ログ

うっかりジャニオタになってしまった2〜2.5次元のおたくが騒いでいる日記です

はてなブロガーに10の質問

 

こんにちは、しろです。

 

 

なんだか面白そうだったので、息抜きにはてブロの企画に参加してみます。

1年ちょっとこのブログを続けてきてなんなんですが、自己紹介がわりに残しときたいと思います。

 

 

はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問

 

ブログ名もしくはハンドルネームの由来は?

 

ブログ名について

しっかりと厨二病を患っていたため、昔は凝ったものなどを考えがちだったのですが、流石に大人なのでシンプルなものを、と。適当に書き込んでおく「ログ」がわりに使おうと思っていたのでそのままつけました。

これだけ自分の考えを書くようになったので、もうちょっと凝ったものを考えておけばよかったなあ、と後悔しています。

 

ハンドルネームについて

これも昔につけた凝った名前から、一部だけ取って「しろ」です。

エゴサしづらい名前だなあと感じています。よく同じお名前の方を見つけます。

他のジャンルでもその昔につけた名前からとっているので似たようなユーザー名で活動してたりします。

 

 

はてなブログを始めたきっかけは?

 

いわゆるジャニオタの「沼落ちブログ」を読むのが好きで、私も書こうと考えたから。

もともと声優を推している時から「はてなブログ」で自分の好きなラジオだったり、自分のイベレポを書いたりしていた(どちらも続かなかったですが)ので、ジャニーズを推すようになっても同じプラットフォームを使おうと考えました。

noteを使っていた時期もあったのですが、やっぱり使い慣れたこちらが一番でした。

 

 

自分で書いたお気に入りの1記事はある?あるならどんな記事?

 

 

jjjj1923.hatenablog.com

 

これ。

アンケートを取って持論を展開して、なんだか卒論みたいになっていたのを覚えています。

 

あとは誕生日ブログ。

忙しかったんですが、メンバーひとりをここまで突き詰めて考える機会がなかなかないので楽しかったです。

 

jjjj1923.hatenablog.com

jjjj1923.hatenablog.com

jjjj1923.hatenablog.com

jjjj1923.hatenablog.com

jjjj1923.hatenablog.com

 

 

ブログを書きたくなるのはどんなとき?

 

好き!の感情だったり推しについての発見をみんなと共有したいときです。

 

 

下書きに保存された記事は何記事? あるならどんなテーマの記事?

 

12記事。

これから投稿する記事は1つだけです。ほかはぜんぶ没です。

好きな曲や円盤についてのお話、現場記録などばかりでした。実際に現場に行ったら何にも覚えてないもんですね。

 

 

自分の記事を読み返すことはある?

 

いっぱいあります。

文章が拙いなあ、とは思いますが最も共感できるオタクの文章なので読みます。

あと自分が書いた文章を結構忘れているので(鳥頭?)純粋に面白いです。

 

 

好きなはてなブロガーは?

 

はてなブロガー」として人を見たことが無いのですが、強いて言うならARuFaさん。あんまり考えずに読めて面白いです。

arufa.hatenablog.jp

 

 

はてなブログに一言メッセージを伝えるなら?

 

いつも書かせてくれてありがとうございます!

 

 

10年前は何してた?

 

高校受験の勉強はそこそこにしつつも、ニコニコ動画の歌い手さんやゲーム実況者さんの動画を毎日見る日々。夏と冬はお金がないので1公演だけテニミュに行く。という日々だったと思います。

 

 

この10年を一言でまとめると?

 

ずっと何かのオタクをしていました。

マンガアニメにはじまり、ゲーム、2.5次元ミュージカル、歌い手、ゲーム実況者などいろんなジャンルを通っています。

何かを好きだ、という感情を忘れたことがないです。おかげで楽しいです!

 

 

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また、ご指摘や修正事項等は確認次第、当記事でも修正させていただきます。

 

 

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ではまたいつか〜!

ジャニーズWEST楽曲の一人称と二人称を調べてみた

 

こんにちは。しろです。

 

夏生まれの誕生日ラッシュが終わり、なんとなくみんなひと段落つきましたね。

自分が社会人をしていることもあってか、なんだか夏が終わったのが正直信じられません。暑いし。

 

さて、ひと段落ついて、なんとなく「ずっとやりたかったことをやろう!」と思って今筆を取っています。

夏が始まる前には考えてたのですが、なかなか時間も余裕もなくて。

 

 

それがこれ。

ジャニーズWEST楽曲に出てくる一人称と二人称は何が多いのか?」についてです。

 

ジャニーズWESTのソロ、ユニット曲含めた楽曲の中でどういった一人称、二人称が使われているのか、その傾向やジャンルなどを見て何か発見や新しい印象を得ることができればいいな、と思っております。

 

ちなみに私のTwitterアカウントでは

 



のようなツイートや画像で今回の調べものをまとめてみましたが、このブログではこのツイートの画像についてさらに詳細や個人的な考え等について補足して執筆していきます。

 

よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

注意点

このブログでの「ジャニーズWEST楽曲」は「ええじゃないか」から「サムシング・ニュー」に収録されている全182曲中(ソロ曲やユニット曲を含んでおります)、リミックスver.(「All My Love」、「おーさか☆愛・EYE・哀」)や「WESTV!ショッピング」を抜いた177曲とさせていただきます。

 

ジャンル分けを便宜上行っているのですが、私(しろ)が超個人的に分けたものでございますので、解釈の違い等ございましてもどうかご容赦ください。なんだかもうすでに間違っている気もします。先に謝っておきますごめんなさい。

全177曲のジャンル分けの表は下記の通りです。

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全曲ジャンル分け

配分としては、「ラブソング」41%「感動ソング」11%「盛り上げソング」33%「クールサウンド15%となっております。

 

ちなみにここで言う「一人称」は「日本語の一人称代名詞」、すなわち話し手を指す日本語の代名詞、「二人称」は「日本語の二人称代名詞」すなわち受け手を指す日本語の代名詞とさせていただきます。

「僕」「ボク」等の表記ゆれについては、同じ代名詞(この場合では「僕」派)として取り扱っています。また、「僕たち」等の複数名詞についても、単数名詞と同じ派閥に入れております。

Wikipedia等で確認させてはいただきましたが、言語学の学習者でないため定義が間違っているかもしれませんが、ご愛嬌ということで許してください。(学習者の方で間違い等発見した方がいらっしゃいましたらぜひ教えてください。)

 

長くはなりますが、よろしくお願いいたします。

 

 

 

一人称について

全177曲中の134曲について、一人称代名詞を発見することができました。

 

『僕』派

一番多かったのは『僕』派で、90曲(全体比約51%)です。

 

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この中でも、『僕』という漢字表記をしている曲が86曲と大多数を占めました。

『ボク』というカタカナ表記をしたのは「ボクら」(曲名からしてカタカナですね)、「Special Love」、「TAMER」の3曲、『ぼく』とひらがな表記したのは「Ya!Hot!Hot!」(歌詞にひらがなが多用されています)の1曲でした。

そして、『僕』と『ボク』が混在したのは「"Pinocchio"」のみでした。(曲のトリック上このようになっています。じゅんだいありーをご確認ください。)

個人的に「TAMER」も自分のことを『ボク』と呼ぶことに大変胸を掴まれています。こちらを支配しようとするのに一人称が物腰が柔らかそうな印象を与えるような気がします。

 

また、『僕ら』など複数形を使った曲は58曲にのぼりました。

ラブソングでは恋人や想っている人との関係を指して複数の一人称代名詞を使っていることが多いですが、その他のジャンルの曲調では「ジャニーズWEST」や「ジャニーズWESTとファンたち」という括りで『僕ら』という言葉を使っているのだろうな、というものも多く、さすが「チームジャニーズWEST」というだけあって盛り上げるのも勇気づけるのもチームで全力を尽くしてくれるのだな、という信頼感があります。

ちなみに使用頻度としては『僕ら』(ボクら、ぼくら含む)が50曲と一番多く、『僕たち』は4曲と思ったよりも少ない印象を受けます。『僕ら』『僕たち』の併用も4曲です。(共通していないのは歌詞のおさまり的なものなのですかね?)

 

『僕』派ではラブソングが約53%と半数以上の曲を占めております。全体的にもラブソングは多いのですが、全体の率よりも多いです。同様に感動ソングの割合も全体より多く(約18%)なっております。『僕』という一人称に柔らかく等身大なイメージを受けるからでしょうか。

 

等身大で熱く、聴いている人の弱いところまで抱きしめるようなジャニーズWESTの曲には『僕』が多くなることに、非常に納得できます。

 

 

『俺』派

その次に多くなったのは『俺』派で、33曲(全体比約19%)です。

 

この中でも、『俺』という漢字表記をしている楽曲がほとんど(29曲)を占めています。ベーシック。

『俺』『オレ』と混合して使っているのは「ラッキィスペシャル」「マ・ル・モ・ウ・ケ」の2曲のみ、『オレ』というカタカナ表記は「アカンLOVE〜純情愛やで〜」「Mr Summer WEST」の2曲となっております。

カタカナ表記でも書かれている4曲はすべて聴いている人を盛り上げてくれる曲ばかりで、『オレ』というカタカナ表記の一種の明るい爽やかさを感じることができます。

 

また、『俺ら』などの複数形を使用している楽曲は22曲です。

この中で16曲は「盛り上げソング」であり、この比率を見てジャニーズWEST全員が一丸となって盛り上げようとしてくれている印象を受けます。

ちなみにこの『俺』派の中で21曲(64%)が「盛り上げソング」であり、その中でも複数形は76%を占めていることがわかります。盛り上げソングはみんなで盛り上げるもの。

 

「おい仕事ッ!」ではちょっと変わった一人称『俺様』もあるのですが、「神様俺様お疲れ様」という韻の踏み方のために使っているものだと思われます。

 

 

その他

変わった一人称として、「大阪弁ら〜にんぐ」に使用されている『うち』があります。関西の若い女の子が使っているイメージの一人称なのですが、果たしてこの『うち』が一人称のものなのか「家」の意味なのかわかりません。とりあえず一人称にしておきましたが、違うんですかね。教えてください。

 

女性や畏まった場面で使う頻度が多い『私』もジャニーズWEST楽曲に出てきます。

『私』のみを使っている曲は「愛の奴隷」「カメレオン」「Into Your Eyes」の3曲です。

前者2曲はなんとな〜く個人的に女性目線な印象がある曲、「IYE」も相手の女性の会話シーンで『私』が使用されております。

また、「エエやんけェ!!」は『俺』『私』、「グっ!!とあふたぬ〜ん」「乗り越しラブストーリー」は『僕』『私』と複数の一人称が使用されております。これはいろんな視点から描かれている曲だからこそだと思います。

(※ 当初『僕』派に入れていた「サラリーマンの父さん」にも『俺』という代名詞がありました。ブログ上部のツイートのリプツリー、そしてブログ最後に載せている画像は修正しております。ご迷惑おかけしてすみません!)

 

 

 

二人称について

全177曲中の131曲について、二人称代名詞を発見することができました。

 

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(※当初「アカンLOVE〜純情愛やで〜」の掲載が漏れていました、ご指摘くださりありがとうございました。)

 

『君』派

一番多かったのは、『君』派105曲(全体比約59%)です。

なんとなく他人行儀じゃなく親しみがある代名詞だと思います。「国民の応援団」を目指すジャニーズWESTらしい結果になりました。

 

今回も表記としては漢字での『君』という表記が83曲(79%)と多くなっています。

その次に多いのはカタカナ表記は19曲、漢字とカタカナ併記している曲は2曲(「PARA!PARA!チャーハン」「Make a Wish〜世界中が愛してる〜」)、『きみ』とひらがな表記しているのは「きみへのメロディー」(曲名からしてひらがな表記ですね)1曲のみとなりました。

 

複数形を使用している曲については、「大阪とんとんダンス」の『君ら』以外には見受けられませんでした。

二人称全体に共通しているのですが、聞き手=1人という前提が多く、「ジャニーズWESTのファン全体」に呼びかけるものなどではない限り複数形が使われることは少なそうです。

 

また、この代名詞を使用している楽曲には全体の割合と比べて比較的「ラブソング」が多いです。(105曲中73曲 69%)

この結果については、親しい人に語りかけたり、親しい人を思い浮かべてモノローグのように歌う楽曲がラブソングでは多くなっているからなのかな、と考えています。

 

『あなた』派

その次に多かったのは、『あなた』派12曲(全体比約7%)です。

 

ベーシックに『あなた』とひらがな表記している楽曲は8曲(67%)です。

そのほかの漢字表記には少し差があって『貴方』(「GimmeGimmeGimme」「Tomorrow」)と『貴女』(「こんな曲作りました」「月詠人」)が2曲ずつとなっています。

『貴方』でも「GimmeGimmeGimme」はどちらかというと女性が男性に向けて言ったであろうセリフで、「Tomorrow」ではあえて性別は分からないようにこの代名詞が使われているのだと思います。『貴女』については明確に女性に向けて書いているものであるとわかります。

 

この代名詞でも、「ラブソング」が12曲中7曲と比較的多くなっています。

『あなた』はどちらかといえば同等の人へ愛しさを込めて使う言葉ですので、この結果には非常に納得できます。

 

『お前』派

『お前』派7曲で(4%)を占めています。

 

『お前』との表記は5曲、『オマエ』とカタカナ表記している楽曲は「Mr. Summer WEST」1曲のみ、『お前』『オマエ』と併用しているのは「ANS」(「キエチマエオマエ!」という歌詞があるため)のみです。

どちらかというとカタカナ表記には親しみと軽さを感じる気がします。

 

この代名詞を使用している楽曲のジャンルとしては、「クール」なものが多く、少し特色が出ているように感じました。

『お前』という比較的強い語気の単語にはクールな楽曲が合うのでしょうか。

また、個人的にラブソング等の他ジャンルでも、とにかく盛り上がる曲ばかりがこの代名詞を使っているように考えています。テンション高く煽るために少し荒い『お前』という代名詞を使っているのかもしれません。

 

その他

その他にも「エエやんけェ!!」では『あんた』という代名詞が使われています。

『あなた』が砕けた言い方で、聴いている人に「最高や!」と親しげに語りかけるこの曲にはぴったりの単語だと思います。

 

複数の代名詞が使われている楽曲としては、

・『君』『あなた』が「マ・ル・モ・ウ・ケ」「あなたのジャニーズWEST、出番です」「"Pinocchio"」(『キミ』『君』『アナタ』『あなた』全てに意味があります)

・『君』『You達』が「WESTERN PARADE」「友達 You達」で韻を踏んでいます。複数形が珍しい)

・『あなた』『お前』は「to you」(明確に別人のことを歌っているかはわかりませんが、ばどが顔を合わせて歌っているところを見ると個人的には『あなた』と『お前』は別人なのかな、と思っています)

・『君』『お前』『じぶん』が「パチもん」(めちゃくちゃごちゃごちゃとして面白い曲。『じぶん』は関西では『あなた』という意味なのですが、他地域の方はわかりますか?)

・『君』『お前』『Youたち』が「ONI-CHAN」(『お前』はりゅせじゅんお兄ちゃんがお互いで呼び合っている代名詞、『君』『Youたち』は全世界の弟妹たちに向けた代名詞です)

 

こうやって見ても複数形が105曲中3曲にしか使われていないということは、それだけ聴いている人ひとりひとりへ届けよう、という曲が多いということだと感じました。調べていて面白かったです。

 

 

 

メンバー制作参加曲について

ここでは複数曲の作詞をされているメンバー御三方の一人称と二人称についてまとめてみます。(ジャニーズWESTメンバー全員で作詞した「はんぶんこ」は除いています。)

 

神山智洋さん

・一人称

「We are WEST!!!!!!!」「Survival」「ANS」(藤井さんと共作しています)「KNOCK OUT」と過半数の4作品に使用されているのが『俺』。

その他にはいろいろな境遇の人たちに向けた応援歌である「グっ!!とあふたぬ〜ん」の『僕』『私』があります。

神山さんらしい、非常に芯の通った真っ直ぐと力強い『俺』という代名詞が多い印象です。

 

・二人称

二人称が使われている楽曲は2曲のみ。

「ANS」は『お前』、「Tomorrow」は『貴方』となっています。

どちらも曲調に非常に合っている代名詞だと思います。

 

個人的には神山さんって「相手にどうこう言うよりもまずは自分と向き合う!」なタイプだと感じているので、二人称を使う楽曲自体が少ないというこの結果に非常に納得しています。

 

重岡大毅さん

・一人称

「to you」「間違っちゃいない。」「ムーンライト」「バニラかチョコ」「間違っちゃいない」は『僕』で、「おい仕事ッ!」「do you know,girl??」(小瀧さんと共作)は『俺』です。

「サラリーマンの父さん」では終始『僕』が続くのですが、「俺もゴルフ始めようかな」だけ『俺』を使っており、モノローグの重岡さんのなんとなくラフな感じが味わえます。

「乗り越しラブストーリー」は曲中で彼女の過去にした会話が出てくるため、『僕』『私』と複数の代名詞が使われています。

重岡さんの素朴でまっすぐで飾り気のない感じが『僕』という代名詞に表れているような気がしています。

 

・二人称

「間違っちゃいない。」「ムーンライト」「バニラかチョコ」「乗り越しラブストーリー」「間違っちゃいない」「do you know,girl??」は『君』、「サラリーマンの父さん」は『あなた』を使っています。

「to you」は『あなた』と『お前』両方が使われております。

これも親しみやすくて飾り気のない『君』が多くなっていること、尊敬する人(お父さんやジャニーさん)のことを考えた曲には『あなた』が使われていること、どちらも重岡さんらしいなあと感じます。

 

中間淳太さん

・一人称

「TAMER」「"Pinocchio"」は『僕』、「Into Your Eyes」(Komei Kobayashiさんと共作)は『私』、「ONI-CHAN」(藤井さんと共作)は『俺』ととてもバラバラです。

独特で個性的な世界観を演出する中間さんだからこそ、ほぼ全ての曲の一人称が違うのかな、なんて考えます。

 

・二人称

「TAMER」「Into Your Eyes」は『君』、「GimmeGimmeGimme」(Yu-ki Kokuboさんと共作)は『あなた』、「"Pinocchio"」は『君』『あなた』、「ONI-CHAN」は『Youたち』『お前』『君』となっています。

個人的に男性目線なのかな?という曲には『君』が多く使われており、これには中間さんのクセのようなものが出ているのかな、と感じました。

逆に女性目線なのかな?というところには『あなた』が使われていて、これも中間さんがあえて聴き手側にわかりやすいように作ってくれているのかな、と考えています。

 

桐山照史さん

・一人称

「こんな曲作りました」(濵田さんと共作)は『俺』、「「かなさんどー」」は『僕』です。

ギャグ色が強い前者では砕けた感じ、ゆったりした曲調の後者は柔らかい雰囲気を作っています。

 

・二人称

どちらの楽曲も『あなた』です。なんとなく目の前の聴き手に丁寧に語りかけてくれているイメージですね。

 

藤井流星さん

・一人称

「ONI-CHAN」(中間さんと共作)「ANS」(神山さんと共作)どちらも『俺』を使っています。

どちらもある意味強い意志を感じる曲なので、この代名詞を使っていることにも納得がいきます。

 

・二人称

「ANS」は『お前』、「ONI-CHAN」は『Youたち』『お前』『君』

どちらにも『お前』が入っています。これにも強い意志と少しの気の強さを感じます。

後者は優しくするべき相手(弟妹)がいるため、『Youたち』『君』などで雰囲気を柔らかくしていますね。

 

特に多く作曲しているメンバー(特に重岡さん神山さん)については非常にその方の個性が滲み出た結果となったと感じています。これからのメンバー作詞曲にも注目していきたいです。

 

 

 

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(どこで載せればいいのかわからなかったのでその他代名詞とかみしげ制作曲のみ置いておきます…! こちらも修正済みです)

 

 

最後に

 

今回調べてみたところ、多数派の一人称と二人称は『僕』と『君』ということになりました。

 

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『僕』派かつ『君』派の楽曲一覧


どちらも満たしているかつ他の代名詞を使っていない曲を上記いたしましたが、70曲と、ジャニーズWEST楽曲の約4割ほどを占めています。

『僕』も『君』も個人的にはとても親しみやすく友人に話すように使うことができる代名詞だと感じており、「国民の友達」を目指すジャニーズWESTにはとてもぴったりであると考えています。

 

反対に『私』『貴女』などの性別を決めた歌詞が少ないことも嬉しかったです。老若男女関係なく応援することができるアイドルだからこそ、ラブソングなどのシチュエーションが決まっている曲以外にはあまり性別を決めてほしくないな〜と感じていたので。

 

このブログを読んで、また違った方向からジャニーズWESTの楽曲を楽しむことができれば最高に嬉しいです。

これからもジャニーズWESTが提供してくれるいろいろなコンテンツを最大限に楽しんでいきましょうね〜〜!

 

 

 

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ではまたいつか〜!

「かなさんどー」と見る、桐山照史さんのあたたかさと緻密さについて ー32歳のお誕生日によせて

 

こんにちは、しろです。

 

\\桐山照史さん、32歳のお誕生日おめでとうございます!!!!!!!//

 

「人生2周目?」と言われがちなほど人間ができた桐山さんですが、そうは言ってももう32歳なんですね…なんか「ごくせん3」リアタイ勢(けっこういらっしゃるとは思いますが)だったのでわたしも桐山さんもおおきくなったなあ……と感じてしまいます。

ちなみにあの頃はイッチーよりもクラよりも風間くん派でした。人生ってわからないものですね。

 

さて、今回も今回とてお誕生日をお祝いするという名目で「rainboW」初回盤Bに収録されている桐山さんのソロ曲「かなさんどー」について語りつつ、桐山さんの好きなところを話したい!というブログになっております。

 

 

rainboW (初回盤B) (特典なし)

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長い文章とはなりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

「かなさんどー」の二面性と自然体の彼

 

「かなさんどー」

(沖縄の方言で)愛してるよ、大好き、いつも想っているよ、大事に大切に想っているよ という意。

 

桐山さんのあたたかくて安心できる声に乗せてとにかく「あなた」への深い愛とゆったりした時間を描いた曲。沖縄らしく、三線の音が中心に聞こえます。

※めちゃくちゃちなみになのですが、「三線」と「三味線」の違いがわかりやすいサイトがあったので確認してみてください。桐山さん、こうやって弾いてたんだ〜!と理解の助けになります。

mainichi.jp

 

この曲について、きょうのあきと(桐山さんがJonnhy's webで連載されているブログ)ですこし解説のようなものが書かれていたのですが、現在はもう見れなくなってしまっているのでその内容も含めてこの章ではお話しさせていただこうと思います。

※「きょうのあきと」は桐山さんが頻繁に日常のことやいっしょに住んでいるワンちゃんたちのこと、メンバーのことからメンバーに見えたもの(?!)まで届けてくれるブログです 素の桐山さんが見れるのでぜひ!

https://www.johnnys-web.com/s/jwb/diary/747

 

 

アラームより2時間早く 目覚めた緊張しぃの僕
今日はビシッ!と伝えると 鏡の僕と約束

新しく買った服を着て 嬉しそうに向かう足音
同じ気持ちですか? あなたは?

のAメロからはじまるこの曲。

「ビシッ!と伝える」からプロポーズの日の朝の出来事なのかな?と考えるとそのまま予測すると、「あなた」は「僕」の恋人ということになります。

なるほどそういう結婚したいと思える恋人に向けた「かなさんどー」ね!と納得して歌を聴くと、この曲は「いつもの砂浜に愛するあなたと一緒に行ってプロポーズをする日の風景を沖縄民謡風のメロディにのせて柔らかく優しく描いた曲」という印象になります。

しかし、この曲はそれだけではありません。

「あなた」を沖縄という地そのものとして擬人化して、「桐山さんが大好きな沖縄に行った日の海辺の風景を優しく愛情たっぷりに描いた曲」という一面もあるのです。

そういった二面性を孕んだ遊び心がある曲を書かれるのが、いろいろなアウトドアやDIYや旅行、メンバー間でもボードゲームやテレビゲームまでをとことん楽しむことができる、ある意味「遊ぶことが得意な」桐山さんらしいな、と感じました。

 

また、「MG」のライナーノーツでも

せっかくのソロ曲やし、どうしようかいろいろ考えたんですけど、やっぱり僕がファンの方だとしたら、桐山照史の中から出てくるものを聴きたいなと思ったんですよね。

「(中略)照史くんが見てきた世界や感じたものを直接歌うだけで、伝わるんじゃないですか?」

と語るとおり、桐山さん自身にとって「沖縄」という土地は本当に大きな要素であり、その沖縄民謡のようなメロディーラインと桐山さんが弾く三線石垣島出身ユニットであるやなわらばーの石垣優さんが参加するお囃子がより桐山さんのもともと持っている天性の包み込むようなあたたかさ、魅力を助長させていると感じます。

 

わたしが出会った桐山さんはすでにコロナウイルスによってぜんぜん沖縄に行けてない桐山さんなのですが、これまでの映像やインタビュー等を見ていれば「沖縄が第二の故郷」であり、本当に「沖縄」という土地でまた新しい人間関係を築いて家族みたいに接することができる家族がいて、ごく自然体でいれて、彼は本当に沖縄を愛しているんだなと感じることができます。

そんな土地だからこそ、桐山さんが「かなさんどー」であると歌えるし、自身を表すソロ曲の題材となるのです。

 

そんな「かなさんどー」という曲自体の要所要所に、桐山さんが沖縄を愛している理由がすこしずつ描かれているような気がして、わたしは桐山さんを愛するようにこの曲を愛してしまいます。

 

いつもの砂浜座り 唄う青い空と 共に
小さく 海うさぎ飛び跳ねて 笑おう
拗ねると すぐ涙する そんな全てが愛しくて
何気ないこの時間求めて あなたへ
この声を

いつもの砂浜座り 唄う月明かりと 共に
眠りに つく夜凪 見つめて 笑おう

「海うさぎ飛び跳ねて」は、強風で白い波が海面に立つ様子を表しており、「夜凪」はそのまま、夜に海上の風がとまることです。

砂浜に座って強風に仰がれた海面や急に強い雨が降ってきたりする天候にご友人と「こりゃダイビングできひんなあ」と笑い合ったりする時間、荒れていた日でも夜には静かに眠りにつくような海の動き、すべて楽しくて愛しくて、こんな何気なくて自然に任せた自由な時間が桐山さんの癒しとなっていることがわかります。

 

また、

出逢ったあの日の匂いも ゆったりした話し方も
今鮮やかに思い出す あなたは?

沖縄の自然やその土地っぽい匂いや沖縄に住む人たちのあたたかくてせかせかしない、ゆったりした雰囲気も、彼にゆったりした時間や自分のままでいられる時間を与えているのだと思います。

 

こんな時間はただ東京でアイドルをやっているうえではなかなか得られるものではないと思いますし、だからこそ「沖縄では自然体でいられる自分をファンに見せたい」と思って、ジャニーズWESTになってはじめての、自らが作詞作曲した曲に表してくれたのだと考えると、とてつもなくこの曲の味わいが深くなってきます。

桐山さんの遊び心やあたたかさ、そしてなにより歌のうまさに加えて、沖縄への愛やファンへの愛、彼の自然体、いろいろなものをこちらに投げかけてくれる「かなさんどー」、いまいちど噛みしめてみませんか。

 

 

 

個人的大優勝フェイク集

 

わたし、桐山さんが曲中に見せるフェイクがめちゃくちゃ好きなんですよね。

繊細なのにパワフルで、猛々しいのに綺麗で。とにかく「ジャニーズWESTらしさ」を感じられて、桐山さんのフェイクがある曲が特に大好きです。

 

というわけで、わたしが特に好きな桐山さんのフェイクが聴ける5曲を選ばせていただきました。

ぜひよろしければみなさんと「だよね〜!!」だとか、「違う曲もどう?」だとか言い合いたいです。では。

 

 

① GimmeGimmeGimme

 

(↑やっと発売決定しましたね…!ヤッターー!)

 

悪い男がバーで会った女性と一夜を共にし、女性の期待とは反してそのままポイしてしまう。男は「騙された方が悪いんだよ?」と言わんばかりに余裕を見せて次々と女性を翻弄していく「大人の」曲。

 

イントロ部分からすでに入るすこし軽い裏声のフェイク。ある意味口笛のような余裕さを感じられるもので、この曲の主人公の伊達男感をさらに増してくれます。

 

そしてラスサビに本領発揮。

のっけから1オクターブ以上(A♭からhiE♭)にわたってスムーズに上げていく歌い方でサビの盛り上がりをより増長させます。このときのブリッジ(地声から裏声に変わる音域)のなめらかさ、綺麗なのにパワフルさを失っていない桐山さんの技術力に本当に脱帽してしまいます。

また、後ろで「HEY!HEY!」と歌っているところではさまざまな短めのフェイクを入れているのですが、とくにhihiGが喉をがならせずに余裕そうに出しているところが「好き!!」となってしまいます。

桐山さんのすごいことをこの曲の主人公のように表情も崩さず余裕そうにやってのける表情が浮かんでくるようなこの曲、フェイクの軽やかさと色気に酔いしれてみませんか。

 

② Eternal

 

 

いわゆる「狂愛三部作」の最後の作品。

自分たちを追うだれかから命からがら逃げてきたふたり。「君」を全てを賭けて愛した自分を振り返り、命を賭して護ることを誓う曲。

 

これはパフォーマンス含めて大好きな1曲です。

イントロから切なげに息をつくように歌われるフェイクは、この逃亡劇の終わりを予感させてくれるような喪失感を感じさせてくれて、素晴らしくこの曲の世界観にハマるんですよね。

また、ラスサビ直前の咆哮のようなロングトーンには鳥肌が立ちます。

最後の決断をしたかのような力強さなんですけど、それにしては綺麗で伸びやかで繊細で、桐山さんご自身のポテンシャルというか、生まれ持った声帯と身につけた歌唱力に感謝するとともに、この曲自体の劇的な切なさを表現してくれていると感じます。

「ラッキィィィィィィィ7」ライブ映像では衣装につけられたパーカーを目深に被り、闇に紛れて絶望に打ちひしがれているような印象を与えてくれていて、それも普段の明るく照らしてくれるようなアイドルである桐山さんとはまた違った感じ方をさせてくれています。

 

③ Toxic Love

 

 

「toxic」=毒 より、「毒のような愛」。

自分のものには絶対にならないひとと肌を重ねて、愛し合っている僕。そのひとへのまさに毒のように深く重く熱く蝕む愛情をアップテンポなリズムに乗せて歌った曲。

 

イントロから藤井さんのラップと対照的な高さでのフェイク。このファルセットの息の抜き方、そして終わりがけの下がるメロディがほんとうに気持ちよくて。

このフェイクのおかげで藤井さんのラップが引き立ち、そしてAメロにスッと入れます。

また、サビにはフレーズとフレーズの間の短尺に挟み込むようなフェイクを織り交ぜており、これがこの曲の縦ノリにスパイスを与えてくれています。さらに桐山さんの健康的な色気も感じられちゃう。

ラスサビには高い音程でのロングトーンから飾るようにさらに軽々と高いところに行ったりしちゃうのでその技術力にも驚かされます。

この曲ももう白状するとめちゃくちゃダンスパフォーマンス込みで大好きな曲です。

ピンクのスパンコールがキラキラ光る衣装で軽快に動きつつ、藤井さん神山さんの低いトーンのラップと桐山さんのハイトーンのフェイクでキメるジャニーズWESTなんてかっこよくないわけがないですよね。

 

④ Unlimited

 

 

まさに「Unlimited」(無限大)で前向きな夢を語り、まだ夢の途中にいるからいっしょに手を取って進もう!と聴いているファンにも向けて歌う「とにかく希望に満ちた」曲。

 

これはもうラスサビが本当に素晴らしい。

ラスサビに入る直前、濵田さんが高いところで綺麗に儚げに繋いだフェイクにのっかるように力強く芯を持った歌声で響かせていくこの部分、何度聴いても痺れます。元気が出る。

そのままサビに入っても全くブレずに真っ直ぐと吐き出される歌声、「(かぞえ)きれないほど」に乗せるようにアレンジされるフェイク、桐山さんが繊細に澄んでいるけれども力強い声を持っているからこその部分だな〜と感じます。

この歌自体のパワーにジャニーズWESTのパワーが乗ってほんとうに希望に溢れた曲になっていると感じますし、そしてフェイクでよりそれが際立っていると、私はそう思っています。

 

⑤ 間違っちゃいない。

 

証拠(初回盤B)(CD+DVD-B)(特典なし)

 

メンバーの重岡さんが作詞作曲した、重岡さんの自身の「等身大の自分」が現れているどこか寂しげで、でも悩んでいる全ての人に隣り合うように力強いメッセージを感じる歌。

この曲のフェイクは基本的にアウトロの「la la la…」に被せるように「間違っちゃいないよな」「間違ってもいいんだよ」と歌う部分に集中しています。

濵田さんの優しい、神山さんの真摯な、中間さんの悲痛な、藤井さんの実直な「間違っちゃいないよな」、そして小瀧さんが真正面から言い聞かせるように「間違ってもいいんだよ」と歌った後に神山さんが再度「間違っちゃいないよな」と叫ぶところに桐山さんが力強く登場。

約2オクターブほど徐々に上げていくロングトーンは後半になればなるほど勢いと声量を上げ、さらにこの曲のラストを飾ろうとします。

その後も高音域の旋律をがなるように短く歌い、さらに力強さとこの曲の「意志」のようなものを強くし、そのうえで桐山さんが「間違っちゃいないよな wow…」と繊細に語りかけるように歌うんです。

このフェイクを聴くと、桐山さんの声が神山さんも、そしてその裏の「la la la…」でさえも引き立てているように見えて、いつも一歩引いて全体を見ている桐山さんっぽいな〜と感じます。やっぱりここはさすがメンバー制作曲といったところなのでしょうか。

 

 

さて、ここまで5曲聴いてきましたが、改めて見てみると私は桐山さんの「声の力強さ」「裏打ちされた技術力(歌唱力)」や「高音に耐えうる喉」に惹かれており、そんな素敵なところを桐山さん自ら生み出そうと努力してくださったことに感謝せざるを得ません。

彼が飾る曲がこれだけ輝いているのは彼ご自身の努力だと思いますし、ライブや音楽番組等の披露機会でも安定してその綺麗で緻密な高音を出せるのは彼が努力して喉や技術を鍛えたからだと感じています。

彼が努力したからこそのジャニーズWEST「力強さ」と「繊細さ」に、みなさんで今一度虜になってしまいませんか。

 

 

 

夕陽のオレンジ

 

わたしがジャニーズWESTを好きになるまでは桐山さんって底抜けに明るくて関西人っぽくて饒舌で少しうるさいくらいで気持ちよくいっぱいご飯を食べて、とにかく周辺を明るく照らしまくる太陽みたいなひとだな、と思っていました。

たしかにそういった素敵なところをバラエティ番組などでよく見せてくれる人ではありますし、笑い声も楽しげ、趣味も代表的なもので言えばダイビングやDIYなどどちらかというとアウトドアなものばかり。

見た目もつぶらな瞳とすこし日焼けした肌と人懐っこそうな笑顔で、いかにもいわゆる「陽」の人。

 

ですが、そんな太陽みたいなところばかりではない、と感じています。

これだけだとちょっと語弊があるかもしれないんですけど、ファンになってから見えた「底抜けに明るい!ギラギラ!」だけじゃないところがとても素敵で、彼により魅かれたんです。

 

① ハプニングにも対応できる「冷静さ」

 

アイドルとしてのアーティスト活動だけではなく、バラエティMCや生放送バラエティレギュラー、ラジオ番組パーソナリティもしっかりと経験している桐山さん。

生放送でもコメントが外れることはほぼないですし、ラジオの視聴者参加型企画にもいたずらっぽい笑みと同時にいわゆる素人の拙いコミュニケーションをしっかりと拾い、御礼や愛のあるツッコミで応える臨機応変さがあります。

 

いろいろなお仕事の中でとくに「パパジャニWEST」(Paravi版)ではその冷静かつ愛に溢れた対応力が、保育科に所属した経験とともに活かされているのではないか、と考えます。

個人的に印象的なのは、Paravi配信版 #12でサナちゃん(3兄弟の末っ子)がキャンプ場で転けたときの対応です。

 

youtu.be

(予告には該当シーンはないのですが懐かしさに浸れると思いますのでぜひ)

 

www.paravi.jp

 

ロケ中とはいえサナちゃんに驚かせない声色で声をかけ、ミウちゃん(お姉ちゃん)に「抱っこした方がいい」と言われると同時に、というよりそれよりも早く抱き上げてテントまで戻り、手当ての際には遊び心たっぷりに子どもの痛みを忘れさせるような振る舞い。

自分で考えたら少し慌てて「大丈夫!?」と大きな声を出してしまうかもしれないところに、子どもを慌てさせない神対応が光っており、ごく冷静かつ場面に合わせて子どもには優しく的確に対処するある意味「クールでクレバーな」桐山さんが出ていると感じます。

他の回でもバラエティ的展開にガッツリと振ってしまう場面はありつつも(作業中に居眠りしたり)、子どもファーストで的確に行動する桐山さんの冷静さを意識して皆さんにも見てほしくて仕方がないです。本当にかっこいい。

 

② こちらには見せない「繊細さ」

 

ファンには少し豪快そうに、そしていつでも楽しそうな顔を見せてくれる桐山さんですが、過去のインタビューなどでは結構繊細でさまざまな方面に気を配る方なのだな、というところがわかります。

 

桐山さんや中間さんのデビュー時の10000字インタビューでは、Jr時代やデビュー当初のいろいろなエピソードが描かれていました。

その一部でわたしが「そうなんだ」とすこし驚いたところを挙げますと、

 

僕、ひとりでいるのがイヤなんですね。(中略)最近、ひとりでごはん屋さんに行ったとき、メンバーにグループメールで"今、これ食べてんで!"って送ったら、みんな"美味しそうやな"って返してくれたんですけど、淳太は店に来てくれたんです。"おなか、すいてたから"としか言わなかったんですけど。

大好きなばどのエピソード。ひとりでいるのが苦手 という意外な一面が見えるとともに、そんな弱いところを自然にカバーする桐山さんの「相方」の存在を感じることができます。

 

誰よりもメンバー想いで、誰よりも関西Jr.のこと考えて、誰よりも繊細で傷つきやすくて、そのくせ悩んでるときとか、平静を装えてると思ってる。(中略)わかるに決まってるやろ! すぐわかる。どんだけいっしょにおったと思ってんのって話ですよ(笑)

これは中間さんから桐山さんのことを話したエピソード。この時点で10年以上いっしょにやってきたふたりだからこそ、ファンにはわからない重い荷物をいっしょに背負おうとしてくれますし、それは7年経った今でもそうだと信じています。というかもう中間さんが「繊細」って言うんだから違うはずないんですよね。

 

ほかにも関西Jr.時代の「高校卒業で一度やめようと思った話」や、「『ごくせん』撮影後に一時休養していた時期の話」や、「串カツ事件」など、さまざまな話がこのインタビューでは出てきます。(ここで一部だけ抜粋して変に誤解されるのが不安だったので書きませんでした、ぜひ原文を読んでほしい…!)

7年経った今でも、番組でいじった後輩には後日ブログ等でフォローしたり、本当に繊細な気遣いが留まるところを知りません。

 

このすべての話に言えることは、桐山さんの「繊細さ」は、他人のことをいっぱい考えて行動するからこその繊細さなのだということです。

人のことをずっと考えている優しい繊細さを持つ桐山さんだからこそ、わたしたちはそんな繊細な気遣いにもあまり気づかず、でも無性に素敵な人だと思って愛してしまうのだと考えています。

 

③ 人の優しさに感じ入る「涙もろさ」

 

最近の桐山さんは「パパジャニWEST」でもLIVE TOUR「W trouble」でも「なぁに泣いてんの〜」と言っているイメージがありますが、桐山さんもめちゃくちゃ涙もろいよなあ、と思って見ています。

 

(↓これは涙する中間さんをあやす桐山さんが見れる映像)

www.paravi.jp

 

(↓そしてこれは涙する濵田さんと重岡さんと神山さんに困ったように笑う桐山さんが見れます)

 

パリピポ」初回盤についている「ジャニーズWEST 1st albumリリースパーティー『皆様のおかげSummer Carnival!』」では同時期に誕生日を迎える重岡さん桐山さんのお祝いがされているのですが、そこでは「デビュー時にいろいろなことがあったこと」「こんなメンバーとファンにに恵まれて誕生日を祝ってもらっている事実」によって「ウーーー…」と涙を堪えきれなくなっている場面があります。ちなみに(すでに降りてしまっているのですが)とても可愛い赤色のいちご衣装で、一生懸命堪える様子がめちゃくちゃ可愛いので、桐山担全員に見てほしいです。

 

 また、ドームライブ「24から感謝届けます」では「All My Love」の後ろに流れるメンバー直筆の歌詞に「下手なんがいいんよなあ」とその手作り感に浸って「泣きそう〜〜!」と茶化して涙が出ないように耐えながら感じ入っていたり、ライブ本編映像では「ゲネプロの時点で泣きすぎて泣かなかった」桐山さんがしんみりとメンバー1人1人について今までのことを振り返っていたり、とにかくめちゃくちゃエモい映像が見れます。

 

この2つの映像どちらにせよ、また過去に放送されたテレビ番組の感想等を見ている限り、桐山さんって「人への感謝」とかとにかく「人の優しさ」を感じた瞬間に大きく心が動く人なのだなあ、ということがわかります。

「優しくし甲斐がある」と言っては語弊があるかもしれませんが、涙をこぼしそうになる程感謝してくれる彼にはもっともっと優しくしたいな、彼がもっと喜ぶ顔を見たいな、と思うような魅力がありますし、だからこそメンバーたちから「人たらし」と呼ばれるほど人に愛されている人なのかもしれません。

 

ギラギラと人を焼くように照らす明るさというより、桐山さんの明るさは、人に劣等感を与えない明るさだな、と感じています。また、「熱い」というより、「あたたかく」てこちらの寂しい気持ちまで全て包み込んでくれるような熱です。

いつも人のことを考えていろいろな行動をしてしまうあたたかいひとだからこそ、メンバーやスタッフさん、関係者の方々、お友達、そしてわたしたちが桐山さんのことをすごく安心して見ることができているのだと思います。

それは眩しくて目に痛い「太陽」というよりか、あたたかく夜に移るまでの空を色付けてくれる「夕陽」のようで、だからこそ桐山さんのメンバーカラーはオレンジなのかも、とひとりごちてしまっています。

 

 

 

まとめ

 

桐山さんの魅力は「あたたかさ」だと思います。

「こんなに全ての要素があたたかいな〜と感じるひと、他にいる?」と思います。

それと同時に、こんなにファンに安心感と笑顔を与えてくれるアイドルに至るまでの緻密な努力や配慮が、桐山さんを魅力的に見せているのだとも思っています。

その繊細さも冷静さも全部「桐山照史」さんで、そんな彼だからこそこれから30代を歩んでどんどん深みを増していくところが楽しみです。

 

願わくばまた「食べる」演技がある作品のオファーが来ますように!

そして桐山さんが穏やかに自然体でいれる場所で思う存分ゆっくり過ごせますように!

アイドルとしてもっともっと優しくともキラキラ輝くところを見れますように!

桐山さんの人生に幸せなことばかりが起きますように!

 

 

 

このブログを読んでご感想やご意見、ご指摘等ございましたら、ぜひマシュマロやお題箱にメッセージをお願いいたします。Twitterで意気揚々とお返事いたします。

 

特にみなさまの桐山さんへの愛や、(もしあれば)「お前ここは解釈違いやぞ!」というところを教えてほしいです。

私としてはまだまだファンになって1年なので、桐山さんについていろいろ知りたいな〜と思っています。みなさんの好きな曲や素敵なエピソードとかあったらぜひ教えてほしいです!

 

また、ご指摘や修正事項等は確認次第、当記事でも修正させていただきます。

 

 

マシュマロ↓(ちょっと返信遅れることもあります)

 

 

お題箱↓(通知来るのですぐにお返事できます)

 

 

 

ではまたいつか〜!

 

「サラリーマンの父さん」と見る、重岡大毅さんのアイドルらしさと人間臭さについて ー 29歳のお誕生日によせて

 

こんにちは、しろです。

 

\\重岡さん、29歳のお誕生日おめでとうございます!!!!!!!//

 

29歳!?!?!?!?!ガチアラサーじゃないですか!?!?!?!?!

 

すみません取り乱しました。重岡さんのことを歳下だと思っている節がありました。重岡さんが30代目前になる世界観があるとは思っていませんでしたね。

自分の年齢もそろそろ誕生日が来るのが嬉しくなくなってきましたが、なんだかんだ言いつつもお祝いするのもお祝いされるのも最高に楽しい行事ではありますよね。誕生日万歳。(ちなみにわたしの誕生日は10月23日です 中間さんの2日後と覚えてください)

 

さて、今回は重岡さんについて、「rainboW」初回盤Bに収録されている「サラリーマンの父さん」を中心に他の楽曲などを見ながら、とにかく好きなところだけを語っていこうと思います。

 

rainboW (初回盤B) (特典なし)

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長々とした文章とはなりますが、よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

「サラリーマンの父さん」と「息子」の重岡さん

 

「サラリーマンの父さん」

重岡さんが作詞作曲された、還暦を迎えたお父さんに捧げる曲。

ギターとブルースハープが中心になって奏でられる、なつかしくもあたたかくもあるこの曲の、特に詞についてちょっと語りたいので、3点にまとめてみました。

 

 

① 展開がどこまでも「父と子」

 

この曲は1番と2番、そしてその後の展開についてメロディーによって「視点」や「語りたいもの」が共通しているように感じます。

そして、その「語りたいもの」がどこまでも「お父さん」と「重岡さん」ご両人に関係するものなのです。

 

笑顔とため息が 混じり出した近頃の誕生日

あなたと僕が 重なり出したこの頃の日曜日

Aメロは「重岡さんが思うお父さんの近頃」を描写しています。

どちらも還暦を迎えるにあたって、若い頃よりもすこし覇気が少なくなってきているお父さんを表しているように見えます。

 

責任の肌触りを 繰り返す日々の意味を

何より誰かの為に生きる 難しさを

あの日ブチ切れられた僕を 下手くそ風の吹き回しで

赤と青のグローブ キャッチボール 楽しかったなぁ

鼻で笑う もう歳だと 助手席 ぬるい風のエアコン

生まれて死ぬまで 僕はあなたの息子だからな

Bメロは「お父さんと重岡さん」

1番では「自分の今を考えて、その頃のお父さんに思いを馳せる重岡さん」、2番と2番サビ終わりでは「重岡さんの思い出に残っているお父さんとの出来事や会話」が描かれています。

 

赤いちゃんちゃんこ着せられ照れて笑う

あなたの背中思い出す

タイガースが負けてボヤいてたリビング

街頭照らす パジャマタバコの影

赤いちゃんちゃんこ着せられ照れて笑う

あなたの背中追いかける

サビ部分は「重岡さんから見たお父さん」

1番サビとラスサビでは「還暦のお祝いをしたときの姿」、2番では「普段の姿」を思い出して、なんてことはない普通の「お父さん」ではあるけど、重岡さんにとって大切で尊敬できてかっこいいお父さんであるということがわかります。

 

こうやって1番で一区切り、2番で一区切りされていることによってこちらにもなんとなく「重岡さんとお父さんについての思い出を噛み締める時間」みたいなものが与えられている気がして、よりこの曲の世界観に没入できるのだと考えています。

 

 

② 単語だけでわかる!重岡さんが描く情景

 

単語をぽつりぽつりと置いていっているだけのように見えて、その実いろいろな意味がそのモノには込められていることが多い重岡さんの歌詞。

この「サラリーマンの父さん」にもいくつかあります。

 

へこんだ缶コーヒーも

空のまんま しゃんとしなくちゃ

お父さんを「へこんだ缶コーヒー」に見立てた比喩。

空になってしまってへこんだ缶コーヒーの缶も、中身はないままでも戻してしっかりと立たせることができるように、「還暦を迎えて退職したからといってそのまま何もせずにだらっと過ごすことはないんじゃない?まだまだ元気なはずだよ」というメッセージが込められているように感じます。

急に出てきた「缶コーヒー」ですが、「サラリーマン」と「缶コーヒー」という単語の相性の良さや、「もしかしたらお父さんもよく飲んでいたのだろうか」という想像により、不思議と自然にまとまっている気がしました。

 

鳴らない目覚ましと

置いたまんま枕元のメガネ

日曜日のお父さんの様子。

この2つの名詞だけで「自分よりも遥かに遅く起きるお父さん」がすぐにわかります。

もしかしたら、重岡さんが東京に行くまで、あるいはお父さんが単身赴任されるまではお休みの日でもある程度早く起きてメガネをかけて朝ごはんでも食べていて、そんなずっと寝こけている姿なんて見たことなかったのかな、というところまで想像できちゃうのがすごいところです。

 

③ 重岡さんの照れ隠しのエール

 

この曲について重岡さんは「退職祝い」や「親孝行」など(音楽誌「MG」より)と発言されています。

しかし、単純に「ありがとう」という気持ちだけじゃなく、お父さんのかっこいいところもカッコ悪いところも書いていて、その上で「あなたのことをずっと追いかけている」「これからも追いかけさせてくれる父親でいてくれよ」というメッセージも感じることが出来ます。

このメッセージには、退職されて一つの「やりがい」が終わったお父さんへの「エール」みたいなものが見えて、重岡さんのあたたかさを実感します。

 

お父さんへの憧れの感情や、「エール」のメッセージを感じられるところを見てみると、

 

 笑顔とため息が 混じり出した近頃の誕生日

へこんだ缶コーヒーも 空のまんま しゃんとしなくちゃ

 「しゃんとしなくちゃ」の言葉にお父さんの背中をバシッと叩く重岡さんを思い浮かべます。

 

責任の肌触りを 繰り返す日々の意味を

何より誰かの為に生きる 難しさを

30代目前になって、背負う責任も重くなってきて、改めてわかるお父さんの「家族を背負う責任」「仕事に毎日行かなくてはならない意味」「誰かのために生きるという難しさ」に、尊敬の念。 

 

スーパーマンも勝てない サラリーマンの父さん

 「スーパーマン」と「サラリーマン」で韻を踏んでいるこの部分。

僕にとってはスーパーマンよりもなによりも頼りになるサラリーマンの父さん。

 

あなたの覚悟がこの僕だから

若いころはなんとも思わなかったんですが、「家庭を持つ」とか「子どもを授かる」ってのはやっぱりお金も責任もすべて親にのしかかってくるもので、覚悟が必要なんですよね。その覚悟が「重岡大毅さん」となって表れてる重岡さんのお父さん、改めてすごい。

 

鼻で笑う もう歳だと 助手席 ぬるい風のエアコン

生まれて死ぬまで 僕はあなたの息子だからな

なまぬるいところでなまぬるい話をしていた父と息子。「まだまだがんばってもらわんと困るわ」なんて笑い話にしていたのかもしれませんが、その裏にはこんな熱い想いが。

 

何年何十年 会社に向かう

幸せ背負った サラリーマンの父さん

「幸せ」という名の家族への責任を背負い続けて何十年も会社に通いつづける、これだけでめちゃくちゃすごいです。社会人になったからこそかもしれませんが、めちゃくちゃ沁みます。

 

照れ笑いも似てきた 誇らしく思うよ

あなたの人生 サラリーマンの父さん

憧れの父さん 僕だけの父さん

僕だけの父さん」だからこそ憧れで、誇りで。だからこそ、これからも背中を追いたくて、しゃんとしててほしい、重岡さんのお父さんへの想いが伝わります。

 

重岡さんがお父さんと過ごした28年間がぎゅっとつめこまれて、温かくも秀逸なことばたちと少し歪んだギターと少しもったりしたテンポのドラムベースと体温を感じられるブルースハープ、そしてまっすぐ心から叫んでいるように聞こえる重岡さんの歌声がわたしたちに訴えかけるのは、「お父さんのことが大好きで、とても尊敬している」ということであり、私たちファンもメンバーも存在しない、「家族」だけが存在する曲であると感じています。

アイドルの重岡さんが「アイドル」として出す曲なのにただの「息子」として歌っていて、それがとても人間臭くて、わたしはとてつもなく大好きです。

 

 

 

重岡さんのフレーズと体温

 

たぶん何万回も言われてると思うんですが、重岡さんの描く歌詞には重岡さんのこれまでの経験が乗っかっていて、重岡さんのあたたかい笑顔を思い出すような、いわば「体温」のようなものを感じます。

(上記「サラリーマンの父さん」以外で)重岡さんが制作に携わった楽曲にフォーカスを当て、わたしが好きなフレーズを2〜3個挙げてみました。

個人的な感想とともに書いておりますので、共感や新たな気づきや他の素敵なフレーズをみなさんとシェアしたいです。

 

 

・「乗り越しラブストーリー」

 

重岡さんの初作詞曲。(作曲はYHANAELさん)

別れてしまった彼女とふと偶然同じ車両に乗り込んでしまった僕が、話しかけられないまま付き合っていた当時の思い出に浸りながら、この電車を乗り越すか乗り越さないかを考える、ある意味ラブソング。

もう これ わたし めちゃくちゃ大好きなんですよね。

「未来」のような意味を「切符」と隠喩したり、その「切符」が擬人化されていたり、過去にふたりがしたであろう会話文がそのままで描かれていたり、とにかく「ほんとうにあの重岡さんが?」と初見で驚いたほどの技術と表現力でリアルな恋と気持ちの揺れ動きを表現しているのです。

 

個人的にめちゃくちゃ好きなフレーズは、

目を閉じて 思い出ひたっとったけど
ドア開く まだ好きなんや

目を閉じて思い出に浸ってたのにドアが開いて目も開けざるを得なくて、そこでふと「まだ彼女のことが好き」だと気づく。この対比とテンポ感。

 

アダムとイヴも二度見しとったやろ

アダムとイヴ(=恋人の象徴)でさえ二度見するような甘さを表現しているのですが、こんな語彙出る!?と驚いてしまいます。

 

ポケットでぽけーっと僕の切符

この表現のしっくり感すごくない!?「 ポケット」という単語や擬人法はそれまでにもずっと出てきていましたが、2番終わりの少し展開が変わるところでこのキラーワード。個人的にはどの方向に進めばいいんだろう、と思考停止しているようすを表しているように感じました。

 

の3つです。

初作詞から人間臭く重岡さんらしさ全開で、いまもいい意味で変わっていないことに安心と信頼を置いています。

 

 ・「間違っちゃいない」(「間違っちゃいない。」も含む)

WESTV!(通常盤)(特典なし)

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重岡さんの、「等身大の自分」が現れたどこか寂しげで、でも力強いメッセージを感じる歌。

パブリックイメージの重岡さんってニコニコしていて明るくてうるさくて、そんな重岡さんからこんな夕方とか夜とかに散歩してるみたいな曲が出るんだ、と驚いた印象があります。

WESTV!パンフではこの歌ができるまでのエピソードが書いてありますが、なんだかもうジャニーズWESTっていうチームがあったかくて、そのあたたかさがこの歌詞の優しく包み込むようなところにも現れている気がして、ほんとうに大好きです。


わたしがとくに好きなフレーズは、

 

理想と現実で結ぶ靴ひも 歩けるかな
教えて近所の青空

理想と現実、全然違うところから伸びている靴ひも。

理想と現実が同じ足の靴ひもならうまく歩けるのに、なかなかそんなわけにはいかず現実は思ったとおりにはいかなくて、根拠なんてないけど空を仰いでしまう気持ちは痛いほどわかります。なかなかうまいこといかんよね。

 

ぐるぐる渦巻く世界で 君が花びら
花丸つくれるね

ぐるぐるといろんなことが渦巻く世界で、「君」みたいな花びらのような光さえあればそのぐるぐるも花丸になる。

この表現が俗すぎるかもしれませんが天才すぎて、気づいた時にすごく感動したのを覚えています。

 

頑張れなくていい 嫌になったっていい
情け無くていい ダサくていい 怖くなってもいい
どんな自分だっていい

ストレートに「どんな自分だっていい」と言い聞かせるように歌う重岡さんに「間違っちゃいない」ができたときのエピソードを思い出すと共に、自然と自分まで肯定されたかのように感じることができるフレーズ。どん底にいるときこそここを聴いて涙を流したい。

 

です。

背中をドンと押す、というよりかはやさしくさすって「ちょっと前に踏み込んでみる?」と言わんばかりの優しさが、弱った心にスッと入ってきて、このあたたかさが重岡さんの等身大なのか〜!と感じると、このアイドルを応援しててよかった!と感じます。

 

・「to you」

 

重岡さんが感じたいろいろな「別れ」、「永遠などない」という感情を明るくあたたかく描いたこの曲。

アイドルに諸行無常を歌われるのってなかなかに辛いはずなんですけど、この曲にはそんな負の感情を一切感じさせないパワーがあると感じています。

ジャニーさんが亡くなられていろいろなことを感じたからこそ前と上を向いていて、そんな前を向く力がある重岡さんとジャニーズWESTだからこそ応援しているこちらも力を少しずつ分けてもらえているのだと思うのです。

 

放物線を空に描こう
あなたへ届け 虹色のピース

虹(ともするとジャニーズWESTでもありますが)という大きな放物線を描いて、空に行ってしまったあなたにも自分たちの明るい歌声が届きますように!と言っているように聴こえて。なんて明るくて希望的ででもさびしい感情なんだ〜!と胸が締め付けられます。

 

どれもこれも何もかもって
大事なもんはどんどん増えてって
自分ってなんだろ 人生ってなんだろ
何だっていいじゃん love you やっちゃいな

「you やっちゃいなよ」って言われ続けたひとがこれを「love you」とこの言葉を掛けるのが……もう無理です………。確実にこの言葉を愛だと捉えた人しかできない所業で、これからは重岡さんが後輩にこの言葉を伝えていくという意思を感じられます。

 

思い出し笑いできるんだ
この日いつか足元を照らすんだ

冒頭にある「あの日々僕の足元を照らすんだ」に繋がっているこの最後の部分。過去から今まで、そしてこれからが自分の足元を照らす光につながることを歌っていてグッときます。

 

永遠なんかはこの世には存在しないけど、今まで自分が生きてきたこの道がぜんぶ今を照らしてるから、別れも悲しいだけのものなんかじゃない。

そう明るくあたたかく笑顔でポジティブに「別れ」と「人生」を教えてくれています。

こんなことも教えてくれるアイドル、スゲ〜!!

 

・do you know, girl??

 

小瀧さんと共作の「旅」をテーマにしたロックで、でもどこかちょっとアブナくてセクシーな曲。

特典についてくるDVDではこのユニット曲のテーマが「旅」になったときに頭を抱える重岡さん小瀧さんが見れるのですが、そう来たか、と。

「旅」を「トリップ」として変換し、旅行ではなく俗に言う「トぶ」のような意味として使って男女が愛し合う様子を最初から最後までずっと描いています。こんなんエッチですよね。

ほかにも細かく「security check」「check in」「gateをpass」「パスポート」など旅の要素を散りばめられていてディテールがしっかりしています。

 

わたしが特に好きなフレーズは、

 

上から下へsecurity check it baby
gateをpass 足早にcheck in したいね

こんなちゃんとオシャレなのになんとなくどういうことをしてるかわかってしまう隠喩ってありますか? 

 

do you know, girl?? sweet kiss??

これ!!!!これですよライブツアー「W trouble」で驚いたところ!!!

「どういうのが好き?」と確実に発音するおふたりに狼狽えました。そしてこの部分にこの歌詞を再度入れ込むことでまた違った味が楽しめるようになる新鮮さに感動したのを覚えています。

 

の2つです。言葉遊びと対比が効いているこの曲にも、確実な重岡さんのセンスを感じます。

 

・おい仕事ッ!

 

すべての「仕事をしている人」に向けた、明るく元気に笑い飛ばしながら背中を押してくれる曲。

ギミックがとてつもなくいっぱいあって、本当に重岡さんの曲って聴けば聴くほど、考えれば考えるほどおもしろいなあと感じます。

14年間ずっとアイドルをしている人からこんな一般社会人っぽい語彙と感情が飛び出していることに親しみやすさと同時に感動を覚えました。どこで学ぶんやそんな感情。

 

とくに好きなフレーズは、

 

Oh!情けちょーだい!
贅沢散財出金Oh my God 貯金パー!

「お情けちょーだい!」から「たくさん」そして「グーチョキパー」 一瞬なのにギミックが多くて面白いところです。 ここが「グーチョキパー」って書いてるインタビュー記事見た瞬間めちゃくちゃアハ体験だったのを思い出します。

 

Oh!休みバンザイ!
土日祝日連休ロンバケいないいないバー!

お休みバンザイ!!!!!! わたしもおやすみが大好きです。 はっきり言ってここは「重岡さんも連休嬉しくなるのかな」と思ったうれしさだけで選んだフシがあります。

 

ブーブーたれて ごめんくっさい
華麗にスカして
チョチョイふんばって
水に流してフ~

「ブー」「くっさい」「スカ」「ふんばって」「水に流して」とどんどん関連性がある単語の中で仕事にブーブー言っている社会人を表現するこの遊び心、好きです。

 

です。

「頑張れるようなメッセージになりますように!」と書かれたこの曲。それと同時に「頑張るっていつも大変」とも書かれており、だからこそこうやってしんどいことも笑い飛ばせるアツくてバカな曲を書いてくれたのかと考えると、それだけで立ち上がる理由の一つになる気がします。

 

・ムーンライト

 

どこか懐かしさや青春を感じるとてつもなくロマンチックな、重岡さんいわく「ラブソング」。

ちなみに2分50秒で、ジャニーズWEST最短の曲でもあります。

重岡さんが「あなたが暗闇と戦える曲になりますように」とも語ったとおり、この曲には向こう見ずで無謀かもしれないけど、たしかに愛する人が幸せでいますようにという漠然とした、けれどたしかにだれにでもある願いの歌であり、聴いている私たちに「ひとりではない」ということを教えてくれるものだと、個人的に感じます。

Aメロは懐かしい「あの頃」の少年の無謀さを描き、そこから「真昼間の月」への視点が上に持っていかれるBメロ、そして「どこまでも行けそうな気がしてさ」と推進力を感じるサビ。1番ではただ「僕」しかいないこの歌詞に、「君」が登場して「僕」の行動理由となる2番。どれをとってもロマンチックだなあ、と感嘆してしまいます。

 

個人的に好きなフレーズは、

 

手を突っ込めばポケットの中 宇宙行きチケット

縁石に乗り込み 青空へやじろべぇしよう

とくに2行目の歌詞。「縁石」というどこにでもある段差をロケットに見立て、青空へ「やじろべぇ」のようにジャンプする、そんな幼いころの月に憧れた夏休みの光景をこの短いフレーズで想像できます。

 

真昼間の月に僕は種を植えに行くんだ

誰も見ちゃいないし 見たこともない

花を咲かそう

真昼間の月に種を植えてみたくなったのは

いつか君を襲う夜の底 一輪の光を

「真昼間の月」って、太陽が出ているから見えないんですよね。そんな見えないところになぜ花を咲かせたいのか、その理由が2番Bメロに書かれています。「いつか君を襲う夜の底 一輪の光を」照らすため、そのためだけに、見えるかどうかもわからないところに花を植えに行きたい、だなんて究極の愛でやさしさだな、そう感じます。

 

の3つ(2つと言ってもいいかもしれませんが)です。

 

「サムシング・ニュー」発売時の重岡さんのINBOXが忘れられないほど本当に大好きなのですが、そのINBOXでもこの曲でも感じることは、重岡さんがロマンチストで、でも現実を生きている男の人なんだな、ということです。

この歌は基本的に「願い」の枠から飛び出さないからこそ、どこか現実的で、だからこそわたしたちに刺さるのではないか、と勝手ながら推測しています。

 

・バニラかチョコ

 

重岡さんが描く「あま〜いラブソング」。

選ぶのはバニラかチョコか、白か黒か、決着を付けるのか付けないのか、謝るか謝られるか、人間臭く迷ってコンビニに彷徨ってしまった男の子と、その彼女についてのお話です。

「乗り越しラブストーリー」でも女性の恋人は登場しますが、あらためて重岡さんが描く「女の子」というものはこうもしたたかでユーモアにあふれて愛らしいのか、と思い知らされました。

 

この曲でとくに好きなフレーズは、

 

曖昧な時は甘いチョイスをホラ
ビターで苦いのが僕は好き うんソレで良い

「彼女に」と「アイスが」という意味がどちらもかかっている「甘い」。そして僕が苦々しいほうを取って丸くおさめたほうがいいな、と納得して「うんソレで良い」と自分に言い聞かせている部分。

 

準備万端冬空とリップ
いつもの街もイルミネーション
OFFでもONでも素敵さ君はダーリンダーリン

「冬空」と「リップ」、そして「冬空トリップ」(冬の思い出にトリップする)というふたつの意味がかかっています。

そしていつもの街がイルミネーションを行ってることで「イルミネーションしててもしてなくてもいい街だよなあ」と思う心と、「リップまでバッチリ決めた彼女が素敵だ」と思う心どちらにも解釈できる、すごくいろんな意味に聴こえる短いフレーズです。素敵なことばえらびです。

 

のふたつです。

そのほかにも多数の言葉がかかっており、それにも驚くことができるのでみなさまもじっくり歌詞カードを見て聞いてみてください。

したたかな彼女にたじたじでうじうじするこの曲の主人公に、書いた本人である重岡さんの人間臭さや理想や体温を感じて、すこしほっこりすることができます。

 

ちなみにくわしく個人の解釈を書いたブログは下記に。

jjjj1923.hatenablog.com

 

 

ここまで8曲すべてに言えることは、重岡さんのこれまでの経験や感情、そしてたくさんの遊び心がふんだんに詰め込まれているなあ、ということです。

正直、アイドルという特殊な職業に就いて14年間という長い時間を過ごしてきた人からこんな普遍的なのに表現豊かで心に残るフレーズが出てくるのか、ととても驚くことばかりですが、そんな「ごく普通だけれどとても過敏な」感性を持っているからこその重岡さんの「アイドル」としての表現がこんなにも豊かなのかもしれないなと感じています。

これからもわたしは「クリエイター」であり「アイドル」である彼のファンでいつづけたいです。

 

 

 

 

「アイドル」重岡大毅さんが好きって話

 

ここからは「アイドル」重岡大毅さんについて。

好きだな〜〜!ってことをちょこっとだけ書こうと思います。よろしくお願いします。

 

わたくし個人的に、すごく矛盾があって人間臭いところが見えて、でもたしかに人の心を惹きつけるアイドルであるのが重岡さんの魅力、だと感じています。

もちろん白くてムチムチですごくすごく儚いお顔なのに眉毛がしっかりしていて笑うとえくぼが出てきてかわいくてかっこよくて、そこも「アイドル」としての魅力とは思うのですが…!内面の話をさせてくれ…!

重岡さんの中には強さと弱さと熱さと冷たさが同時に存在していて、そんなとても人間臭い矛盾だらけの人が、「あなたはひとりじゃないよ」と言わんばかりに必死にメッセージを歌いつづけてくれるからこそ、わたしたちに安心感とドキドキを同時に与えてくれています。

 

ときにはカメラで追いきれないくらいパッションとそのときの衝動全開で何にも考えずに(いや実際は考えてるとは思うんですが)動き回るし、メンバーといっしょに歌っていてうれしくなったら笑顔でメンバーのそのときの表情を見たい!と言わんばかりに顔を覗き込むし。

とにかくアイドルらしい「型」にはまらなくて、なんなら自らはまりに行こうともしていないように私には見えています。

 

『ごめんね青春!』のときに錦戸さんから言われた「かっこつけんな」という言葉からかっこつけることをしっかりとやめた重岡さんが、今でもほんものの等身大で、まっすぐに、テレビやステージの前にいる人へ想いを届け続けているのが本当に伝わって、とても嬉しいです。

個人的に、「アイドル」ってさまざまな制限がある媒体で「その人自身を」(ときには少し脚色しながら)表現して売り物にするご職業だと思っておりまして、だけどそんな中である程度自由に自分を表現できる場所であるライブを「一番好きな瞬間」と考えてくれる重岡さんというアイドルの信頼感ったらないですし、その自由にしているさまがなによりも重岡さんはキラキラ輝いていて、このひとは正真正銘の「アイドル」だな、と感じます。

 

逆に「かっこつけてた」時からこのまっすぐかつ自由な熱さとともに、人を見る目というか、繊細で冷静な分析力があったのかもしれない、とわたしは考えています。

デビュー当時の1万字インタビューでは、

「7人じゃなきゃダメだって」

「グループとして売れたかったんです。国民的グループになりたいんです。それは半端な想いじゃないんで。そのためには、絶対に3人が必要なんです。だから情やないんですよ、全然。」

「絶対7人であることはブレたくなくて」

と語ったとおり、「7人でデビューさせてほしい」と最初から最後までずっとずっと粘った彼は、確実にめちゃくちゃ見る目があると思います。

いまとなったら7人以外考えられないですし、7人であるからこそわたしは「ジャニーズWEST」に出会ったので、このときの重岡さんの強い意志に本当にわたしはずっとずっと感謝するのだろうなと感じています。

 

また、その分析力のようなものが今の楽曲制作への緻密さ、絶妙な繊細さにもつながると感じていますし、バラエティでのイタズラ好きでちょっと小狡くて破天荒な振る舞いでさえもメンバーの魅力を引き出しているものなのでは?と考えてしまいます。(実際、後者についてはただただ重岡さんがイタズラ大好きでメンバーが困っているさまを見るのが好きで好きでたまらないだけかもしれませんし、たぶんそれもあるのだと思っていますが)

 

子どもみたいなのに大人で、太陽みたいなのに月の光みたいにやさしく照らして、おおざっぱそうなのにしっかり細かいところまで見えていて、底抜けに明るそうなのにちゃんと落ち込んで考え込むときは考え込んで、なんでもオープンそうなのにできるだけプライバシーは見せたくなくて、不正なんて知らなさそうなのにすこしだけずる賢くて、アイドルなのにごくふつうの人間。

そんな重岡さんの矛盾が面白くて仕方なくて、わたしたちの目を離させなくて、そんな重岡さんがジャニーズWESTのセンターとして、魂としてジャニーズWESTを体現するからこそ、わたしたちはずっとずっとジャニーズWESTについていきたい!と不思議と思わされているのだと思います。

 

重岡さんにあわよくばもっともっと演技仕事が来てくれますように!

ずっと彼が彼の音楽を描き続けてくれますように!

そしてできるだけ長く「アイドル」を続けてくれますように!

彼に幸ばかりが訪れますように!

 

 

 

 

このブログを読んでご感想やご意見、ご指摘等ございましたら、ぜひマシュマロやお題箱にメッセージをお願いいたします。Twitterで意気揚々とお返事いたします。

特にみなさまの重岡さんへの愛や、「お前ここは解釈違いやぞ!」というところ、教えてほしいです。まだまだファンになって1年なので、重岡さんについてもっともっといろんなことを知っていければいいな〜と思っています。みなさんの好きな曲や素敵なエピソードとかあったら教えてほしいです。

また、ご指摘や修正事項等は確認次第、当記事でも修正させていただきます。

 

 

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ではまたいつか〜!

 

「FLOWER OF ROMANCE」と見る、藤井流星さんの愛と泥臭さについて -28歳のお誕生日によせて

 

 

こんにちは、しろです。

 

 

\\藤井流星さん、28歳のお誕生日おめでとうございます!!!!!!!//

 

 

8月ってこんなに忙しいのか?と思わざるを得ない通常業務に加えた記念日の多さですね。

めでたいことはめちゃくちゃいいことですし、いろんな方の愛に溢れた作品を見ることができるので楽しみではありますが、あとに控える記念日のスパンの短さを考えると戦々恐々としてしまいます。

 

さて、今回は「rainboW」初回盤Bに収録されている「FLOWER OF ROMANCE」について語りつつ、お誕生日にかこつけてただただわたしが感じる藤井さんの好きなところやおすすめの映像作品などを紹介していこうと思います。

 

 

少し長くはなりますが、ぜひゆっくりお読みください。

 

 

 

 

 

 

 

「FLOWER OF ROMANCE」に感じること

 

この曲の基本的情報からすこし。

Funk、Soul、Jazz、LatinミュージックにHipHopをクロスオーバーした音楽が特徴的なロックバンド、「ALI」のボーカルであるLEOさんが作詞作曲、ラッパーとして活躍するGOMESSさんがラップ作詞を担当しています。

LEOさんは特に藤井さんとの縁も深く、実妹藤井萩花さんとご結婚されていることから、交友関係となり、今回このような「信頼できる」タッグでの楽曲制作となったのでは?と思われます。とにかくエモい。そしてハイクオリティ。

 

この曲ってどんな曲?と聞かれると、わたしは

「ラテン調で描かれる、さまざまな罪を犯してきた主人公が落ちゆく自分の命を思い返して、「もう会えない君にもう一度会いたい」と願い死んでいくまでの歌」

と答えます。

 

この曲についてはLEOさんのinstagramに詳しく解説や作った心情などが書かれています。読まれたことがなければぜひ読んでみてください。

 

 

www.instagram.com

 

LEOさんの投稿でも「流星くんと会った時に、第一印象があまりにも優雅であり、本当に優しい人だったのをよく鮮明に覚えていました。」「流星くんの持つ優雅さ、ロマンチックな魅力」と書いてある通り、藤井さんは優雅魅力的です。

それに加え、美丈夫で彫刻のような美しさを持つ藤井さんだからこそ、すこし非現実的な(藤井さんご自身でもラジオで「アンダルシアに憧れて」のような、70〜80年代の映画のようだと語られています)この歌の主人公が似合うのだと思いました。

 

この曲では複数の文学作品をアイデアのもとに据え、「死とは?」「生きるとは?」「愛することとは?」「伝えることとは?」を花の一生と男の一生に擬えることで表現しています。

 

一回聴くだけで「もしや?」と思うのは芥川龍之介の「蜘蛛の糸」という作品です。

 

www.aozora.gr.jp

(すぐに読める作品です。ぜひ)

 

ゆらりゆらり糸を落ちる』にはこの男が極楽へ向かっていたはずなのに、ゆっくりと、しかし確実に地獄へ落ちてしまうということを示し、また、それによってこの男がさまざまな悪行を施してきたということがわかります。

また、LEOさんが「見てみたい」と記した藤井さんが表現する狂暴性を、芥川龍之介の世界観と曲を合わせることで表現しているとも感じます。

 

これに加え、LEOさんからはゲーテの「野ばら」という詩のことが語られています。

www.worldfolksong.com

このサイトやWikipediaを参考にさせていただいたのですが、ざっくりとわたしが解釈した内容としてはこう。

 

「子供たちがきれいな野薔薇を見つけた。とても美しいのでずっと見ていたが、やっぱり摘んで帰ろうとしたら野薔薇が言う。『摘むのであれば摘めばいいけど、そのときはわたしのことを忘れられないように棘で刺します』子供たちは結局その野薔薇を摘んだ。摘まれてしまった野薔薇はかわいそうだが、その清らかな美しさは永遠に色褪せずに子供たちのもとに残るだろう」

 

というかんじ。(主に近藤 朔風さんの日本語訳詩をもとにしました)

 

LEOさんの投稿にもさまざまな想いが書かれているのですが、

・「摘まれた花も、それによって飾られることは死ではないのでは?」

・「摘まれていない花も誰にもみられていなければ生きているとはいえないのでは?」

という問いから、この曲では「伝えられた愛やその表現は、たとえその人が息絶えても受け取った相手のなかで生き続け、次の生命に受け継がれるのではないか」ということを表現しています。

 

特に、

透明な記憶 留まらせて
永遠に近い 時の側で

には「愛を伝えられた人の中でその生命は生き続ける」こと、

神様に頼んで
また会える生命(とき)まで

には「その想いが次の生命に受け継がれていく」ことを示されていると考察します。

 

どこか侘しくて悲しくて、だからこそ死に際まで優雅で魅力的なこの男。

その難しい魅力を最大限に演じる、そしてALIやオーケストラのインストルメンタルを最大限活かすために「(デモを)めちゃくちゃ聴き込みました」と語った藤井さんに、わたしは非現実的な美しさとともに着実にひとつずつ積み重ねる泥臭さのようなものを感じるのです。

 

 

 

演出家 藤井流星の熱

 

藤井さんは2019年のライブツアー「WESTV!」以降、ジャニーズWESTのライブ演出を担当しています。

この章ではこれまでプロデュースしたライブで今でも円盤やYoutubeの映像で確認できるものについて、演出面やセットリスト、作り方を中心に振り返り、個人的な感想をまとめていきたいと思います。

 

 

・WESTV!

 

 

藤井さんがはじめて演出を担当したライブ。

藤井さん曰く「それまでのWESTのツアーのいいとこ取りというか、総集編」。

演出方法としては、藤井さんが具体的な考えがある中間さん小瀧さんのアイデアを中心として2案作り、そこから他のメンバーのやりたいことをリサーチ。それを元にまとめていく、という作業を一人で行うという作り方をしています。

(これについて、中間さんは「テレビのような作り方」「プロデューサーの流星がオレらディレクターの意見をまとめてくれている」との発言もあり)

「テレビ番組」をモチーフにして、いろいろとチャンネルを回していくように、5年間の集大成として「かっこいいWEST」「かわいいWEST」「おもしろいWEST」「ぶっ飛んでるWEST」「芸人のようなWEST」のすべてをかわるがわる出していくものとなっています。

かっこいいWESTのターンには心底惚れ惚れし、「ぶっ飛んでるWEST」のターンでは実際に千鳥のノブさんからも「だいぶクセ」と言われるほどの今までよりもさらに進化したWESTを見ることが出来ます。

さらに、着替え時間確保や休憩のために用意されている「Inter」には日替わりでさまざまなバラエティ番組のような映像、ニュース番組のリポートを模した映像、緊急速報をするニュースキャスター神山さんなどを用意しており、まさに「テレビのチャンネルを回している」感覚に。(ペンライトもリモコン型でしたね…!)

「藤井P」という呼び名はテレビ番組モチーフということ、そしてこのライブのOPよりはじまっています。

メイキングで「ひとりひとり(が引き)立つところを作る」とおっしゃっていたとおり、「絵が上手な桐山さんがMVを作るさまや、重岡さん濵田さん神山さんが楽器を演奏して楽しむさま、小瀧さんがアクロバットに挑戦するさま、そして中間さんがフル稼働でツッこんでいくさま(!?)が存分に楽しめます。

藤井さんご自身も、伸び伸びとボケまくったかと思えばかっこよく決めたり、お兄ちゃんになったり、ご自身の美しさだけには頼らない振り幅の広さを見せます。

藤井さんが主導でライブミーティングを行う姿、リハーサルで演出をスタッフに伝える姿、演出をライブツアー中にブラッシュアップしていく姿、さまざまな「藤井P」の姿をハッキリと見ることができるライブ円盤となっております。

 

・DREAM IsLAND 2020→2025 〜大好きなこの街から〜 ジャニーズWEST公演

 

 


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ジャニーズWESTが「自分たちの故郷である松竹座への凱旋」として生配信で挑んだこの公演。

「松竹座でパフォーマンスしていた頃のジャニーズWEST」と「今現在のジャニーズWEST」を順番に表現しつつ、「〜大好きなこの街から〜」のサブタイトルのとおり、関西にかかわりのあるグループのカバーなどを含めたセットリストとなっております。

前代未聞の「ファンからうちわを送ってもらい、客席に飾る企画」や歌声募集企画、カメラ越しでのハイタッチ、ファンサなどで、離れた場所にいるわたしたちに距離を感じさせないような演出をされていたのが印象的です。

また、個人的にとても感動したのは「サヨナラなんかじゃ終わらせないから」の鏡を使った演出。

配信だからこそできた幻想的な演出でありますが、藤井さんが「松竹座時代もありものでいろんな演出を考えていた」ところから発想を得た、と語っていたところにとてつもなく胸を掴まれました。

凱旋してきたこの公演で、ジュニア時代からやってきたことを応用するというエモさ。

「24から感謝届けます」ではジュニア時代の衣装を着てジュニア時代の曲を歌う、というパフォーマンスがありましたが、今回はジャニーズWESTになってからの衣装を着て、ジュニア時代の曲を歌っていて、「今」と「昔」の融合が感じられました。

藤井さんの本編後のトークや副音声にも注目。(この頃は藤井さんがパチカにハマっていた時期でしたね)

 

・W trouble

 


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惜しくも無観客での配信ライブとして開催となってしまった2020年のライブツアー。

「WESTV!」以来演出の勉強をしている藤井さんと、以前から演出をしている小瀧さんを軸として(コロナ禍前当初の)ライブは作られています。

まずステージの形を先に決め、そこからお二人のセットリスト案をブラッシュアップし、機構や舞台構成案とともにメンバーにプレゼンし、詰めていく作業をしたということがパンフにも書かれています。(「1から全員で叩き上げていくよりも効率がよかった」という旨を桐山さんが話されているため、もしかすると「rainboW」ツアーもそうだったのかもしれません。どこかの雑誌とかで書いてたら教えてください。)

「ストリート」というざっくりとしたテーマと、「W trouble」ショートムービーの「芸術が禁止された世界で暗躍する芸術集団 "W trouble"」という設定を活かして、そこに「今までのジャニーズWEST」を融合させた映像やセットリスト、パフォーマンスを作っているように感じます。

 

jjjj1923.hatenablog.com

 

上記の過去記事でも書いたのですが、名乗りとして「W trouble」を一発目に歌った後、夢に向かってずっと歩いていくという決意の歌である「Unlimited」を歌うことに、「ジャニーズWEST自身」の伝えたいメッセージとともに「キャラクターとしてのW trouble」の決意を感じることが出来ます。

また、ステージ退場もスプレー塗料を空中に振り、煙で姿を隠してそのまま消えていくという形だったのは大変印象に残っています。

また、配信に切り替えたからこその「14人のジャニーズWEST」が同時に現れるイリュージョン(!?)があったり、松竹座に引き続き募集したうちわでファンサをしてくれるコーナーもありましたね。

「これまでのジャニーズWEST」をしっかりと踏襲したパラパラコーナーも設けられたのはファンとしてとても嬉しいところです。

とりあえず円盤化はやくしてください!!!!!!!

 

・まとめ

個人的に、藤井P最初の演出ライブ「WESTV!」からどんどん新たな舞台機構やアイデア、魅せ方が増えていっているなと感じています。

それはひとえに、藤井さんが「WESTV!」で演出して以来、嵐の松本さんに弟子入りして嵐のコンサートを見学したり、ラスベガスでショーを見学したり、関ジャニ∞の大倉さんや村上さんにアドバイスを聞いたり、そういう泥臭く着実なインプットをしているからこそだと考察します。ほんとうにハングリー精神旺盛な人だな、と感じます。

また、藤井さんはその「新たな魅せ方」を大事にするとともに、「今まで続けてきたジャニーズWESTのライブ」をなくさずに保ち続けています。

初回盤AB、通常盤、すべての収録曲が違って1つのシングルが出るだけで8曲増え、それに加えてアルバム収録曲も多数あるこの現在の状況で、さまざまな取捨選択をしつつも「定番」や「何年か前の曲」も大事にしているこの藤井さんのライブプロデュースに、ジャニーズWESTを過去も現在もまるっと愛しているのだな〜と感じて、とてつもない信頼と愛しさを感じるのです。

 

 

 

どこまで多彩なの!?藤井流星さん

 

藤井流星さんの演じる役、幅広すぎません?

いや、これだけしか言えないんですけど。

この1年で藤井さんってスゴイな〜〜!と思う作品にいろいろ触れてきたので、この章では藤井さんのその多彩さが感じられる一部の作品をおすすめしたいと思います。

 

・映画賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット

 


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大人気シリーズ「賭ケグルイ」の映画第二作で「史上最凶のギャンブラー」視鬼神真玄(シキガミマクロ)として登場。

飄々とした振る舞いをしながら自己誇示欲が高く、それでいて姑息な手で主人公たちを追い詰めていく根っからの悪役を演じました。

監督やご自身も「(DCシリーズの)ジョーカーのような役」とおっしゃっていたとおり、つかみどころもなく、怪しく、ただひたすら怖い役を、普段穏やかで美しい藤井さんが演じるというギャップ、そしてキャラクター自身にも少しギャップがあって大変驚いた印象があります。

藤井さん抜きにしても「賭ケグルイ」はエンタメ作品としてお祭り騒ぎで楽しいので気になった方はぜひ。

 

GAGAリンク

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(いろんな特典がついた上で8/31までの注文で15%オフになりますので是非‼︎)

 

炎の転校生 REBORN

 


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島本和彦先生原作のギャグ漫画「炎の転校生」の続編として配信されたNetflixオリジナルドラマ。

ジャニーズWEST7人が主演しており、藤井さんはフジイ駆役で出演。

キザでおしゃれ(?)でロイヤルで自分が美しいことに誇りを持っているぶっ飛んだ転校生を演じています。

特殊な世界でさらに特殊というか、異色のキャラクターであり、完全にこのドラマの面白要員として吹っ切れた演技をしている藤井さんに「この人ここまでアホっぽくできるんだ!」と驚いた記憶があります。

めちゃくちゃなコメディドラマですが、ジャニーズWESTのポテンシャルを感じることができるものですのでぜひ。

 

 

・正しいロックバンドの作り方

 


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日本テレビ系シンドラ枠で2020年4月期に放送されたドラマ。同年夏に舞台も上演されました。(動画はこの舞台のダイジェスト)

「悲しみの向こう側」というバンドのリーダー、兼ギターボーカルである赤川静馬(あかがわしずま)役。ちなみに神山さんとのダブル主演で、兄弟役です。

バカでどうしようもなく向こう見ずでいじっぱりで、でも熱くて仲間想いでなぜかついていきたくなるような男を演じています。

普段テンションの浮き沈みが激しくない(といっても最近は重岡さんに乱されまくりな気がしますが)藤井さん。本当にメンバーカラーの青が似合う人だな、と感じていますが、このシズマは例えるならメンバーカラー「赤」の情熱溢れる男で、そんな正統派のアツい演技もできるのか!と驚きました。

 

 

 

・卒業バカメンタリー

 


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これもシンドラ枠。2018年1月期に放送されました。

大学「卒業」前に童貞を「卒業」するために奮闘した偏差値70超えエリート大学に通う大学生4人に密着した、ドキュメンタリー風ドラマ。ちなみにHuluで配信中です。

濵田さん演じる米澤真央(マオ)(理学部数学科に所属)と幼馴染で、文学部日本文学科に在籍する堀口学(ガク)を演じています。

ガクは童貞への危機感が強いわりに女性への免疫がほぼ全くと言っていいほどなく、すぐに鼻血を出してしまったり、人と目を合わせるのも少し苦手そうなそぶりを見せたり、普段は優しくて穏やかだと思いきや変なスイッチで急に怒ったり笑ったり、と少しとっつきにくいキャラクターです。多分生まれてこのかたイケイケ街道をまっすぐと歩んできたであろう藤井さんとは真逆のキャラクターです。

にもかかわらず、「人と目を合わせられないのでちょっと下の方を見る」素振りだとか、「人が大勢いるところは苦手なのに自分のコミュニティには少し大きく出てしまう」ところとか、本来かっこいい顔が情けなく見えてきてしまうほど「ああ〜こういう人いるのかも」と納得してしまうようなお芝居をされています。

 

 

 

ということで。

私がこの1年で見てきた中でも史上最凶の悪役、トンチキ貴族みたいなキャラ、熱血漢、陰キャ童貞高偏差値男性とバリエーション豊かです。

さらに私が見れていないものでも不倫弁護士、お調子者関西人パイロットなど、「なにそれ?」と言いたくなるようなものばかり。

藤井さんの「何にでもなれる」美貌と、「なんでも本気で挑戦する」ことを全く厭わないハングリーさが俳優 藤井流星さんの多様さを後押ししているのだろうな、と感じます。

もっともっと藤井さんのいろんな演技が見たいよ〜〜〜〜!!

 

 

 

藤井流星さんのギャップ 

 

私の藤井流星さんについての第一印象は、クールで賢くてかっこよくて色気があって、いわば戦隊モノでいうと「青」そのもののような人。

彫刻のような美貌から出る低くやさしい声を聴いて、ちょっと口数は少なそうだな、…とまあ、このような風に思っていた時期もありました。

 

藤井さんのことを少し知った人は藤井さんのことを一言で表すとしたら「天然」だと話します。

「天然」というワードに、私もとても共感します。

トマトジュースを定期購入したのはいいものの解約の仕方がわからず家をトマトジュースまみれにしたり、藤井さんが「電池がいらんねん!」と言って渡したプレゼントの説明書の最初に「電池を入れます」と書いていたり、水を飲んでいるのを忘れて喋り始め口から水を出したり。

わたしが聴いたことのあるほんの一部のエピソードでも「天然ボケだな」とわかります。

また、「証拠」3形態同時購入特典の「ほんとに好きな証拠写真」で枕を持って寝る状態の写真があったとき、「無人島に持っていくものはクッション、枕、自己啓発本」と話したときには「あ、このひと寝ることとマイペースに動くのが好きなのかな」と感じました。

また、Paravi版パパジャニではおっとりとしていて柔和で優しくて、なんやかんやメンバーにぶつくさ言いながらも子どものために黙々と作業してくれる、すこしもの静かなイメージが個人的についたと感じています。

 

※ちなみに「無人島に持っていくもの」はこちらの回です

Paravi(パラビ) - 人気番組が楽しめる動画配信サービス

 

「クール」とは程遠く、柔らかい人柄で天然で、一見しただけじゃ何考えてるんだろう?と思うようなマイペースさを持っている藤井さんには確実に世間一般のただただ男前な藤井さんとのギャップが生じていて、それがとても魅力的です。

 

しかし、わたしはこれだけが藤井さんのギャップではないと考えています。

 

個人的に、なにかへの「こだわり」を持つ人だな、と感じます。

パチカ、サウナ、トマトジュース、鬼滅の刃、けん玉、油そば、今はカレーなど、1年追いかけてきただけでもさまざまな単語が藤井さんの口から飛び出ます。

以前のラジオで「熱しやすく冷めやすい」というメンバーからの発言もあったそうですが、とことん続くものは続いているイメージ。

 

また、コミュニケーション能力が高く、ラジオなど自分のターンが来れば自分からいろいろなことを発信してくれます。

「24から感謝届けます」などでも小瀧さんから発言がありますが、入社当時の小瀧さんを遊びに誘うなど、歩み寄りの姿勢が常にあり、芸能界の知り合いもとても多いです。そんなところに繋がりある!?みたいな方と「友達だ」とおっしゃっていることがあり、驚かされることが多いです。

「こだわり」や「好きなもの」はしっかりと持っているイメージですが、まったく意固地ではなく、メンバーやスタッフとのコミュニケーションを大切にしていて、そのうえでよりよいものにブラッシュアップしているという柔軟さがあります。

興味のあるものについてさまざまなことを吸収しており、プレイヤーの気持ちも作る側の気持ちもわかり、そしてコミュニケーションがしやすいので「プロデューサー」としてとても優秀な方なんだなあと感じます。

 

そして、めちゃくちゃ熱くてハングリー精神が旺盛です。

ここまで「アイドル」という難しい職業を続けてこられているから当たり前なのかもしれませんが、「ジャニーズWEST4」発表時にはジャニーさんにいち早く自分の気持ちを伝えようと電話するという行動力があったり、WESTV!後には松本くんに演出を勉強させてください!と直談判、ラスベガスまで着いていくということまで。

最近はパフォーマンスにもすごくすごく熱が入っているなあと感じる場面が多いです。

熱量と行動力がしっかりとあって、社会人として「こういう仕事の仕方する人はかわいがられるんだろうな〜〜」と感じて仕方ないです。

 

ここまでに挙げた3点は、「天然で優しくてゆったりしててマイペース」な藤井さんともギャップを生じさせている、藤井さんの魅力だと思います。

かっこいいだけじゃなくてマイペースで天然で、でもそれだけじゃなくて熱くておしゃべりな藤井さん。もっともっと藤井さんの素敵なギャップを知っていきたい!と感じます。

 

 

 

最後に

 

ジャニーズWESTへの信頼と、泥臭く着実な努力と、ハングリーさ。

彫刻のような美しさだけでも充分なのに、噛めば噛むほど魅力的な一面が出てきて、さらに藤井さんから目が離せません。

 

これからも藤井さんのいろんな顔が見られるようなお仕事がきますように!

そして藤井さんがこれからも健やかに、好きなものに邁進していけますように!

 

 

 

このブログを読んでご感想やご意見、ご指摘等ございましたら、ぜひマシュマロやお題箱にメッセージをお願いいたします。Twitterで意気揚々とお返事いたします。

特にみなさまの藤井さんへの愛や、「お前ここは解釈違いやぞ!」というところ、教えてほしいです。まだまだファンになって1年なので、藤井さんについてもっともっといろんなことを知っていければいいな〜と思っています。素敵なエピソードとかあったら教えてほしい〜!

また、ご指摘や修正事項等は確認次第、当記事でも修正させていただきます。

 

 

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ではまたいつか〜!

 

「BUSY」と見る、小瀧望さんの歩む邪道な王道について - 25歳のお誕生日によせて

 

こんにちは。しろです。

 

\\小瀧望さん、25歳のお誕生日おめでとうございます!!!!!!!//

 

同い年の小瀧さんが25歳になられるとなると、「ああ自分もそろそろ25歳か……」と気が引き締まります。ついに20代も後半になるのか…恐ろしいですね……。

 

というわけで。(どういうわけで?)

今回は「rainboW」初回盤Bに収録されている小瀧さんのソロ曲「BUSY」のことや、小瀧さんの好きなところ、小瀧さんについて感じているところ、おすすめしたいところなどを話して、お誕生日によせて愛を発散させていきたいと思います。

 

 

少し長くはなりますが、ゆっくり読んでいただけると幸いです。

 

 

 

 

 

「BUSY」に感じること

 

 

「rainboW」初回盤B収録の小瀧さんのソロ曲、「BUSY」。

 

わたしが「この曲どんな曲?」って聞かれたとしたら、

スローテンポなダンスミュージックで、小瀧さんの気怠げな桃花眼から醸し出されている色気をそのまま曲にしました!と言わんばかりのお色気曲

と答えます。

 

ただただ「キミのことを抱きたい」「愛し合いたい」という大きな熱情で相手のことを誘い続ける風景が続く、超ド直球な「エロい」歌詞。

正直超個人的には「どんだけ誘っとんねん」ってぐらいなんですけど、いかんせん表で言いづらい言葉も含まれているのでなかなか皆さん翻訳されているものを見たことがないですよね。今回こういったブログを書くことになって私も翻訳してみましたが、私もアップする勇気はないです。

 

これだけ「色気を詰め込みました!」と言わんばかりの曲ですが、大人っぽい憂いを帯びた大層美しいお顔をお持ちの小瀧さんにはなぜか似合ってしまう不思議。(そうです私は小瀧さんのお顔が大好きです)

小瀧さんというジャニーズWESTの中では正統派美青年感が強いアイドルだからこそ恥ずかしげもなく、ジャニーズのアイドルらしく「カッコイイ」をできているのだと思います。

 

歌詞の中には比喩的英語もあれば、そのままスラングとして使われている英語もあり、これを「6年くらい温めていた」のが信じられないほど攻めている歌詞だと感じます。(歌詞の変更等は少しあったのかと思われますが)

6年前って小瀧さん18〜9歳では…。未成年の頃からこんな色気を出そうと思ってらっしゃったと思うと恐ろしいです。

小瀧さん自ら「韻を踏むことを提案させてもらった」と語った歌詞ですが、「like a dream」「Like a ice cream」(ライク リーム)、「like a freak」「Once more,plaese」((母音で)アイウ ウイーウ)など、1番2番ともにAメロに韻を踏んだ歌詞が置かれていることによってさらにこの「BUSY」という曲のノリに惹き込まれていくことができます。

 

歌い方も「今までにないくらい息を吐きながら歌って」と雑誌でおっしゃっているように、もともと甘くて生チョコレートのような柔らかな声に色気が乗っていて、少し語尾を下げたようなところでは独特な気怠さを感じられて、小さい頃から今まで、「歌」や「音楽」というものを積み上げてきた小瀧さんだからこそ出せるクールさであると思います。

 

正直な話、18歳に歌われちゃたまったもんじゃないレベルでエロいので、24歳の小瀧さんが歌ってくださってよかった。

 

私は、この曲の(歌詞は少々過激すぎるかもしれませんが)縦ノリのスローテンポなEDMっぽい曲調や小瀧さんの男性としての魅力をふんだんに詰め込んだ歌唱、そしてライブの演出にも、なんだか言語化しがたい小瀧さんの持つ「ジャニーズらしさ」や「王道アイドル性」を感じています。

それは、どちらかというと「王道のジャニーズらしさ」をあまり突き詰めていない「邪道を自らの王道にしようと邁進するジャニーズWEST」のなかで、真っ直ぐに自分なりの王道を突き進み続けて、ジャニーズWESTの歩む道を照らし続ける小瀧さんだからこそ作り上げることができた世界観なのではないか、と思うのです。

 

 

 

"最年少エース"として

 

 

私は、小瀧さんのことを勝手にジャニーズWESTのエース」だと思っています。

「エース」とは「第一人者。最高、最上の存在」デジタル大辞泉より)という意味でありますが、ジャニーズWESTのセンターで魂が重岡さんであれば、それぞれの道をひとつひとつ明るく照らしていくのが小瀧さん、だと感じます。

 

小瀧さんがさまざまな分野で真っ直ぐに立ち向かい、成功するたびに、彼の多彩な才能を感じざるを得なくなります。

俳優をやらせても、モデルをやらせても、タレントをやらせても、そして本業であるアイドルをやらせても、真摯に向き合い、手を抜くことができない真面目さがあるからこそ一定以上の「成果」を出してくださるという信頼感があります。

 

ということで。

ド新規の私が浴びてきた中で、「これは人におすすめしたい!」と考えた作品やパフォーマンスについて少しだけ紹介したいと思います。

これまで多くのドラマに出演されてこられたのは知っているのですが、そのほとんどが配信されていないことだけが心残りです。

そろそろ「決してマネしないでください。」のDVD、買うか…。(おすすめ等ありましたらマシュマロ等で教えてください)

 

 

 

プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜


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小瀧さん主演の少女コミック実写化映画。Netflixで配信中。

少し偉そうで口が悪いけど親友思いでなんだかんだ優しい館林弦(たてばやしげん)役。

「少女マンガの男の子」の典型のようなツンデレ系美男子で、いつもの小瀧さんの人柄の柔らかさがいい意味で全く消えているので新鮮。

少し明るめのロングヘアー、いつもと違う標準語、鋭い眼光。見たらカッコ良すぎて「弦ちゃ〜〜ん!」と叫びたくなるはずです。

これを踏まえて「WESTival」の「プリンシパルの君へ」を見るとまた違った良さが。

 

 

エレファント・マン


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2020年10月〜11月に世田谷パブリックシアターで上演された演劇。

1880年代イギリスに実在した、原因不明だが外見が変形してしまった青年ジョン・メリック役。

この作品で第28回読売演劇大賞 杉村春子を受賞されたように、一見「正統派の美青年」である小瀧さんが、この特別で挑戦的な役に、特殊メイクなしの身体一本で挑んだということに、まずとてつもない意味があったのだと感じています。小瀧さんが演じているはずなのに、小瀧さんじゃない人が板の上に立っているかのような感覚に陥るほどの、体当たりの演技です。

題材が少し重くはありますが、できれば上記のダイジェストだけでも全ての人に見てほしい作品。

 

・なにわ侍 ハローTOKYO!!

 

ジャニーズWEST名義では初めての円盤で、演劇作品。ご本人と同姓同名の役です。

17歳当時の小瀧さんの初々しさを感じられるとともに、真摯で真っ直ぐな目に惹かれてしまいます。

役柄としても、小瀧さんご自身を参考にされたのか、最年少らしく少し控えめで可愛らしく、でも真面目で思慮深くて、芯はしっかり通っているキャラで「カワイイ…」と見ながら呟いてしまうほど。

また、「望みを叶えるには、流れ星が必要なんや」という名台詞が飛び出す、小瀧担だけではなく藤井担、さらにはジャニーズWESTが好きな人全員に見てほしい作品です。(どんな二次元アイドルよりも運命感じちゃう…。)

 

・一発めぇぇぇぇぇぇぇ!!

 

 

ジャニーズWESTはじめてのアリーナライブ。

この円盤の本編ももちろん好きなのですが(自己紹介ラップやMCの小瀧さん、「Missing Piece」のカバーが特に大好きです)、メイキング映像を一番見てほしいんです。

この頃まだ高校生だった小瀧さんがテスト終わりに東京に駆け込む姿(よくがんばったね…!)や濵田さんにゴロゴロして甘える映像、神山さんに「のんちゃんはこういうダンスが好きやと思う」と言われている姿、素敵に可愛く最年少をしている小瀧さんを目一杯見ることができます。

いろいろとエモいのでみんな見てほしい。もしくは私と一緒に見返してほしい。

 

・WESTival

 

小瀧さんが「挑戦」をテーマに、中間さんと一緒に構成を担当したライブ。

今までの「お祭り感」は失わずに、セットリストは今までよりもスピード感を感じるものに。

個人的にこの頃の小瀧さんの目力が好きなのと、「プリンシパルの君へ」〜「SHE IS MY...」の小瀧さん無双感にやられてしまいます。

また、コント(ゲーム)コーナーの「執事WEST」でのツインタワー芸は必見。

メイキングがわりに付いている「未来ダイアリー」では破茶滅茶なボケを対処する小瀧さんと、(しげじゅんと)ちょっとだけ小瀧さんには甘くなるメンバーを見れます。

個人的に、重岡さんには厳しいメンバーを見ると「小瀧さん、最年少としてしっかり甘やかされているな」と感じて元気になります。(重岡さんごめんなさい)(重岡さんも甘やかしてあげてください)

 

・WESTV!

 

今のところ最新のアリーナツアー円盤。(早くW troubleの円盤出していただけませんかね…)

桐山さんとのユニット曲「月詠人」で台宙に挑戦する姿を本番だけでなく、メイキング映像でも見ることができます。こうやって挑戦できる小瀧さんはめっちゃかっこいい。

また、「星座コント」では獅子座を演じているのですが、本当に面白すぎて仕方ないです。私は最初に見た時笑いすぎてふくらはぎが攣ったのを覚えています。

個人的に、メイキング映像で「間違っちゃいない」を一人で歌っている小瀧さんを見ると、胸がギュッとなります。小瀧さーーーーん!

 

・「週刊うまくいく曜日」初回盤B

 

 

「Johnny's DREAM IsLAND 2020→2025 〜大好きなこの街から〜」の2020年8月1日公演の映像が収録されています。


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 ↑ダイジェストはこちら

 

ずっと彼らが立ってきた舞台、松竹座への凱旋公演。

ジュニア時代の7WESTの曲「君の罠だけ幻でも構わない」や、「for now and forever」「Summer Dreamer」などの懐かしい曲に加え、(当時の)最新シングル「証拠」収録曲も披露。

特に「間違っちゃいない。」の小瀧さんが嬉しそうで、胸が思わず熱くなっている表情をしていて、こちらまで胸に込み上げてくるものが。

さらに、小瀧さんのバースデーサプライズまであって、祝われてむず痒い小瀧さんを見ることができます。

ぜひこれを見た後に「RIDE ON TIME」第3シーズン エピソード3もご確認を。

https://www.netflix.com/jp/title/81259572?s=i&trkid=13747225&vlang=ja&clip=81469880

 

 

ここまで7作品紹介してきたのですが、そのほかのライブ円盤やライブパンフレット等も見ていると、小瀧さんは「常に歩みを進めることをやめない人」だな、と感じます。

アイドルとしてつねに挑戦し歩き続けることが自分の役割である、と言わんばかりに常に新しく自分にできることや、ファンを喜ばせられることを模索しているように見えて、それが小瀧さんのアイドルへの「真面目さ」というか、「いい意味での頑固さ」みたいなものが透けて見えて好きだなあ〜!と感じざるを得ないのです。

ギャグをするのも、バラエティで大きな声を張り上げるのも、アクロバティックな動きで魅了するのも、演技で実績を残すのも、熱い歌声で心を沸騰させるのも、全て小瀧さんが真摯に「アイドルとしてどんな新しいことができるのだろうか?」と考えた末のものであり、それがより一層彼の「ジャニーズアイドルらしさ」を引き出しているのだと思っています。

 

 

 

小瀧さんのさまざまな「バランス」

 

私自身は同い年ということもあり、何故か小瀧さんにいろいろな魅力が見えるたびに劇的に感動してしまいます。

そんな私が考える「小瀧さん感動ポイント」を少しだけ書いていって、みなさまと共感し合い、「小瀧さんってサイコー!」と言いたいなと思います。

解釈違いだったらあなたの解釈も教えてほしいです!知りたいのでマシュマロとかでこっそり教えてくれるととってもうれしいです。解釈違い大歓迎。

 

 

私が小瀧さんに感動するところ、その1。「2.5枚目」というキャッチフレーズ

 

もともとは当時のファンの方々がそう呼び始めたのがきっかけで自称し始めたものですが、このキャッチフレーズはものすごく優秀だと考えています。現に、(もともと2.5次元ミュージカルが好きだった)私がはじめて聞いた時には「なんだそのフレーズ!?」と引っ掛かりの一つになりましたし、他の「小瀧さんが気になっている」と感じている潜在的ファンの方にとっても小瀧さんのキャラクターを理解する手助けになっているものであると推測できます。

 

「二枚目」とは、「(江戸時代、劇場に掲げられた看板の二番目に名がしるされたところからいう) 曾我十郎・紙屋治兵衛のようにやさしいしぐさとことばをつかい、恋愛葛として演ずる美男役。また、演劇、映画などで美男役をする者。」「転じて、美男。やさおとこ。」(コトバンク)とのこと。要するに正統派にヒロインの相手役ができるイケメン。

一方「三枚目」は「(江戸時代、芝居小屋に掲げられた番付の三番目に名がしるされたところからいう) 演劇、映画などでこっけいな役をつとめる者。道外方(どうけがた)。道化。ちゃり。」「こっけいなことを言ったり、したりするか人。道化者。」要するにお茶の間を笑わせるコメディアンタイプ。

その「二枚目」と「三枚目」のイイとこどりが、「2.5枚目」。

 

小瀧さんは、一見すると憂いを帯びたような美しいお顔、184cmという高身長、鍛錬で得た程よい筋肉、甘い声、等を兼ね備えたまさに「少女漫画の王子様」(現に「プリンシパル」やってますし…)とも言わんばかりのビジュアルを持ちながら、持ち前の明るさと愛される力(後述)と、関西ならでは(?)の「オモロいこと言わな気が済まん」という精神で、トークになれば軽口やギャグを言って現場を笑いの渦に巻き込み、和ませる。

まさに「二枚目」と「三枚目」、どちらの役目も果たしているジャニーズWESTの特攻隊長であると惟ます。

 

私(だけでなく皆さんだと思うんですが)、バラエティ番組、特にVTRを見てリアクションをとる場面での小瀧さんがめちゃくちゃ好きなんですよ。

よく通る大声を張り上げて、突っ込んで、独特のワードセンスで制作側にも取り上げてもらいやすいコメントをして。

純粋に番組を面白くしてくれる貴重な戦略の一つ、なのにずっと王道アイドルのようにかっこよくて、その絶妙なバランスと大きなギャップが彼の魅力をより増しているのだろうな〜、と感慨に耽ります。

 


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 ↑これは直近の小瀧さんおもしろ動画です。逆にすごい。

 

 

小瀧さんに感動するところ、その2。「ドがつくほどの真面目さ」。

 

まずはこれを見てほしいです。できればこのアカウント自体を一回見てほしい。

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見ましたね。

小瀧さんのメッセージが米粒のような文字で書かれているところを。

医療従事者の方への生真面目なまでの感謝の言葉、「皆様に恩返しができるよう」と自分のできることを書くところ、方眼用紙かなにかに書かれているのか?と思うほどの揃った丁寧な文字たち。

彼のFCで見れる直筆メッセージやCD発売等の宣伝コメント、めっちゃ真面目なんですよね。

 

最近はメンバーからも小瀧さんと神山さんについては「真面目コンビ」と呼ばれることが多く(そのたびに小瀧さんは「破天荒や!」と返しておられますが)(神山さんはだいたいにこにこ笑ってます)、「ふざけたりギャグを言ったりするけど実は真面目」キャラがなんとなく板についてきたのかなあ、と思っています。

 

入所すぐに7WESTに加入し、右も左も分からない中で必死にもがいて着いていって、「アイドル」になった彼はもともと真面目だったからこそ、「アイドル」として成長できたのだと思いますし、真面目に自分を見つめている人だからこそ自分に一番いいと思う選択を考えて、「高校卒業までにデビューできなければいやめよう」と決心していたのだと想像できます。

 

デビュー後も、ライブ等では真摯に「自分にできることはなんなのか?」と考えた末の数々の挑戦が、私達ファンの心を揺さぶり続けています。

また、現在やっている番組でもテロップに採用してもらえるように考えて発言したりだとか、一発ギャグからの自虐芸で笑いを取ったりだとか、確実にバラエティ番組を面白くする活躍をされています。

 

plus.paravi.jp

↑「#テロップ打率NO.1パパ」と称されている「パパジャニWEST」番組Pのインタビューです

 

この「番組への貢献」の姿勢は自然体だけではない、小瀧さんの自己分析と研究と、バラエティ番組への、及び仕事全体への真摯な気持ちによるものだと思います。

 

ファンじゃない人から見たら(実際1年以上前の私がそうでした)、「努力」とか「真面目」とかが嫌いそうな「何でも軽々とできる美男子」っぽい小瀧さんが、これだけ泥臭く真面目にアイドルをやっている、その奥深さを感じて、「やっぱりこの人はすごいなあ」と感服してしまいます。

 

 

 

小瀧さんに感動するところ、その3。「愛し愛される力」。

 

小瀧さんは最年少です。

個人的に、「最年少として、最年少をしている」と感じます。

 

基本的には上記のように真摯さを常に滲ませる柔らかい雰囲気の美男子ですが、メンバーなどの気を許した相手には駄々をこねたり、ふざけつづけたり、甘えて抱きついたり、お尻を揉んだり(?)、ちょっかいをかけたり。

 

※赤ちゃん返りする小瀧さんを見れるパパジャニ回、置いておきます。

www.paravi.jp

 

※最近の甘えたがり小瀧さんも置いておきます。

 

いろいろなお話(誕生日や記念日のプレゼント話や誕生日会、免許取得エピソードなど最近だけでもいっぱいありますよね)を聞く限り、愛に溢れたご家庭で愛されて育った小瀧さんは、彼の努力を知っている周囲の人からも「愛される」ということが得意なのだと思います。

 

まっすぐに愛されてきた人だからこそ、まっすぐ受け入れられる人、まっすぐ向き合う人、まっすぐ立ち向かっていく人になったんだなあ、と個人的に感受しています。

そして、まっすぐに愛されてきた人だからこそ、「最年少としての振る舞い」をしてもメンバーに受け入れてもらえることをわかっていて、真面目に自分の役割をしっかりと全うしているのかもしれない、と思い巡らしています。まあそんなこと関係なしに甘えたがりなだけかもしれないですが、それはそれでメッチャ可愛くて愛おしいのでそれでいいです。

 

愛されるだけではなく、小瀧さん自身はだれかを愛することにもすごく長けています。愛すること、というよりか、愛を表現する、と言った方が適しているのかもしれません。

 

ドラマや出演番組、メンバー作曲曲について、雑誌やラジオ、ブログなどで感想を述べているところをよく見ますし、特に彼がリスペクトを感じた時の語彙や話している雰囲気はすごくすごく優しくて、甘くて、愛に溢れていて、その人のことを本当に考えて信頼しているからこそなのだな、と感じるようなものだと思います。

わたしが把握できている中でも、「WESTV!」メイキング内では「間違っちゃいない」を重岡さん濵田さん神山さんの演奏で歌うほどの愛を持ち、「ムーンライト」発表当時には小瀧さんのソロ歌唱を録音して重岡さんに送ったり、特に「好きだ!」と思ったものには熱烈に愛を表現するところがめちゃくちゃ彼自身の熱さを物語っている気がして、とても好きです。

小瀧さんが雑誌で語っていた「たとえメンバーが作った曲でも、よくないものだったら入っていないんです。でも、神ちゃんやシゲには圧倒的なセンスがあるし、僕らのほかのどの曲ともかぶらないし、本当にいい曲なんですよ。」という言葉が、わたしの中でとてつもなく生き続けていて、小瀧さんはそれほどメンバーの作ったものへの信頼と愛情が深いのだということを感じさせてくれます。

 

小瀧さんはバランスよくどちらかが偏ることなく「愛し」、「愛されている」からこそ、彼らしい120%のパフォーマンスを発揮することができるのだ、だからこそわたしたちも愛さざるを得ないのだと、なんとなくそう思います。

 

 

 

最後に

 

こうやっていろいろ書いてきていて、小瀧さんは「真摯さと天性の色気で万人から愛される正統派ジャニーズアイドル」 だけど 「真剣に面白さを求めてしまう」、まさに「邪道」と「王道」を両立しているアイドルだな、と感じました。

 

彼がひとつひとつのお仕事に愛を持って、真摯に取り組んでいるからこそ、「彼に任せてれば何とかなる」「彼なら結果を出せる」「彼なら成長してくれる」と関係者やスタッフ、メンバーに思われていて、そのお仕事をひとつずつ成功させていくことが、彼自身の、そして「ジャニーズWEST」の道を照らしていく糧となっていると信じています。

 

どうか、彼のアイドル人生そのものが「王道」となりますように!

 

 

 

 

このブログを読んでご感想やご意見、ご指摘等ございましたら、ぜひマシュマロやお題箱にメッセージをお願いいたします。Twitterで意気揚々とお返事いたします。

特にみなさまの小瀧さんへの愛や、「お前ここは解釈違いやぞ!」というところ、教えてほしいです。まだまだファンになって1年。小瀧さんについてもっともっといろんなことを知っていければいいな〜と思っています。

また、ご指摘や修正事項等は確認次第、当記事でも修正させていただきます。

 

 

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ではまたいつか〜!

 

『バニラかチョコ』を超個人的に解釈した

 

こんにちは。しろです。

 

「でっかい愛/喜努愛楽」発売おめでとうございます!

 

さて、今回は通常盤収録曲「バニラかチョコ」について。

 

 

 

 

重岡大毅さんが書かれたラブソング、ぜったいにヤバイと思っていたのですが、案の定なにげなくてなんだか誰もが「経験したことあるかも」と感じる甘い日常が描かれていて惨敗してしまいました。

 

超個人的に感じた「バニラかチョコ」のストーリーや素敵なところをつらつらと書いていきたいと思います。

 

 

 

長くなった短い話 とっくに冷えた頭とつま先
玄関悩んだスニーカーorスリッパ
どうせすぐ帰るつもりだったけど

 

このパートでは

『長くなった短い話』は「どうでもいい話で長々と口喧嘩してしまったこと」

『とっくに冷えた頭とつま先』は「家を出て行って冷えた頭と、スリッパを履いた爪先が外気で冷えていること」

『玄関悩んだスニーカーorスリッパ どうせすぐ帰るつもりだったけど』は「どうせすぐ帰るつもりだったけどスニーカーじゃなくてスリッパを履いてきたことに少し後悔しているさま」

を表しています。

 

「長い⇔短い」「頭⇔つま先」という正反対のもの、「スニーカーまたはスリッパ」という2つのものを対比させることでリズムと情景を自然と思い起こさせてくれます。

 

 

先に君あとから僕が良い“ごめんね”
引くに引けずにコンビニエンスストア ウロチョロ
うつろな顔の深夜バイトのお兄さん
厄介ごと一仕事 お互い済まそうか

 

「ごめんね」が言いづらくてコンビニをうろうろしている「僕」が少し心を決めるパート。

 

『厄介ごと一仕事 お互い済まそうか』お互いには「僕とバイトのお兄さん」「僕と君」のふたつの意味があるのかな、と考えます。

バイトのお兄さんはお仕事、僕と君は仲直り。

 

 

ほのかに口下手くらいが可愛いのに

 

一枚上手ですこしムカつく「君」のことをコンビニでふと思って、口喧嘩を思い出して、ちょっとした愚痴。

「可愛くないんだよな。でも、好きなんだよな」が不思議と聞こえてきます。

 

 

期間限定アイスクリーム
バニラかチョコのバリエーション
白か黒かで余り物はダーリンダーリン
曖昧な時は甘いチョイスをホラ
ビターで苦いのが僕は好き うんソレで良い

 

コンビニでウロウロした末に期間限定だったバニラとチョコのアイスクリームを買ってくる僕。

 

『白か黒かで余り物はダーリンダーリン』以降には、

・「バニラかチョコどちらを選ぶ?」の問いに「どっちでもいい」と答えられたら君にバニラ、僕はチョコを選ぼうという決心

・どちらが先に折れるかの攻防で、君からの「ごめんね」がなくて喧嘩ムードが続いたとしたら先に自分が「悪かった」と言ってあげよう、それでいいんだ、という僕の決心

のふたつがかかっています。

 

『ダーリンダーリン』『それで良い』のメロディが共通していて、そこに『うん』が入ることで引っ掛かりができるところでテンポ感と不思議な日常感が生まれます。

 

 

告白した夏の夜トリップ
Yes or Noのシチュエーション
今も昔も決まり文句でダーリンダーリン
大抵のことは甘いアイスをホラ

おかえりは無くてもグッバイ また頼むぜコンビニ

 

「好きだ」と告白した夏の夜に想いを馳せて、いまでもなんだかんだ「好きだ」という言葉で許されてきてるな、と感じながらコンビニを後にする僕。

 

『甘いアイス』はアイスで機嫌を取ることと、甘い言葉で機嫌を取ることのふたつを意味していると考えました。

 

前述の『バニラかチョコ』『YesorNo』は対比が効いているように感じますが、その実同じ意味なのだと感じています。

 

また、この曲全体としてサビ部分には

『バリエーション』『シチュエーション』『コミュニケーション』『イルミネーション』『シミュレーション』『バリエーション』『ノンフィクション』

『チョイス』『アイス』

という気持ちよすぎる韻が踏まれまくっていて、重岡さんのそのテンポ感が好きだなあ、と感じます。

 

 

一か八か作り話 とっさにひねった頭と口先
必要な嘘は有罪or無罪か

すまし顔 優しい顔 お願い見逃せないか

 

とっさについた嘘に「必要な嘘だったんだよ」と自分で言い訳をする僕。

彼女のすました顔、優しい笑顔、どちらが見られるかなんてわからなくて「見逃してもらえないかなあ」とすこしバツが悪いながらも歩く帰り道の寒空。

 

『頭とつま先』『頭と口先』に、『スニーカーorスリッパ』『有罪or無罪』に。1コーラス目と2コーラス目の歌詞に共通点があり、重岡さんの選ぶワードの、どこか普遍的なのにセンスが抜群なところを感じることができます。

 

 

ほっこり鈍感なくらいが可愛いのに

 

「鈍感なくらいが可愛いのに、鋭い君は僕の嘘も見抜いてしまうんだろうな」というちょっとした愚痴。

これにも「でも、好きなんだよな」が聞こえてくる。

 

 

出し過ぎ注意ハンドクリーム
シェアするべきコミュニケーション
ひび割れ防止で余り物はダーリンダーリン
あんまりな事はドライなチョイスさホラ
ベタつく空気が君は好き うん割と好き

 

ハンドクリームを出しすぎた君が「はい、分けてあげるね」「ひび割れ防止!」と言って僕の手を握るところを思い出す僕。

君はなんだかんだ僕と触れ合うことが好きだよな、まあそんな君が僕も割と好きなんだけど。なんて。

 

『ひび割れ』=「乾燥」と『ドライ』がかかっており、その乾燥と『ベタつく空気』の湿気が対比となっていて、うまいな〜〜!と言わざるを得ない。

 

また、ここもサビ全体として『アイスクリーム』と『ハンドクリーム』で韻を踏んでいます。

 

 

準備万端冬空とリップ
いつもの街もイルミネーション
OFFでもONでも素敵さ君はダーリンダーリン
大切なキスは甘いセリフとホラ
理想じゃ良い自分でも 寝巻きスリッパ現状にドン引き

 

リップをつけて準備万端な君と見るイルミネーションを想像している僕。

同棲してるからノーメイク姿なんて見てるけどどっちにしろ素敵で、でも雰囲気にのまれて思わずキスなんかしちゃうだろうな〜、なんて寝巻きスリッパ姿のコンビニ帰りに考えている自分にドン引きしています。

 

『告白した夏の夜トリップ』『準備万端冬空とリップ』は夏と冬の対比、そして「とりっぷ」という韻が踏まれていてメチャクチャ秀逸なセンテンスだと思います。すごい。

また、『甘いアイス』は『甘いセリフ』に、『コンビニ』は『ドン引き』にかかっています。

 

 

“しっかりついてこい”くらいがカッコいいのに

 

口が達者ですぐに嘘は見抜いてしまう君に勝てない僕が、ふと自分のことを考えて、「しっかりついてこい」くらい言える、主導権を握って引っ張っていける男だったらかっこよかったのにな。とひとりごちります。

 

 

時間制限アイスクリーム
ドア前一人シミュレーション
ただいまおかえり ぎこちなくてもダーリンダーリン
幸いなことは甘いアイスがほら
リハ通りいけばそれでいい うんコレでいい あ~

 

アイスクリームが溶けない程度にドア前でシミュレーション。

とりあえず「ただいま」と「君のためにアイスを買ってきたこと」だけ言えればとりあえずオッケー。そうだよね。と自分に言い聞かせています。

 

 

期間限定アイスクリーム
バニラかチョコのバリエーション
白か黒かで余り物はダーリンダーリン
曖昧な時は甘いチョイスをホラ
ビターで苦いのが僕は好き うんソレで良い

負担軽減アイスクリーム
酸いも甘いもノンフィクション
あの手この手で何がなんでもダーリンダーリン
「心配事の9割以上はホラ
おこらないって言ったでしょ?」
ハイハイ よく笑うぜのんきに

 

『負担軽減』のとおり、帰ってきた僕に君がさらっと謝ってきて面食らってしまって。

このまま悪いムードが続いたらどうしよう、と『あの手この手』(アイスだとか、謝る選択肢だとか)考えた僕に『「心配事の9割以上はホラ おこらないって言ったでしょ?」』なんてのんきに笑う君に呆れて、なんだかだいすきだなあ、と笑い合っています。

 

 

oh good day… oh bad day…
oh good day… oh bad day…
oh good day… oh bad day…
oh good day… good day…

 

君といるこの日々はいいことばかりじゃないけど、なんだかんだ君のことが大好きだしいい日々なのかも、なんて考えてる僕を思い浮かべることができるラスト。

 

 

 

この曲、ずっとずっと根底には「君に勝てない僕」と「君を愛している僕」が流れていて、とてつもなく甘いなあと感じます。

かわいくて、だれか愛している人を抱きしめたくて仕方なくなるとともに、もっともっといろんな要素が隠されているんだろうなと考えるといろんなオタクに「バニラかチョコ」解釈をしてほし〜〜〜〜!と乞い願ってしまうこんな歌を作ってくれた重岡さんに圧倒的感謝と愛を捧げて、このブログを終わろうと思います。

 

 

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ではまたいつか〜!