こんにちは、しろです。
最近すごく心が重たくて、身体が鉛のようになって、でも自分に言い聞かせながら身体を動かしています。楽しいことはできるのに、楽しくないことへの拒否反応が出てて困りはてているところです。
ということで、アイドルのことを考えることについては身体がスイスイ動くのでこの記事を書いています。
自分の「アイドルってなんなんだろう」という雑な疑問とか、ちょこっと自分が思うこととかを書きたいと思っています。
15年なにかのオタクをしている女のただのひとつの考えなので、あなたと考えてることが違うかも。先に謝っておきます、ごめんなさい。
書きたいことだけ書いている、そんなに長い記事じゃないのでぜひ気を軽くして読んでいただけますと幸いです。
アイドル、idol、偶像。
アイドルは、「偶像」「崇拝される人や物」「あこがれの的」「熱狂的なファンをもつ人」を指す
と書いています。(アイドル - Wikipedia)
これまでのわたしとアイドルの遍歴をさらっと書くと、わたしは2次元のアイドルを好きになってから10年近く、315プロダクションのプロデューサーになって5年近く、そして3次元の、ジャニーズのアイドルを「自担」と呼ぶようになって1年半近くになりました。
ここまで長いこと「アイドル」のことが好きだったのに、きちんと向き合いはじめたのは、「3次元に実在する人間かつアイドル」であるジャニーズ事務所所属の方々を推すようになってからです。
それまでアイドルのことを現実とは思っておらず、やれ「キャラ設定が盛られている」だとか、やれ「過去がわかるイベントストーリーをはやく読みたい」だとか、やれ「キラキラ曲や80年代風のキャラソンが好き」だとか、「担当の声優さんの熱量がどうだ」とか、そんなことばかりを気にしていたと思います。
それが悪かったことだとは思っていないですし、非常に楽しくて充実した推し活だったと思っています。(いや今も推し続けている、プロデュースし続けているアイドルはいるんですけれども…!メインジャンルではないという意味で…!)
2次元のアイドルの「計算され尽くした情報開示のタイミング」に心を打たれ、「キャラクター設定がしっかりと反映された曲をアイドルではない声優さんが精一杯全身全霊をかけて表現してくださる」ところに涙を何度流したことでしょう。
でも、アイドルは現実にいます。
わたしはなにわ男子を知って、「アイドル」という職業、それを続けるということと向き合うようになったと思います。
バーチャルジャニーズというある種2次元の(2.5次元と言ってもいいほどのレスポンスがあるものでしたが)コンテンツから、現実にいるアイドルに目を向けるようになりました。
先述のとおり、アイドルは憧れの対象です。
特にジャニーズのアイドルは接触が伴うイベントをあまり行わない傾向にあるので、わたしたちファンが触れられるものでも、直接話をできるものでもないです。
でも、その存在自身が、行動が、生み出すものが、万人の心に触れてくれます。触れられた心の動きがそれぞれ自分にとって心地よくて素晴らしいものだからこそ、わたしたちは直接触れられない彼らを追いかけます。
現実に存在しているある種同じ人間が、万人の心になにかを与えようとして日々自分自身を磨き、自分自身を多少演出しながら「アイドル」として歌で、楽曲制作で、ダンスで、演技で、バラエティ番組で、写真で、多種多様な媒体で表現する。
自分自身をある意味「消費の対象」として見てもらうという特殊な仕事が、アイドルだと思います。
どれだけ心と身体を消耗して、さまざまな方面(外見や評判や外での振る舞い)に気を遣っていかなければいけないお仕事なのだろう、と考えます。
そして、そうまでして続ける「アイドル」から見える光景はどれだけキラキラしているんだろう、とも考えます。
だからこそ、ファンが彼らに希望ややる意味を与えていると考えて、それは逆に絶望や悲しみを与えることもできると考えて、彼らの権利と心を守りながら応援できたらいいなあ、そう思います。
彼らが商品として販売しているもの(たとえばCD音源やコンサート映像、TV映像、雑誌の写真、生写真)は正式に彼らの労働の対価として、きちんと彼らと彼らを支えて創造するスタッフさんにお支払いするべきで、それを不法に入手して楽しむのはアイドルやスタッフさんに大変失礼なことだよな、と思っています。
それが、彼らがアイドルを続けるために必要なことであると分かっているからです。
また、彼らがアイドルとしてアイドルを続けていくには、ご本人の意志、精神力、体力、そして「アイドルとしてどれだけ経済を回せるか」ということが必要だと思います。
経済を回す、ということは需要がある、ということです。ファンがいて、アイドルの活動によってそのファンがなんらかの動きを見せるということでもあります。
よく「好きなだけでファンである」とは言いますし、私もそう思います。好きな気持ちがあるだけで、そのアイドルのファンです。
でも、そのアイドルにアイドルを続けてほしい、やりたいことをやり続けてほしい、さらにはより高みに登ってほしいと考えると、CDを買ったり雑誌を買ったりする経済的負担がかかる活動、そしてTwitterのトレンド入りや番組への意見、要望を出したりする経済的負担は伴わない活動、どちらも不可欠で必要なものです。
こういったものは正直、数が多ければ多いほどいいとは思います。私たちが頑張れば頑張るほどアイドルからリターンが返ってきたら嬉しいです。たとえ返ってこなくても、アイドルへの愛があるのでファンは一定期間耐えられます。
でも、だれがやってもそんなに変わらないです。
だからこそ、好きにならなくなる前に、頑張りすぎるのはやめてほしいな、とふと考えています。
ファンとして最大限にやるべきことをやる人はすごいです。いっぱいCDを買うのも、毎回テレビ番組へ意見を送るのも、毎回テレビ番組のタグをつけるのも、すごいし、ファンとしての鑑だと思うし、がんばっててえらい!と思います。
でも、「がんばっててえらい!」とは思いますが、がんばってるファンもいろいろあって自担のためにリソースを割けないファンもいます。どちらも「ただのファン」です。
「やらなきゃいけない」の義務感で無理に続けるのはオタク生命を短命にする可能性があります。
わたしはそんな他界隈のオタクをたくさん見てきたからこそ、全てのオタクに言いたいです。
「できるときにやる」「できないときは見守る」
オタク、無理すべからず。
オタク、健やかに生活して。
オタクの精神が死んでいるときも自担はだいたい笑ってくれているので、無理しないでほしい。
そして周りのオタクが気絶してたら、オタクみんなでそのオタクが蘇ったときにいろいろ教えてあげてほしい。
アイドルという特殊な職業だからこそ会えた自担の「アイドルという職業」を考えて、みんなよいオタクライフを送ってほしいです。
わたしはそれが願いです。
そしてあとこの動画を見てくれれば嬉しいです。
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