「AWARD」と「REWARD」、どちらもがデビュー10周年のベストアルバムのリード曲として発表された。
どちらも「賞」や「褒美」のような意味だが、選考してもらった末にもらうのが「AWARD」で、何かの見返りにもらうのが「REWARD」ということがどのサイトでも書いていた。
まだリリースされてすらないので歌詞がわからない中ではあるが、明るくポップなAWARDと、鬼気迫るREWARDの2曲にマスコミ発表では「WEST.の二面性」という言葉を使っていた。
10年間やってきた記念に(ファンから?)授与された「AWARD」は、これまでの道のりに出会ってきたすべてへの感謝を述べている。
「君と出会えて」「一生がハッピーアワー」「関係各位に感謝」「なんだかんだあるけど人生バラ色です」
そんな言葉が並んでおり、アイドルという職業でデビューして10年間の人生を「なんだかんだ」幸せだったと振り返る彼らは、アイドルという職業のつらさを見せない。それどころか周りの人間のおかげでアイドルができて幸せだと言わんばかりの陽気さだ。
それとは打って変わって、10年の軌跡を認められた見返りとなる「REWARD」は、
「思い上がんなや」「当たってから砕ければいい」「前例なんてなくたって気持ち鼓舞して」「俯いても光なんて見えねえ」
と、とにかくどんなときでも前に進むしかなかった辛さと這い上がろうとする泥臭さををそのまま表現している。
アイドルを始めてしまった彼らの決意とその選択肢を選んだ仲間たちを鼓舞するような荒々しさは、アイドルという職業のつらさを物語っている。
そんな中でも、AWARDにはREWARDのような泥臭さが、REWARDにはAWARDのような多幸感がにじみ出ている部分もあって、それも表裏一体なこの2曲にぴったりだと思う。
俺らも人間やから、と口に出すことが多い(これは3次元のアイドルだからかもしれないが)WEST.の面々は、アップダウンがあるということを示唆してくれているが、そんな彼らだからこその「本音」をこの2曲に詰め込んだのだろう、と感じている。
でもどちらにせよ、彼らに与えられているのはあのマイク型のトロフィーなのだ。
さまざまな人からの「おめでとう」や私たちの「ありがとう」という言葉が集まった形があれだと思う。
そんなトロフィーを受け取ったときに生まれるふたつの感情をどちらもエンターテインメントに昇華させてくれた、
この2曲を手にして10年間を振り返っていく、そして次の10年に向けて歩いていくWEST.に目が離せない。
こんにちは、しろです。
ふせったーで書くか悩んだんですけど、ここに書いちゃいました。
私はこの二面性とその魅力を10年で分かりきっているWEST.が強くて大好きだな〜〜ってことを書きたかったんだけど、まあ、ニュアンスでわかってください。
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— しろ (@shiroj_un) 2021年3月17日
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