も生まれました。
(2021年3月13日「日刊スポーツ」)
先輩のアドバイスもあって、「それはできません」ってこともスタッフさんに正直に話すようになってから、仕事がうまくいくようになったんです。
(2021年5月号「日経エンタテインメント!」)
村上さんに言われた「できひんことを無理にやろうとするから」落ち込むんや、という言葉。
素直に自分のできること、できないことを伝えることは、本当に大切で、それに気づけた上にしっかりとその「できないことを言う勇気」があることが尊敬する点です。
自分も社会人をやっていて、キャパオーバーのときがあったりします。
そこにまたプラスして仕事を持ってこられて、自分を過信して、「無理です」と言えるのが遅くなってしまって結局また周囲に迷惑をかけてしまう、ということをやってしまうことが今でもときどきあります。
不要なプライドなんて捨てて、それをできない自分を想像して認めてあげられる彼は、本当にすごいです。
しかし、そうやって自分を認められるのは、彼が仕事では「常に全力を出し切っている」と胸を張って言えるからです。
ひとつ言えるのは、一瞬一瞬できることは全部やりきったということ。100%出しきってきた自信があります。だからこそ、できない自分も今の実力だって認めなきゃいけない。
(2018年11月号「Oggi」)
(最新のライバルは?)プレッシャー。少しでも軽減するために全力でやることが大事。失敗しても、これが自分の実力なんやってあきらめられるから。
(2020年9月号「Myojo」)
(いつもポジティブになったきっかけは?)デビューしてちょっとしてから、結果よりも過程を大切にするようになった。自分のベストを出してダメなら、それはもう仕方ないって考え。反省はするけどね。
(2022年7月号「Myojo」)
そのとき全力でやりきった過程をしっかりと覚えているから、その時点でできない自分も認められる。
今、夢がある人は、その夢に向かってとことんがんばったほうがいい!最終的にダメだったり別の夢に変わったとしても、がんばったっていう過程は絶対に裏切らへんから自信に繋がるはず。
(2021年8月号「Myojo」)
こうやって人にも言える彼は、本当にその時点での全力をいつでも出してくれているのだな、と実感できます。かっこいい姿も、バラエティをしている姿もいつでも私たちを不満に思わせたことはなくて、そんな彼だから好きになったというところもあります。
さまざまな点から彼はわかりやすくしっかりと筋が通っていて、合理的に自分が一番活躍できる思考法を自然としていると思います。
やはりこの思考傾向を一言にして本当に簡潔に表すとすれば、「素直」になるのでしょう。
鋼のメンタル切り替え論
彼といえば、「強メンタル」。
いじられても、運動ができなくても、怖がらされてビビらされても、なんなら言葉尻を取られて炎上しても何をされても全く屈しない、誇り高い、いわば「黄金の精神」。
彼自身もそんな自分のことを誇りに思っていて、だからこそ彼のことを手放しで応援することができます。
(ここだけは"WESTイチ"です!)メンタルの強さやな。まえは普通やったけど、30過ぎてから毎日が楽しくなってきて、うしろ向きになってたらもったいないなって思うようになってん。だから今は人から何を言われても平気やし、失敗しても、反省はするけどヘコみはしない。なんならオレ、ネットで炎上してもその炎で暖が取れる人間かもしれない(笑)。
(2021年11月「WinkUP」)
こちらの精神がもたない(マジで)(本当に)のでできるだけ炎上はやめてほしいのですが、それも彼が意図する意味とは少し違って解釈されていたりすることからのものだったりします。
彼の言葉のキャッチーさ、わかりやすくしようとした結果が、炎上につながっていることも多いと思います。
キャッチーな言葉選び、そのひとつひとつのワードセンスが好きなので変わってほしくはないですし、その失敗を「一旦反省して気持ちを切り替えることができる」と言い切ることができる、いや、自分に言い聞かせているところもあるのかもしれませんが、そうやって伝えてくれていると、ファンの勝手な心配心が和らぎます。
自分が強いって示してくれてありがとうございます。
だからこそ安心して応援することができます。
俺はたぶんジャニーズでいちばんの鋼のメンタルやで。どんだけイジられようが絶対にヘコまんもん。それに、そういう俺を好きで応援してくれてる方たちがいる。
(2021年11月号「Myojo」)
イジられてぷんぷんしている中間さんも好きだし、そんな彼を見ているときの楽しさはありますが、ときどき心配になることもあったりします。
それでも、やられたらわかりやすくやり返している様を見せてくれたり、全く彼のメンタルに応えておらず、ケロッとした姿を見せてくれているところもファンの安心ポイントです。
そんな彼がメンタルを強くしたのは、ジャニーさんのおかげだと言います。
ジャニーさんの「YOUやっちゃいなよ」はすごい言葉やなって。意味的には「してみよう」やけど、言われたらどんなことでも挑戦する(笑)。おかげでメンタルが強くなったし、度胸もついた。当時はめちゃくちゃやなと思ったけど、今思うと感謝やで。
(2020年10月号「POTATO」)
関ジャニ∞が抜けた後の関西ジャニーズJr.。
中心にいたのは、B.A.D.だったのではないかな、と当時のライブ映像などを見ながら考えていました。(違ったら教えてくださいね)
まだそこまで歴が長くない子たちがグループとして抜擢されて前に出てくる凄さ、それにも増すプレッシャー。
ライブの直前でバックにつくことが決まったり、コントをしたり、先輩のライブでMCを任されたり、いろんな困難があったと思います。
そんな中でも、ジャニーさんが「YOUやっちゃいなよ」って言って鼓舞することで「どうにかやってみるしかないんか〜」と諦め半分、そしてやけくそ根性半分でやり切る。
こうやって彼のメンタル、思い切りの良さは培われていったのだと思うと、ジャニーさんのように無茶苦茶でも「見てくれている人がいる」という意識があるのは大事だな、と感じます。
また、
自分の弱いところを出すのって、大事やで。それが結局は自分の力になって、Jr.での活動がより楽しくなると思う。俺は運動についてイジられてるけど、どうがんばってもカッコよくできひんかったからさ。イジられてもしゃーないなって。それがまわりにウケて、エンタメになるんやと気づいたから、何を言われても全然ツラくないな。運動がニガテなんも俺の一面やしね。弱みを出すとイジられることが増えるかもしれないけど、そのぶんメンタルが強くなるよ。
(2021年11月号「Myojo」)
これは、Travis Japanの川島如恵留さんに贈った言葉。
川島さんも球技が苦手だったりするそうですが(アクロもめちゃくちゃすごいし意外でした)、そんな彼に「弱いところを出すことが大事」と話す彼に、逆に強さを感じます。
先述した「できないことを言う勇気」がさらなるアイデアになって、それが新しいエンタメになっていく。
「アイドルとしての自分」というコンテンツを売っている彼らだからこその弱さの乗り越え方だと思います。
そんな弱さまで強さに変える彼が本当にかっこいいです。
人生楽しいほうがいいよ。悩むこともあるだろうけど、クヨクヨしててもしょうがない。本当に大切なことは別やけど、人の意見なんて"ある程度"聞くくらいでちょうどいいよ。
(2021年2月号「月刊ザテレビジョン」)
人生、よいときもあれば悪いときもある。基本、僕は"HAPPYボーイ"だから(笑)、切り替えは得意かもしれません。いろんな波が押し寄せてきたとしても、受け流せるタフさを持っています。
(2021年4月号「BAILA」)
また、全てを受け止めない強さも持っています。
自分軸がある人だからこその強さだと思いますが、そんな「自分を見失わない」、そしてマイペースに生きていけるのは、下のような考え方があるからだと思います。
30歳を超えてから、考え方がガラッと変わった。まえはとにかく仕事第一で、何事にもガツガツしてたけど、最近はプライベートの充実も大事やなって気づいた。読書したり、年に一度の海外旅行に行ったり。趣味の時間を充実させることによって気持ちの余裕も生まれるし、違う視点で物事を見られることに気づいたね。まえはほんまにキャパオーバーやったなって、今になるとわかるよ。
(2020年12月「WinkUP」)
「アイドルではない自分」も大切にする。
だからこそ、キャパオーバーにならずにマイペースにアイドルをやり切ることができる。
そして、そうやって自分の好きなことをしている彼を見ているのもファンはとっても嬉しい。
いい循環で、彼がこれからも持ち前の「鋼のメンタル」を発揮し続けてアイドルを健全に健康に続けてくれますように、そう願わざるを得ません。
彼自身の夢
ジャニーズWESTとしての夢や目標は後述するとして、彼自身としての夢もいろんなところで話されています。
まずひとつ。「だれかの人生を変えるきっかけになりたい」。
誰かの人生を変える存在、ツールになりたいって想いが強いんです。ニュースをわからんコにわかりやすく説明して、その人の視野が広がったり、新しい考え方が生まれたたり、そういうふうになっていきたい
(2018年7月号「Myojo」)
ファンの人にとって活力であると同時に、人生が変わるきっかけでありたいと思います。
(2021年5月1日「読売新聞」)
僕にとってファンの方は一緒に人生をより楽しくしようよというチームメイト。なので、僕の頑張りによって、誰かが夢を追う一つのきっかけになったり、その人の人生がより豊かになればいいよね
(2021年5月号「with」)
目標は、僕を見てこう言う仕事をしたいと思ってもらえる人間になること。
(2018年10月号「Oggi」)
なんて素晴らしい 泣ける。
彼がいろんなジャンルの番組に出ることによって、ファンにもいろんな知識をつけてほしい、それが世間を知るきっかけになってほしい。
それだけではなく、自分の活動がファンの精神にも経済活動にも多大な影響を与えることも知っているし、だからこそ、「その人の人生を変えるきっかけとなる」というとてつもなく大きくてポジティブな影響を与えたいと感じていることがわかります。
ふたつめ、「自分の姿を見て、ファンの心を鼓舞したい、充実させたい」。
(スーパースターとしての心がけは?)売れたいって気持ちよりは、誰かの力になれますようにって意識してる。自分の姿を見た人の励みになれたらいいな。
(2022年7月号「Myojo」)
僕、自分のこと本質的にタレントに向いてないって思うんですけど、僕たちのファンには、人としてまちがったことをしてほしくないというか。一生懸命な人には、一生懸命向き合う人でいてほしいんです。僕たちのことを好きでいてくれるのはうれしい。でも、エラそうに聞こえたらゴメンですけど、ライブの一瞬だけじゃない。ファンの一瞬も一生も充実させる存在にWESTはなりたいんです。そのためなら、なんだってする。どんなことだって。
(2018年7月号「Myojo」)
元気、もらってるよ〜〜〜!
常に全力で、ありのままにさまざまな場でパフォーマンスする彼、テレビ番組だけではなくてライブでの愛と情緒に溢れた姿、過去のライブでのある意味新鮮な姿、全てが私たちファンの活力になって、そのときも、それからも「がんばろう」って思える、彼はそんな存在です。
そして、「好きなことをしているところをずっと見せていきたい」。
「好きなことをやっている時の顔がいい」って言ってもらえることが多いから、これからもその姿を見せ続けられたらいいな。
(2021年6月号「Duet」)
その好きなこと、のひとつである「ディズニー」について、次の章では彼自身の想いを見ていきたいと思います。
好きなもの:ディズニー
「推し」について中間さんが語る記事があったので、そちらから引用を。
僕にとってディズニーは生きる糧。どんなに多忙でも「次の休日にディズニーランドに行くから頑張ろう」と思えます。ディズニーの音楽を聴けば、テンションが上がります。きっと、コンサートまで仕事や勉強に励んだり、僕らの音楽で元気が出たりするファンの人と同じ。だから、ファンの頭の中に一番近い考えを持っていると自負しています。
(2021年5月1日「読売新聞」)
中間さんにとってのディズニーは、生きる糧。
私たちにとっての、ジャニーズWEST。
そう考えると「けっこうヤバめに愛注いでないか!?」と考える(重いオタク)のですが、実際にそうらしく、ディズニー作品はもちろん、ランドやシーのQライン(並び列)などにある細かい装飾の意味やバックグラウンドストーリーまで調べ尽くす、いわゆる「BGSオタ」。
クイズ番組や「ヒルナンデス!」ではその細かい知識を存分に活かしています。
また、彼がディズニーリゾートにロケに行っているさまは本当にイキイキしていて、見ているこちらまでその世界に引き込まれます。
最近は多忙で行けてなさそうなところが本当に可哀想でなりませんが、私たちのように映像や音楽でどうにか会いに行きたい気持ちを抑えているのか、と考えると愛おしくて仕方がありません。
また、番組のほかにもその知識やイマジネーションを活かしている部分があります。
それが、ライブなどの音楽活動です。
僕、グループの中では「きっかけを作る人」と言われていて、ライブのアイデアとか、アルバムをどう構成するか提案することが多いんですけど、アイデアに行き詰まったときは、パークに行ってヒントをもらっています。たとえば、東京ディズニーシーの「レイジングスピリッツ」で水の上から炎が上がるのを見て、ライブの演出に応用できないかと考えたり。
(2020年5月号「ディズニーファン」)
僕の場合は、クリエイティブの源はディズニーランドです。今までの曲や演出もディズニーからヒントを得ていることが多いですね。特にライブは、「非日常」というところが共通しているじゃないですか。煌びやかなステージ衣装も、普段は着ないですから。なにかを考える、生み出すとなれば僕はまず、ディズニーランドに行く。歩いているだけで色々と湧き出てくるんですよ。僕のすべてはディズニーランドに詰まっていますね。
(2022年7月「MG」)
「僕のすべてはディズニーランドに詰まっている」というほどの愛にまずは驚くのですが。
代表的なところでいうと、彼のソロ曲「"Pinocchio"」はディズニー作品「ピノキオ」から着想を得ているものです。
(↑"Pinocchio"好きすぎて書いたブログ)
この「"Pinocchio"」はリアルタイムでラジオを聞くことができ、東京ディズニーランドのパレード「ドリーミングアップ!」でのピノキオをイメージした演出があるということは聞いたことがあります。
そのほかにも、アルバム構成、ライブモチーフ、ライブの演出、ステージ衣装、彼に関わるさまざまなクリエイティブな活動、主にアーティスト活動に活用しているというお話。
どこなの〜!!教えて〜!!
次、作詞するなら?女性目線の歌詞で重たいラブバラードをつくりたい。
(2021年6月号「Oggi」)
過去の「じゅんだいありー」では、「アダルティーなアリス」「メンヘラな白雪姫」「計算高いシンデレラ」「愛に溺れる人魚姫」を描きたい、とおっしゃっていた彼が、これからどんなイマジネーションで冒険していくのか。
それがとっても私には楽しみです。
ちょっとしたことだけど好きなところ
ここは小休憩。
本当にちょっとしたことだけど好きなところをならべてみました。
まずは。
ほめてほしいの。ほめられて伸びるタイプやから(笑)
(2014年7月号「POTATO」)
実は褒めたら伸びるタイプ(自称)なところ。
メンバーからは散々イジられ、最年長なのに「幼稚園児みたい」「少年の心を持ってる」と言われていますが、肝心なときでのまとめ方やツッコミについてはやはり褒められています。
また、ニュース番組での切り込み方も専門家の先生や、一般の視聴者の方から誉めていただくことも多いです。
そんな褒められたことを伸ばしていくタイプな彼は、逆に
(ヤナギブソンさんが中間さんはツッコミが上手だと言っていたことを友近さんから聞いて)「もっとツッコミを磨いてこう」「もう一切ボケへんぞ!」と心に決めた(笑)。
(2020年11月「POTATO」)
と言っています。
2022年現在、ぜんぜんボケてますが、そういった言葉が彼の「得意」の力の源になっていることは明らかです。
また、この話も大好き。
(重岡さんから「若いよね」と言われ)そう。今は魔法かかってんねん。
(2020年11月「月刊TVfan」)
全く変わらずに美貌を保つ中間さん(2010年くらいから変わってなくない?)。
なんなら今の方が自分に合ったサロンやトレンドを取り入れた眉毛を作っているので美しさに磨きがかかっているのでは?と感じるほど。
そんな彼に「若いね」と言うと、「魔法がかかっているのでそれが解けるとシワシワになる」か、「身体の中に盛れるアプリを内蔵している」のどちらかが返ってくる話。
この人本当に「最初関西に馴染めなかった」って言ってた人か?と思うくらい、適当さの塩梅が関西人らしくてこのお話になるたびに今回はどっちだ!?とワクワクしてしまいます。
そして、このお話。
今までインドア派やと思ってたけど、断然アウトドア派やった。基本的に働いていたり、遊んだりしたい人やから、週に何本かレギュラー仕事があることがいかに自分にとってベストな環境やってことがあらためて気づけたね。
(2020年7月「WinkUP」)
例えば桐山さんならキャンプやDIY、濵田さんならバス釣り、藤井さんや小瀧さんはスノボーなど、「THE アウトドア」な趣味を持つメンバーも多いジャニーズWEST。
そんな中でも、小さい頃からジグソーパズルや絵本を読むのが好きだったという中間さんは、「自分はインドア人間やな」と思っていたのでしょう。
でも、「外に出ることそのもの」が彼にとってはストレス発散になるということに、コロナ禍で気づいたそうです。
なんとなく自宅でやるよりも外でやる方が捗る作業もありますし、それが彼にとっては毎日のブログ更新や勉強なのかもしれません。
中間さんの人となりに初めて触れたのはParavi版「パパジャニWEST」だったので、「この人は家でずっと暇潰せるタイプなのかな〜」と思っていたところもあり、意外だった一面です。
今となってよくよく考えると、「こんなハードな移動を毎月こなすなんて外大好き人間しかできないだろ…」と納得しています。
アイドルという非日常
まあとりあえず彼のデビュー当時のキャッチフレーズから見ていきましょうか。
(キャッチフレーズは)スルメアイドル
(2014年6月号「月刊TVガイド」)
いや、ちょっとおもろいやん。
それはさておき、確かに噛めば噛むほど、というか知れば知るほど「この人なんなんだ?」と驚かせてくれるのが中間淳太さんだと私は思っています。
最初は「綺麗な顔してるな〜」から、「案外真面目にコメントできるんだ」「なんかスーパースターとか言われてる」、「頑張ってるのにいじられてて可愛い」「めっちゃツッコむな」、「この人の作詞曲の癖、強すぎない?」「ダンスの無重力感すごすぎ」「声甘すぎ」、「この人なんでこんな要素持ってるんだ?」「2次元なら2キャラに分けてるだろ」etc…
ちなみに「イジり」についてはこんな発言も。
(2021年上半期の振り返りとして)個人的に感じてるのは、番組でイジられるようになったこと。素の自分を面白いと感じてもらえるようになったんやなって思うと、すごくうれしい。
(2021年8月7日〜13日「ザテレビジョン」)
多分、「リア突WEST」でのイジりだと思うのですが、彼の頑張っている姿がなんだかなぜかめちゃくちゃ面白くて、「高学歴で柔和なキャラのツッコミ」だけではなくて、彼ひとりでも面白いという、そんな一面をファン以外にも見せることができたのではないでしょうか。
ということで、彼の、噛めば噛むほど味が出る「スルメ」という自己分析は合っているし、第一印象とのギャップが大きいというイメージ戦略も成功していると言えます。
彼が、自分自身を「ありのままに」かつ、魅せるという難しいこの仕事をしているモチベーションのごく一部はこれ。
僕の夢が、いつのまにかみんなの夢になってくっていうか。こんなやりがいがあることってほかにないと思って
(2015年4月号「Myojo」)
自分もまわりの人も、健やかな人生を歩めたらいいですよね。そのためには『Rainbow Chaser』じゃないけど、好きなことは好きで、誇りを持ってやりつづけるほうがいいと思うし、気になることがあるんやったらすぐに動いたほうがいいと思う。
(2021年8月号「Myojo」)
「自分の夢がいろんな人の夢になる」「自分も含めて周囲が健やかな人生を歩む」
他人に大きな影響を与えられる職業が、アイドルだった。
先述していますが、「人生を変えるきっかけになりたい」など、ファンに何かできないかと考えながらアイドルをする彼は、とても献身的で、ファンとしてはすごく心に沁みてしまいます。
しかし、それだけではなくて、そんな「他人に大きな、そして良い影響を与えられるほんの一握りの存在である」自分自身のことも好きになってくれているんだろうな、と勝手に感じていて。
他人軸だけじゃなくて、自分自身のこともこの職業についてのモチベーションになっているのでは、と考えています。
そうじゃないと押し潰されそうな時があったと思うので、そうであれば良いなという願いも込めて。
また、後述しますが、メンバーの存在もとてつもなく大きいのだと思っています。
でも、一握りの存在になったからこその、少しネガティブな言葉が含まれる発言がときどきあります。
(デビューから5年で得たもの、失ったもの)毎日、メンバーとの笑顔の思い出が増えていく。ありがたい5年間やった。ただ、表に出る仕事が増えた分、自由を失いつつあることにちょっと怖さを感じてる。それ以上にこの仕事に魅力を感じているから、それでいいと思ってるけどな。
(2019年12月号「POTATO」)
人前に立つことが苦手で、この仕事は向いていないと思うこともあります。でもそのプレッシャーを超えるほど喜びが大きい。昔はひとつのミスも許されない、結果を残さなきゃとばかり考えて、できへんこともできると言ってしまうほど必死でした。だから今、仕事を楽しめているのは大きな変化。
(2018年10月号「Oggi」)
彼が言う"人前に立つことが苦手"は、もしかして「すべて自由にできないから、発言に制限がかかるから」ではないか、と考えます。
ニュース番組でも、ラジオでも、注目されればされるほど発言を切り抜いて叩かれたり、真意をわからない人が噂話をしたり、表に出る、ということはそんなリスクを取る行動です。
嘘をつかない彼にとって、「嘘は言えないけど制限がかけられている」という状況が苦しい時期もあったのかもしれません。今もそうなのかも。
でも、それを上回る楽しさ、魅力を見出しているからこそ続けている、と明言してくれているところに彼の信頼感が表れていると感じました。
個人的にはおじさんになってもおじいさんになってもどんな風貌になっているのか気になる人なので、表舞台に出続けてほしいです。もちろん無理にとは言いませんが。
また、アイドルの仕事は何もメディアへの露出だけではありません。
1年で主となる大きな仕事は、ライブツアーです。
そんなライブや音楽番組でのパフォーマンスについての発言を見ていきましょう。
曲のコンセプトに合わせて表情を変えてます。照れるメンバーもおるけど僕は平気。でも、"俺かっこいい"って酔ってるわけじゃなく、コンセプトを的確に表現したいから照れずにやるのがポリシー。
(2022年9月号「Oggi」)
ショーとして見せるような曲が好きなんです。僕はダンスがめっちゃ好きなので、ライブでのダンス曲は特別に高ぶるんです。楽曲の世界観に入り込んで、恥ずかしがらずに見せきりたい。
(2022年7月号「MG」)
(中間さんはビジネスあざとかわいいですか?と聞かれ)そうなんかな(笑)。ステージ上では曲を表現するひとつのパーツやと思ってるから。(編集部:プロ意識ですね)そう!求められることも多いです。『キミコイ』や『革新論理』とか世界観を見せたい曲はセンターに指名されることが多いかな。
(2021年9月号「Oggi」)
好き〜〜〜!
好きなんです、中間さんのパフォーマンスが。
一瞬一瞬だけじゃなくて、しなやかに流れて曲のストーリーみたいに動く身体が。
指先や細かい表情、パートじゃなくても動く口、首の動き、人一倍広げて沈み込む脚。
それを、彼自身がコンセプトや世界観に入り込んで「見せ切る」と言い切ってくれているのが、とても心強いです。
ダンスのスキルは私には全くわかりませんが、彼のその曲のストーリーを一緒に紡いでいくようなパフォーマンスを、彼自身も強みにしてくれていると知ってライブ映像などを見ると、また違った楽しみがあってとても良いです。
(ちょうど今日「キミコイ」見たのですが、最初の表情からの切り替えだけで「そういう設定ね!」とわかるところが本当〜〜に好きで、誰かわかって!)
ライブだけではなくて、ライブ後の話も少し。
オレな、ライブでファンのみんなから大歓声をもらったあと、家に帰って洗濯機を回すのがめっちゃ好きやねん。みんなにとってライブが日常を忘れる空間であるのと同じように、オレらにとっても特別な場所。ライブができることを当たり前やと思わないよう、日常生活を大切にしてるんだ。
(2021年4月号「Duet」)
最近のじゅんだいありーで「洗濯機回ってるのを見てる」みたいな投稿があったな〜って、思い出しました。
ライブは特別な場所で、自分にとって当たり前じゃないことを理解させるために、家事をしている時間を大切にする。
ライトが煌々と照らす真下で歌って踊って、耳元には大爆音が流れて、そして自分を見つけてさまざまに表情を変化させるファンたちがいて。確かにそんなの普通じゃないですよね。
でもそれがお仕事だから。
だからこそ日常を意識的に思い出して価値観をバグらせないように、必死に頑張っているのか、と考えると「アイドル」という職業は難しいな、と感じます。
彼にとってのグループ
中間淳太さんはJr.時代に「B.A.D.」、そしてデビュー後の今は「ジャニーズWEST」というグループに所属しています。
2つのグループを経験している中間さん。
彼の、B.A.D.のもう1人のメンバーである桐山さんへの気持ち、そして8年目を迎えたジャニーズWESTへの想いを、この章では紹介しようと思います。
まずは、関西ジャニーズJr.時代から約10年間支え合ってきた、桐山さんについての発言から。
B.A.D.のふたりの世界
とりあえずこれを。
(中間淳太にとって桐山照史は?)相棒。言葉がなくてもいちばん伝わるとてもいい相棒。
(2022年4月号「ポポロ」)
桐山さんは、「ヒルナンデス!」や「レコメン!」でも一緒に仕事をする仲間であり、そして、相棒です。しかも、とてもいい相棒。
気づかないだけで、いちばん合う人が、ずっと前からとなりにいたんですよね。デビューして、グループというかけがえないものができて、やっと気づけたというか。おたがいが、おたがいにないものを持ってるから最高の相方なんやって
(2018年7月号「Myojo」)
オレたちって、真逆やのにいいバランスなんやろうな。
(2021年5月号「Duet」)
趣味も見た目も得意なことも全然違う二人がグループになって、最初は困惑したと思います。
実際に(私は聞いていないのですが)ラジオなどでも、「ごくせん3」撮影による同居時代には喧嘩をしていたこともあった、と聞いたことがあります。
でも、正反対の2人だから足りないものを補い合ってバランスが取れて、そして長年の絆がその2人分の力を発揮させてくれる。
とても素敵な関係です。
長年2人でグループを組んでいたからこその発言もいっぱい。
(コンビ愛ジャニーズJr.部門2位になったことについて)今後も負けずに、ね。だってもうお互いのすべてをわかってますからね。しゃべらんでもええくらいやから
(2013年8月「WinkUP」)
(食の好みが似ているという話で)「これ照史、絶対好きだな」って所にすぐ連れて行けるよ。
(2021年4月24日〜5月14日「TVstation」)
照史も「オレは緊張せえへん」なんて言うけど、緊張すると唇をペロペロ舐めだすから、"あ、緊張してんねや"ってすぐわかる(笑)。
(2021年4月号「WinkUP」)
めっちゃ桐山担にマウント取ってくる。
そりゃあ長年隣にいる中間さんの方がわかるでしょうけど、そんな「すべてをわかってる」とか桐山さんの意外なところもちゃんと知ってますアピールとかもせんでもよろしいでしょうに。ってほどいっぱい出てきます。
しかし、桐山さんも中間担に「淳太くんはそうやろうなあ」「あれ、珍しい」など細かいマウントを取ってくるのでお互いさまですね。
それだけ一緒にいてお互いを見てきた証なので、これからもいろんなことをファンにも教えてください。私たちにもお裾分けして。
さて、デビューが決定し、2人から7人グループに変わった彼らに変わったところがあったのか。本人が感じているところはここです。
相方として本気で意識したのは、デビューが決定してからかな。デビュー前の活動時、自分だけ歌番組の先輩のバックにつく仕事に呼ばれへんかったこともあったりして、正直照史と一緒にデビューできることはないんやろな…って思ったりしててん。それがWESTとしてデビューできることが決まって、同志っていう気持ちが強くなって。デビュー後は、その気持ちがどんどん強くなっていった。今は心の底から『照史のことが大好き!』って言える。
(2019年10月号「WinkUP」)
デビューしていちばん関係性が変わったのが桐山です。彼がひとりで背負ってきた荷物をおろして頼ってくれるようになり、やっとほんまもんの仲間になれたんです。
(2019年4月号「Oggi」)
(5年前と変わったところ)涙もろくなったんじゃない?5年前にくらべて弱さを見せるようになった気がする。変わらないところは持ち前の明るさ!
(2019年5月号「WinkUP」)
7人の中でいわゆるグループを引っ張る存在になった2人。
MCの時も、ダンスポジションも、一番外のシンメ。
変化が訪れる中で悩むこともたくさんあったと思いますが、そんな場面で桐山さんが弱さを見せてくれるようになって、中間さん自身も自分たちにより深い信頼関係が築かれたと実感したのだと思います。
長年連れ添ってきた、心から「大好き!」って言える人と、他メンバーよりも多くのお仕事をしている。
その事実がとっても嬉しいです。
桐山さんについて、中間さんはこう言っています。
(桐山について)いつでもどこでも、誰よりも"アイドル"です!
(2021年5月号「with」)
歳下で先輩な桐山さんと出会って、もうすぐ20年。
彼のことを手放しで「アイドルだ」と語れる、そんな尊敬しあえる関係の人間が一緒に歩んでいく。
中間さんが得た、桐山照史さんとの縁。
ファンから見ても素晴らしくて、ずっと続いていってほしい縁です。
中間淳太さんにとっての「ジャニーズWEST」
2014年にデビューすることになったジャニーズWEST。
中間さんにとって、時期によって感じることは変わるかもしれませんが、このグループはどんな存在として捉えられているのか。
まず第一。
ジャニーズWESTは愛の溢れる人が集まったグループ。ひょっとしたら芸能人っぽさは足りないかもしれないけど、だれとでも距離を置かずに接することができて優しい。それが僕らの武器でもある。
(2019年9月号「Oggi」)
"愛の溢れる人が集まったグループ"。
後述することにも繋がりますが、彼らは愛に溢れていて、フレンドリーで、どこか近くにいるように感じてしまうというこの優しい親しみやすさがあります。
それが目指すグループ像にピッタリと合っている。
イメージ戦略と目標が明確に決まっている彼らの向く方向は同じで、だから強いと感じます。
そして第二。
「中間くんにとってジャニーズWESTとは?」「ほぼ家族よね、ほんまに。何があっても守るし、それは俺だけじゃない、みんなそうやと思う。なんやろうなあ、ただ、グループだから仲よくしているわけじゃない。人として尊敬している。」
(2018年7月号「Myojo」)
WESTは兄弟みたいな関係で、弟たちのためにも僕ら3人がドシっとした柱で支えたいです。
(2019年4月「Oggi」)
家族、兄弟。
つかず離れず、でも何があっても崩れることがない関係で、何があってもお互いを支える存在。
お兄ちゃん組はお兄ちゃんとして存在しているし、弟たちはそんな彼らに甘えている節があるよなあ、と個人的には思っています。
でも、グループだからこうなったわけではなくて、それぞれに信頼できる人間がグループになったからこんな関係になれた。
仲が良いだけじゃない、覚悟のようなものも見えます。
最後。
(中間淳太にとってWESTとは)「エナジー」エナジードリンクみたいに、それがあれば元気になれる栄養剤みたいな存在ですね!
(2019年5月号「WinkUP」)
中間さんにとってはこの7人で集まることが元気の源。
これも後述していることですが、この7人だからアイドルを続けてこられる、そうやって言えるほど楽しく過ごせる人たちでグループを組めるなんて、なんてバランスが絶妙なんだ、と考えます。
そんな彼にとっての大事な存在である、ジャニーズWEST。
4人から7人になった過去もありますが、そんなことも感じさせない彼ら7人の「お互いを思いやる心」と「お互いを補い合う能力」。
(↑これは私がファンになって1年目の時に1万字インタビューを見て書いた感想です。拙いですが、情報の補完として読んだことがない方はどうぞ)
中間さんにとっての「7人である意味」を、読んでいきたいと思います。
"7人"のバランス
4人から7人になった話を、今の彼らは自主的にしようとはしません。
乗り越えた過去だから。
でも、その過去があった分「7」という数字にこだわりが強いと感じます。
それにはこのような気持ちがあるのだ、と納得した文章が下にあります。
"絶対にこの7人がいい"っていう強い思いを持ってデビューしたというのも大きいですし、例えば1人でもいなくなったらバランスが崩れると思うんですよ。ホンマに奇跡でこのバランスが保たれてる気がする。誰かがしんどいとき、絶対にほかの誰かががんばってくれる。それを7人全員でできているから。これも、仲の良さにつながってますよね
(2021年6月号「月刊TVガイド」)
そもそも3人増えたって感覚じゃない。もともと7人やったから7人に戻った、あるべき姿に戻ったって感覚で。
(2018年7月号「Myojo」)
もともとが7人だったから、7人でデビューすると強く心に決めていた。
だから各メンバーの努力で勝ち取るしかなかった。
本来なら「4+3」だと思われかねないこのデビュー方法を、"あるべき姿"と言い切る中間さんの強い言葉が大好きです。
「もともとが7人だった」と言っても、重岡さんや小瀧さんとは違い、桐山さんと2人で活動していた彼は7人グループになったことにこれまでとの変化を感じてもいたようです。
最初は7人っていう大人数で動くのも新鮮やったし、アイデアが7通り出るってことも嬉しかった。
(2019年5月「WinkUP」)
ライブの構成や演出をメインで考えることが多かった中間さんも最初は意見をまとめるのが大変だったのかもしれません。
「一発めぇぇぇぇぇぇぇ!」では神山さんと一緒に構成を考えていたという話がパンフレットに書いていたり、ある時濵田さんが到底思い付かないようなアイデアを中間さんに伝えてきてそれは自分に意見を言いにくい弟組からの意見だったというお話があったり。
とにかくいろんなことを考えたと思います。時には不甲斐なさを感じたこともあると思います。
でも、そんな過去を「嬉しかった」とも捉えられるのは中間さんの前向きでとっても素敵なところだと思います。
過去をポジティブに美化できる人は強い、と個人的に感じます。
(仕事が再開して、改めて"この仕事が好きだ!"と思った瞬間は?)メンバーと笑い合ってるとき。仕事がストレスっていう人もおるやろうけど、俺は逆。このメンバーとだからこそ仕事が楽しいって感じる。
(2020年9月「Myojo」)
この7人で笑い合うのが好きで、ジャニーズWESTで集まるのが大好きな中間さん。
仕事のモチベーションに人間関係は大切だ、と言いますが、彼の大きなモチベーションの一つは「このメンバーでいられなくなることが嫌だ」という気持ちなのだと理解できます。
ジャニーズWESTは現時点で最年長の中間さんが35歳、小瀧さんが26歳です。
歳の差は9歳。ジャニーズのグループの中でも大きい方です。
年の差があることって、僕らの強みなんかもしれへんな。もちろん意見が合わないこともあるけど、納得いくまで話し合えるグループだと思うんです。そういうのも、この7人それぞれの個性があってこそ成立してるから。それは大事にしていきたいと思う。
(2021年5月号「月刊TVガイド」)
それが強みだと話す中間さん。
7人それぞれが本当に個性を持っているメンバーだと思います。これは2次元のアイドルオタクだった私でもそう思います。
でも、それぞれがすでに大人で、喧嘩にならず、そんな個性的な自分の意見と周囲の意見を踏まえて話し合いを重ねていけるメンバーたちだから、より良いところを目指していける。
だから、9歳の歳の差が逆に意見の多様さを表してくれている。
それが強みとなって、今のジャニーズWESTは動いています。
何だかんだこういうグループでやれているから楽しいんやろなって思うわ。やっぱり人間その日のコンディションによって上がり下がりあるやん。それを誰かしら瞬間的に察知して、うまいこと合わせてくれるというか。ジクソーパズルでいうなら、今日は昨日とは違うピースの形をしてるんやけど誰かがはめてくれる。お互いに
(2021年12月10日「ザテレビジョン」)
華やかな世界に見えるけど、実際は泥臭くて。同じ方向を見て進んでいけるこのメンバーじゃなかったら、続けられなかったかもしれないなって思います。
(2021年3月24日「anan」)
心が折れそうになる度にメンバー同士で励まし合って、ここまできました。このメンバーだからこそやってこれたし、だからこそ「熱いグループ」ができたと思うんですよね。
(2021年3月13日「日刊スポーツ」)
大変な仕事でも乗り越えていられるのはやっぱりメンバーがおるから。このメンバーとだから頑張れてるのは常に感じてる
(2022年11月「mini」)
ジャニーズWESTのメンバーたちが立派な社会人たちで、自ら一致団結できる人たちであるというところが書かれています。
同じ方向を向いて、メンバー同士でお互いを見守って、沈んでいるメンバーがいたら起こしてあげる。
そんなケアができるから、彼らは泥に塗れても前に歩くことができなくても、どうにかこうにかこの8年間進んでこられたのだと、彼の言葉でより実感が得られます。
いちばん変わったのは、個人での仕事のとき、WESTの存在が頭をよぎること。グループを背負っているんだって。皆も同じ考えでいてくれるから心強いし、お互い尊重しあえるこの関係を大事にしたい。
(2018年10月「Oggi」)
これは「RIDE ON TIME」で桐山さんも言っていたことと似ていますね。
「グループに還元するために個人仕事を行う」という考えがジャニーズWEST全体に広がっていて、その奉仕精神と言いますか、そんな気持ちが誰か1人だけに偏っていないのがすごく素敵なグループだな、と感じます。
そうやってしっかりと目指すべき道を共有しあっているジャニーズWESTはとても強いと思います。
では、その目指すところとは、一体どこなのでしょうか。
目指す先
目指すべきところは何もひとつだけではありません。
でも、そのいろんな目標を共有されている、そんな中のほんの一部だと思いますが、読んでいて嬉しかったものをいくつか。
最年長として最近思うのは、メンバー一人ひとりの自信の持てる分野がようやく見つかったということ。僕は情報番組やクイズ番組にこだわりを持っていますが、ライブの演出を考えたり、ドラマや舞台で活躍したりするメンバーも。それぞれがソロ活動で個性を発揮して、集まった時に「何だこのグループ!」と思ってもらえるとうれしいですね。
(2021年11月24日「朝日新聞」)
俯瞰して見て、「あの子も、あの子もジャニーズWESTやったんや!」と気づいてもらえるグループに。
「RIDE ON TIME」でも彼自身が言っていた、「ジャニーズのアベンジャーズ」になりたい。
そして、
今のジャニーズJr.の子たちに、"全力で楽しむことの大切さ"を知ってもらえるグループにはなりたいかな。
(2019年5月「SODA」)
「僕は「もし自分が入るんならジャニーズWESTやな」って思われたいよ。いちばん楽しそうってことだから。そこに僕らの存在意義もあるんじゃないかな。」
(2021年5月7日〜14日「週刊朝日」)
「ジャニーズのグループで入るならジャニーズWEST」と言われるほどの、7人で表現できる最大限の、全力の楽しさを伝える。
そして、それはファンだけじゃなく、後輩たちにも。
実際にlilかんさいの嶋崎さんは「Mixed Juice」でガッツリとバックに入って、そこで憧れの先輩が重岡さんに変わって。「重岡さんを好きになってからライブが楽しい」まで言っていて。
彼らの全力の「楽しい!」を受け取ってほしい人たちが受け取っていて、彼らのやってきたことが無駄ではなかったと感じられてとても嬉しいです。
みんな楽しくて、みんながグループを大好きで、"ジャニーズWEST、もっと大きくしてやろう"って共通して思ってる
(2018年7月号「Myojo」)
今のまま仲のいいグループでいたい。そして、「あいつらええよな」って、だれからも人間として愛されるグループになっていたい。
(2019年12月号「POTATO」)
みんながグループのみんなのこと大好きで、仲がいいって、こんな素晴らしいことあるか〜〜?
と、正直思います。
「あいつらええよな」とめちゃくちゃ思っています。
グループで表舞台に出ている時、「疲れているのかな?」「もしかしてメンバー同士仲悪い?」と思うようなMCも、番組も見たことがありません。
その理由は、
仲がいいのは、きっとお互いを気使い合えているから。楽しいこともつらいことも、全員で経験してきたから。
(2019年9月「Oggi」)
結局人間関係って「気遣い」が大切。
本当に、そうなんです。どんなに親しい相手でも、気遣いを忘れたら取り戻せない何かが失われてしまう。
それをしっかりと忘れずにお互いにカバーし合う大人な彼らだから、無駄に突っ張らないから、どんな時でも仲がよく過ごせるのでしょう。
最後に。
グループの目ざすところは「国民的友達グループ」。遠い存在ではなく、仲よくなりたいと思ってもらえる近い存在でいたい。今はメンバーやファンと喜びを分かち合えることが何よりもうれしくて。笑顔が好きなんです、WESTは。だから皆が笑顔になれるよう、まずは自分が心から楽しみたいです。
(2018年10月「Oggi」)
「国民的友達」になる。
それは、ファンやお茶の間のみなさんと一緒に楽しむことができる人たちになりたいということです。
だからとにかく、自分たち個々の力を強くする。そして、自分たちの楽しさを全力で伝える。
とても道理が通っていて、納得できる、そして地に足がついた目標だと私は考えます。
彼らが伝えたい楽しさや笑いについて話している文を次は見ていきましょう。
笑うWEST
ジャニーズWESTはとにかく面白いです。
「こんなに面白いアイドルおるんか?」と思うほど、何にもしていない普段の7人が面白い。
そんなジャニーズWESTの笑いについて、中間さんが言うには、
面白いと思われたいというよりは、僕らが笑ってるのをみんなに見てもらい、そこでまた笑いが生まれればいいなっていう感じです。
(2021年5月号「with」)
(関西魂とは?について)俺は、ライブリハとかテレビ収録の休憩中に、メンバーがボケてスタッフさんが笑うやん。それを見てうれしそうにしてるメンバーの顔が浮かぶなぁ。よく小学校のときとかさ、男同士がしゃべってる話が横にいた女の子にも聞こえて、女の子が笑ってるのチラッと見て内心"よっしゃ"みたいなのあったやん。あれをいまだにやってるから(笑)。
(2021年8月6日号「ザテレビジョン」)
とにかく自分たちが面白がること、そして、そんな7人を見て笑うスタッフさんやファンを見て嬉しくなって、調子づいて、また笑かして、7人で面白がって…という構図。
そんないい循環が生まれているからこその笑いである、と解釈できます。
彼らの笑いは、度が過ぎないです。
「人を傷つけない」とまでは言いません。だってめっちゃ人のことイジりますからね。
でも、このメンバーにはここまでいったらアウトだ、というところが長年の勘と関係性でわかっています。
だから、安心して見ることができます。
また、そんな個人の尺度を理解している彼らだからこそスタッフさんも思い切ってイジることができるのだと思います。
「リア突WEST」なんていい例で、どれだけイジってもメンバーがフォローしてくれるのを分かっている、信頼しているから、あんなにすごいVTRができるのだと考えています。
(↑一応貼っておきます)
これからもスタッフさんやファンとジャニーズWESTとで、この好循環を起こし続けていくのが本当に楽しみです。
応援歌とは、アツさとは
今のジャニーズWESTには、「関西出身ならではの面白さとかっこよさのギャップ」だけではない武器があります。
それが、「等身大で熱く歌いかける応援ソング」です。
私が好きになった頃にはもうこの路線でした。
初めてジャニーズWESTのパフォーマンスを意識的に見た時(たしかCDTVで「証拠」のフルを初披露した時だったと思います)、なにわ男子が好きで、他のグループは全然見ていなかったのですが、関西担のフォロワーさんたちが騒いでいて、「なんかすごそうだからとりあえず見てみよう」と思ったのを覚えています。
そして、ジャニーズのアイドルでこんな泥臭い人たちがいるんだ、と驚きました。
「Big Shot!!」から芽吹いた、人を応援するアツさを持っているという強みが今、確実にジャニーズWESTを支える柱の1本となっているのは確かです。
この路線について中間さんは、
僕は"今、WESTに必要なもの"を客観的に考えるようにしています。「証拠」や「春じゃなくても」のような、アツく歌う曲は声質的にそこまで得意じゃないんだけど、そういう曲こそWESTのイメージやから。他のメンバーに引っ張ってもらいながら、自分も自分なりの声を張ることとは別の"ふつふつと心から出るアツさ"を意識しています。
(2021年3月「MG」)
"声質的にそこまで得意ではない"としながらも、他のメンバーとは違ったアプローチでアツさを表現しています。
それはファンである自分も感じていて、例えば他のメンバーが真っ直ぐ胸にドスン、とくるアツさなのであれば、中間さんはなにか内側からじんわりと温かくなっていくような、そんな情感がこもっている。そんな気がします。
歌自体にも言及していて、
俺は"歌う"こと自体は、そんなに興味がなかったかもしれない。でもジャニーズWESTで歌うから楽しいんやな、WESTで届けるから魂が籠るんやなって感じる瞬間はいっぱいある。
(2021年5月14日号「ザテレビジョン」)
彼はジャニーズWESTの7人だからこそ、6人が隣にいるからこそ、今こうやってメッセージを必死に届けようと魂を込めることができている。
彼のアツさの源は、切っても切れない腐れ縁たちとの絆があるからだということがわかります。
(rainboWの雫のビジュアルが汗をイメージされているということについて)"WESTといえば、汗をかいてる姿だね”って。そんな7人が一緒になることで虹みたいな輝きにもなるという意味合いで作っていただいたので、うれしかったです
(2021年3月号「TVガイドAlpha」)
応援歌やメッセージソングの説得力も、増してきてるんかな?そこは、受け取ってくださる方の気持ちもあるので分からないですけど、少なからず僕らは、自分たちに歌っているところもあるんです。順風満帆に進んできたグループじゃないから、歌詞もすごく理解できるし、心から歌える。曲に僕らの気持ちが合わさって、より良い効果が生まれればいいなって思っています。
(2022年7月「MG」)
歌で、ライブのときは身体全体で、ヘトヘトになるまでアツく応援をしてくれているジャニーズWEST。
その応援のメッセージに説得力があるのは、彼らも頑張ってきたからこそです。
これまでずっと頑張ってきたと胸を張って言える人たちは、他人に手放しに「頑張れ!」と言う自信がある。
ジャニーズWESTのこの武器は、今だからこそできた武器だったのかもしれません。
永久はない
一番の望みは、どんなことがあっても、この7人がつながっていること。いつまでも笑顔で。その笑顔が誰かの勇気になってると信じて、がんばっていくよ。
(2021年5月号「Duet」)
中間さんの一番の望みは、「どんなことがあっても、7人がつながること」。
7人のジャニーズWESTを壊さないでいることはできますが、ジャニーズWESTはいつかなくなります。
中間さんは夢を見ているようで、その分現実もしっかりと見ています。
ジャニーズWESTっていうグループの形としての永久はないと思うんですよ。だって、おじいちゃんになって踊るのはさすがに無理かな? って(笑)。でも、7人の関係性はずっと続くものだと思う。おじいちゃんになっても連絡を取り合ったり、たまに集まったりしている気がする。
(2021年4月号「TVガイドAlpha」)
おじいさんになったらWESTの形はどうなるかわからんけど、連絡は取り続けるはず。僕ら全員が運命やなと思うし、この縁は一生続く。
(2022年9月号「Oggi」)
だからこそ、ジャニーズWESTの次の形を想像することもよくあります。
ジャニーズWESTとして、アイドルとしての形での繋がり方ではなくなるとしても、この素敵な腐れ縁は死ぬまで続くことを望んでいることがわかります。
そうやって「これからも離れない」と言い続けられるこの7人の関係性がとても素敵だと思います。
さらにはこんなことまで。
楽しい思い出をメンバーとファンのみんなで一緒にたくさん作って、究極はお互いに死ぬ直前に「WEST楽しかったな」って走馬灯に出てきてくれたら嬉しいわ。
(2021年3月24日「anan」)
…俺が死んだら、墓の前でみんなでバーベキューとかしてほしい。そんな関係でいたい。
(2021年10月号「ポポロ」)
死ぬ前の走馬灯やら、死んでからやらの話まで。
話が飛躍しすぎじゃないのか、というほどですが、それほど彼はこの7人でいるのが大好きで、離れるビジョンなんてこれっぽっちも見えていなくて、そして、このアイドルという一瞬の時間の輝きを大切な思い出にしていきたいと考えているのです。
彼がこの仕事をそれだけ誇りに思っていることと同時に、その輝く一瞬を見守るファンにもそれだけ鮮明に強烈に覚えていてほしい。
彼のアイドル以降の行く先はわかりませんが、見ることができるこの一瞬を見逃さないようにしたいな、と強く思いました。
ファンへ
ある意味、一番の消費者である私たちファンについてもいろんな視点から中間さんは語ってくれています。
その言葉のどれもがポジティブで、誰も置いていかなくて、そして誇りに満ちたものです。
そんな中で好きなものを少しだけ紐解いていきたいと思います。
僕らは7人だけじゃなくて、ファンやスタッフを含めて「全員でジャニーズWEST」やって、いつも思っているんです。同じ時間を同じチームで、同じ青春を過ごしているっていう意識がどんどん強くなっていっているし、それは僕ら7人以外も、ファンの方も感じてくれているんじゃないかな。
(2022年7月号「MG」)
Jr.時代から応援してくれるファンは、本当に何度ありがとうを言っても足りない。ただ、どのタイミングからだって、ファンになってくれたらうれしい。そこに隔たりなんて感じてほしくない。だってチームメイトですから。ファンがいてくれなかったら、僕ら7人、何もできへん。ほんまに、ファンといっしょに笑ってる時間が、いちばん好きなんで。
(2018年7月号「Myojo」)
私は2020年8月にジャニーズWESTが好きになった新参オタクです。
だからこそ、「W trouble」の最後の挨拶で、「このアイドルについていきたい」と感じることができました。
それが、「メンバー、スタッフさん今日来てくれたみんな、今日観られなかったみんな、むかしから応援してくれているみんな、これから出会うみんな、みんなでチームジャニーズWEST」という中間さんの言葉でした。
(↑このブログにそこらへん書いております)
どんなタイミングで好きになっても離れてもまた戻ってきても、同じ時間を共有して楽しんだら全員ジャニーズWESTのチームメイト、そんな誰も仲間外れにしない優しい思考をファンに対しても持ってくれている。
寛容で、アイドルをやっていく中でファンからの追い風も凪も向かい風も感じてきたからこそファンを大切に思ってくれる人だと感じます。
デビューしてからは、好きという気持ちを超えて「一緒に楽しみたい」っていう応援に変わったのも感じられて、それもうれしい。
(2019年9月号「Oggi」)
好きだけじゃなくて、一緒にライブの盛り上がりを作ることができるのも、ライブの醍醐味で。
特にジャニーズWESTはパラパラコーナーやFC内振り付け動画でのダンスレクチャーなど、その場をよりよくするための働きかけが存分にされていて、この「一緒に楽しみたい」を助長させてくれています。
希望としては、人の幸せを自分の幸せとして感じられる人がオレのファンやったら幸せ。
(2019年12月号「POTATO」)
彼自身、この仕事へのモチベーションの一部が「他人の幸せ」だからこその言葉だと思います。
私もそうやって彼のように考えられる人間になりたいです。
これまで二次元のオタクしかやってこず、ほぼファンサをもらう現場に行ったことがないオタク個人としましては、ジャニーズWESTのコンサートに入ってから、ライブで連番友達とずっと大声で喋るオタクとうちわ両手で大掲げオタクの幸せだけは願えないですが、この界隈にきて悪いことばかりじゃなくて。
いろんな仲のいいオタクもできて、孤独にオタ活することが減って、いっぱい共有することができるようになって。とっても楽しいことばかりで、私みたいな面倒なオタクと仲良くしてくれている友達たちにはどうか幸せに、健康に、生きていてほしい。
そんなまだまだ範囲の狭い私ですが、中間さんくらいに大きく考えられるくらいの人間になれますように!
僕、ファンが、どんなWESTを見たいって思ってるか、わかるんですよ。僕自身がWESTのファンやから。こんなことしてほしい、こんなのが見たいが、絶対一致してるはずって自信がある。ファンにいちばん近い自信がある
(2018年7月号「Myojo」)
そうなんです。彼自身がジャニーズWESTのファンなんですよね〜〜!!
これまで散々「メンバーが好き」やらなんやら言ってましたもんね。
「WESTV!」以前は彼が演出をメインで担っており、その頃のWESTのライブは「ファンと遊ぶ」「ファンと一体となる」ことがとても多いイメージがあります。
彼は、そうやって「ファンがどうすれば楽しめるか?」を考えるのが得意なアイドルだと私は考えます。
今は主に藤井さんが演出を担当していますが、ジャニーズの先輩たちのライブやいろいろなパフォーマンス、機構を勉強している藤井さんだからこそできる「魅せるライブ」は今の年代、そしてこの息苦しい世の中で輝くジャニーズWESTのために必要なものです。
そうやって変遷してきたライブ演出で、メインを担うことは無くなっても、アルバム構成やライブ演出や構成についてのアイデアはたくさん出しているでしょうし、この世の中でファンと楽しむためにはどうすればいいか日夜考えてくれていると信じています。
ひとり残らず、毎日笑顔でいっしょに進んでいきたいんです。これから、どんどん会場も大きくしていきたいし、ファンには距離を感じさせてしまうこともあるかもしれない。でも僕たちの心は、ずっとみんなのそばにいるってことを伝えたいんですよね。
(2018年7月号「Myojo」)
8月までドームツアーをやっていたからこそこの言葉が染みたので、100個め、最後の言葉としてこれを用意しました。
正直アリーナツアーである「Mixed Juice」を経てからのドーム、めっちゃ、めっっっっっっちゃ遠かった。
特に私は自分の名義だけでの勝負なので、自分の運に任せるしかない。
一度しかアリーナは引けなかったし、それ以外でもスタンド上段が多かった。あまりにも見えなさすぎて途中で防振双眼鏡を導入したほどです。
ファンサされない距離にもどかしかったけど、それ以上に会場の広さに合わせて大きく、高く振ってくれたり、どうにか想いが届きますようにと強く伸ばされたりする手だとか、大きく見えるダンスだとか、派手な演出、見惚れるような照明、楽しいセット、そしてこの場所に堂々と立てていることへの感謝や感動からくる努力がすごく見られたので、とても嬉しかったです。
そして何より、彼らのそんな努力のおかげで全公演楽しかったです。
これが中間さんが言う「みんなのそばにいる」ための行動なのかもしれない、そう考えると、これからまだまだ進化するジャニーズWESTが大きくなった先の「そばにいる」はどうなるんだろう、そう考えるとワクワクしてしまいます。
これからの彼らも見たくて仕方ないです。
長く細くでも、ずっと応援していきたい。中間淳太さんはファンにそう思わせてしまうアイドルです。
最後に
というわけで、いかがでしたでしょうか。
なんだか本当に長くなってしまいまして。(3万字超えてるらしいよ)
皆様、ここまでたどり着けていますか?
これを書くにあたり、腰の上あたりまで積んでいた雑誌の山を解体することから始まり、他にすでに解体しているものやメルカリ等で過去に買っていた切り抜きを読み、その中で「これは!」と思ったものを文字起こしし、そこからまた厳選していくという作業をして、この100個の言葉に絞りました。
ちょうどいいお部屋の掃除になりましたので、中間淳太さんには御礼を申し上げたいと思います。
ありがとうございます。
来年で入所から20周年。
そのうちの2年とちょっとしか見ていない本当に新参のオタクが書いてみましたが、中間さんの言葉のちょっとだけ奥に踏み込めていれば、そしてそれが中間さんの伝えたいことと乖離していなければいいのですが。
みなさんが考えることとも乖離してなければ嬉しいな〜、と思います。
私が知らないさまざまな困難を乗り越えて、でもアイドルをやる選択を続けてくれている彼に出会えて、私はとっても今幸せです。
あなたのおかげで死にたかったのに死にきれなくて、どうにか頑張って生きている生命もあるので、あなたの目標はちゃんと叶えられています。
私も踏ん張るので、あなたも身体がしんどくならない程度に頑張ってください。その一部を見守らせてほしいです。
生まれてきてくれてありがとう。
中間淳太さんバンザイ!
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ではまたいつか〜!